相場は一部のエライ人のものではありませんよ!Money-Go-Round!
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金曜日の夜に米国の雇用に関するデータが発表されまして、失業率も雇用者数も予想よりも悪い数字だったということで、こりゃ株価も為替も荒れるかなあと思っていたのですが、終わってみればNYダウもNASDAQもわずかな上昇、ドル円相場もさほどの急落ではなかったようです。株価は順調に上がっていても最近はやや停滞気味、ドル円相場は急速に強くなっていたところに、週末の手仕舞いムードも手伝って、悪い経済データで一気に急降下!なんて思っていたのですが、予想以上にしっかりとした感じでした。日本は三連休があるから、その間どーなるか知らんけどね。 投資をやってて面白いなあと思うのは、相場というのは実に人間臭いものだなあということに気づくとき、だったりします。 以前これらの株式や為替などに興味を持つ前は、なんだか難しそうだなあ、経済や金融に詳しい人でないと参加しちゃいけないんじゃないの?あるいはお金持ちで特別のコネで秘密情報にアクセスできる人じゃないと参加できないんじゃないのかあ、と思っていたところがありまして、要するに一部の特別な人−経済に詳しい頭のいい人とか情報網を抱えている人の思うがままに相場は動くのであって、経済データを読み取る力や日々変動する値動きを敏感に予測できる人たちのものだと思っていたのですな、こういうことは。 でも実際にやってみると、そうでもないところがありまして。 相場というのは一部の特別な優秀な人のものじゃなくて、どちらかといえば愚かで欲に目がくらんだ(?)烏合の衆ともいえる人の群れによって作られるという感じがします。 ちっとも論理的じゃない、感情と気分にまみれた、いかにも人間臭い行動の集まりなんですねえ。 例えば冒頭のニュースのように、政治経済的に弱い・悪いニュースが発表されると、一旦はドカーンと売りに走る人が増えてものすごい勢いで下落するのですけど、どこかでこの下落を受けとめようとする人−買いに走る人というのが必ず現れるわけで、売りと買い、不安と期待が入り混じるなか「そこまで売ることはないじゃないか」的に盛り返す、しかし「いやいや一方的に跳ね返すほどの根拠もない」的にこれまた落ち込む……おそらく今の世界経済について復活成長期待を持ちながらも不安も隠しきれず、最終的にやや期待先行的に、株価も為替も若干プラスの方に終わったという感じでなないでしょうか。 これが半年前、あるいは1年前くらいだと同じデータが発表されても別の反応になったと思うのです。やっぱりダメだ!終わりだ!的に絶望的な気分になるか、あるいはこれ以上悪くなることはないから買い!みたいな感じで希望先行的になるか……そのときの雰囲気というか、そういう人間臭い、曖昧な気分的なものに意外と左右される気がしますね、相場って。 ここ近年の恐慌的な金融・経済状況−一方向に悪い方向に真っ逆さまに向かっていく流れなんていうのも、マーケット上で烏合の衆が狼狽して逃げまくった結果という部分もあるんじゃないでしょうか。 ある会社がメチャクチャ悪い数字の決算発表を行っても、こんな会社の株式なんて誰が買うんだろう?!と思うくらい買いが入って株価が上昇することもあるし、抜群にいい数字の決算発表があっても、なんでみんな買わないの?!と思うくらい株価が急降下することもあります。「これ以上悪くなることはない!」という希望の下で少しでもチャンスを見つけようとする人たち、「これ以上良くなることはない!」という諦めの下で本当にピンチが到来する前に逃げ出そうとする人たち、そしてそれぞれの流れに付和雷同的について行こうとする其の他大勢的な人たち……もちろんおカネと情報網と知識がある人もいるのでしょうが、それはあくまで一握りの存在、大概の人たちは一生懸命迷いながら、少し欲深に愚かに行動するだけのような気がします、私も含めて。 こういうことを始めて5年くらいになりますけど、相場の極意とか投資のノウハウみたいなものはさっぱりわかりませんし、痛い目にあってばかりですけど。わかったつもりでも、なかなか難しいものですなあ。
このニュースの直後、株価もグーンと上昇し、為替も円安方向に動きまして、新聞やテレビなんかでもかなり非難を浴びておりましたね、この人。 ただ、この程度のことというのは各国の首脳−政治家や中央銀行関係者はしょっちゅう言ってますけどね。「強いドルが望ましい」「ユーロは過大評価されている」「人民元について操作はしていない」……確かにこれらの発言があって相場が動くこともあるのですけど、そのうち皆慣れてくるというか、あまり反応しなくなることの方が多いような気がします。逆に発言のタイミングによっては、発言の趣旨と全く逆の方向にマーケットが動いたりすることも多々あるので、あまり過敏に反応するのもよくないんじゃないかとも思うのですけどね、ゴミ投資家としては。 投資家というのは、これらの発言に対して過敏になりつつも、どこかでその真意を探ろうとするものなので、こういう放言っぽいニュースとも意外と上手く付き合ってるんじゃないでしょうかね。 もちろん政治家・閣僚としての発言の重みというのはあるので、それなりの反省と責任を示して欲しいところではありますが、大臣の方も上手く相場と付き合って欲しいものですが。 むしろ問題なのは、発言の内容ではなくて、就任早々にこういうことを言ってしまった!というところにあるような気がしますけどね。 例えば仕事でも遊びでも恋愛でもいいのですけど、第一印象って大事じゃないですか。新しい仕事場に初めて来