北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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どこまで深みにはまっていくかわからない、『森友学園』と安倍昭恵さんをきっかけとする『疑惑事件』。
これは、稲田防衛大臣(やその亡くなった父親=椿原康夫氏、2016年死去)をはっきりと、射程内に含めた『一大スキャンダル』である。

また稲田防衛大臣など、自衛隊の『特別防衛監察』を開始すると言っているが、本来、稲田大臣自身が、『監察対象』とされるべき人である。

同時に、この事件は、安倍首相の盟友=下村博文元文科相などとすすめた文部行政を、直撃せずにはおかないだろう。

もはや籠池という『変な人』に、『天真爛漫な』安倍昭恵さんが騙された?というような『ほのぼの?したお話』では到底、終わりそうにない。


いずれにしても、この『森友学園事件』、単に国有地を(大安売りで)払い下げしたということにとどまらない問題をはらんでいると思っていた。

ところが、『教育勅語を暗唱させる』ということが、なぜ、どのように問題なのか?ということが、考えてみると、わかりやすく(いろんな考えの人、あるいはいろんな世代の人にも)説得力があるように説明するのは、意外と難しいものだと感じていた。
(これは、私自身、『教育勅語』について、よくわかっていないせいだろう。)

もちろん、『仲間うち』でコミュニケーションをとるならその程度でも良いのだろうけど、しかしそんなことを繰り返していたら、いつまでたっても、安倍内閣が継続してしまう恐れがある。



そんな風に感じていたら、作家の高橋源一郎さん(以前、『朝日新聞』にユニークな『論壇時評』を書いていた人)が、『教育勅語』の現代語訳を発表された。
それも、ご自分のツイッターで(つい、最近)発表された。しかも、それをまとめ上げた人がいるようだ。

いつも、参考にしている、ある人のブログで、それを発見したので、そのまま『引用』して紹介する。
おそらく、高橋さんもご自分の『現代語訳』をそのように、広めてほしい、あるいは活用してほしいと思われているだろうから、こんなことをしても問題はないと思う。
(引用した文章=URLの後ろの部分=は、すべて、高橋源一郎さんの書かれたものである。)

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>"高橋源一郎さんの「教育勅語」現代語訳" :
https://twitter.com/i/moments/841961087700500482


<この前、「方丈記」を現代語に訳したのだが、実は、古典の現代語訳は、個人的に、しょっちゅうやっている。人知れずだが。というのも、普通に古典を読んだり、あるいは、いわゆる「現代語訳」を読んでいてもピンと来ないことが多いからだ。なんか、そういう意味じゃないんじゃないかなあ。そう思える。

たとえば、「朕惟フ」と言うと、ふつう「私は思う」と訳す。もちろん間違っていない。でも、なんか違う。「朕」を使えるのは、天皇ただひとり。同時代で、「朕惟フ」を読んだ人は、「私は思う」とは受けとらなかったんじゃないかな。正確だけれど「正しくない」訳、そんな気がする。

というようなことを、昨晩、ここ何年か連載している「論語」全訳の途中で、思ったわけです。そして、訳している間に、いま話題の「教育勅語」を読んで、やはり同じ感想を持った。意味がよくわからない。なので、一時間ほどかけて、訳してみました。「教育勅語」現代語全訳です。ツイート8回分ほどです


教育勅語①「はい、天皇です。よろしく。ぼくがふだん考えていることをいまから言うのでしっかり聞いてください。もともとこの国は、ぼくたち天皇家の祖先が作ったものなんです。知ってました? とにかく、ぼくたちの祖先は代々、みんな実に立派で素晴らしい徳の持ち主ばかりでしたね」


②「きみたち国民は、いま、そのパーフェクトに素晴らしいぼくたち天皇家の臣下であるわけです。そこのところを忘れてはいけませんよ。その上で言いますけど、きみたち国民は、長い間、臣下としては主君に忠誠を尽くし、子どもとしては親に孝行をしてきたわけです」

③「その点に関しては、一人の例外もなくね。その歴史こそ、この国の根本であり、素晴らしいところなんですよ。そういうわけですから、教育の原理もそこに置かなきゃなりません。きみたち天皇家の臣下である国民は、それを前提にした上で、父母を敬い、兄弟は仲良くし、夫婦は喧嘩しないこと」

④そして、友だちは信じ合い、何をするにも慎み深く、博愛精神を持ち、勉強し、仕事のやり方を習い、そのことによって智能をさらに上の段階に押し上げ、徳と才能をさらに立派なものにし、なにより、公共の利益と社会の為になることを第一に考えるような人間にならなくちゃなりません」

⑤「もちろんのことだけれど、ぼくが制定した憲法を大切にして、法律をやぶるようなことは絶対しちゃいけません。よろしいですか。さて、その上で、いったん何かが起こったら、いや、はっきりいうと、戦争が起こったりしたら、勇気を持ち、公のために奉仕してください」

⑥「というか、永遠に続くぼくたち天皇家を護るために戦争に行ってください。それが正義であり「人としての正しい道」なんです。そのことは、きみたちが、ただ単にぼくの忠実な臣下であることを証明するだけでなく、きみたちの祖先が同じように忠誠を誓っていたことを讃えることにもなるんです

⑦「いままで述べたことはどれも、ぼくたち天皇家の偉大な祖先が残してくれた素晴らしい教訓であり、その子孫であるぼくも臣下であるきみたち国民も、共に守っていかなければならないことであり、あらゆる時代を通じ、世界中どこに行っても通用する、絶対に間違いの無い「真理」なんです」

⑧「そういうわけで、ぼくも、きみたち天皇家の臣下である国民も、そのことを決して忘れず、みんな心を一つにして、そのことを実践していこうじゃありませんか。以上! 明治二十三年十月三十日 天皇」


とまあ、サクっと訳したので、若干間違いあるかもしれませんが、だいたい、いい線いってると思います。自分で読み返して思ったんですが、これ、マジ引くよね……>
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閉じる コメント(6)

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私も高橋源一郎訳の教育勅語をツイッターで読みました。おもしろい、うまい訳だと思いました。改めて、今の時代に教育勅語を復活するおかしさ、というものを感じますね。

2017/3/18(土) 午後 1:51 [ saihikarunogo ] 返信する

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> saihikarunogoさん
有難うございます。高橋さんも、おそらくそれを広く訴えたくて、ツイッターで発信されているのだと思います。
教育勅語が、今、(自衛隊の海外派兵に熱心な)防衛大臣や、(憲法改悪を推進することを自分の『使命』と考える)安倍首相ならびにその妻(とにかく総理夫人の地位を最大限利用すべきと考える人)らによって、推奨されていること、しかも今上天皇の『象徴天皇制』を壊させるべきではないとの意思にも逆らって、こういうことがまかり通っていることが、問題だと改めて感じます。
これは、まさに映画『この世界の片隅に』で描かれたことが現実化していくのを見るような気がします。

2017/3/18(土) 午後 8:48 [ 北京老学生 ] 返信する

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案ポンタん、単なるおばかでじっとおとなしくしてくれてれば、それはそれで、そんちょうもし、それなりの敬意をも払って丁寧に付き合いができると言うものですが、逆てをとって、オラオラッ,ドウデエー、オラオラとしゃしゃりでてきて大将するから、全体がおかしくなっちまうんです。

一犬吠えて百犬なんとやらでしょう。

もっとも此の犬、明治のにわか新貴族のなれの果てだったり戦争犯罪人wのどさくさ名門翳してオラオラァって吠えるから、困っちゃうんです。 削除

2017/3/18(土) 午後 10:22 [ ] 返信する

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> ぜさん
犬がたくさんいるので、ちょっとややこしくなってきてますが…。
ともかく、この問題をきっかけにして、日本の地上波テレビでも『日本会議』や『生長の家』の主張についても詳しく報道し始めているようです。どれは、一歩前進というところでしょうか。

2017/3/19(日) 午前 10:14 [ 北京老学生 ] 返信する

こんにちは。

日本会議の面々は
愛国とか天皇崇拝とか、そういう
【大層な】信念の持ち主の集まりではなく、 単なる左翼アレルギー患者の集まりのように思います。

2017/3/20(月) 午前 0:03 [ sak***** ] 返信する

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> sak*****さん
日本会議というのは、『付き合い』で入っている国会議員が多いのは事実でしょう。また、その中心メンバーについても思想的核心が何なのかは、怪しげなものです。
しかし、考えてみれば戦前だってそんな感じだったのではないでしょうか?そんな気がします。
ともかく、『日本会議』が日本の現状について、一種の『どぶさらい』的な役割を果たしているように思えます。

2017/3/20(月) 午後 2:51 [ 北京老学生 ] 返信する

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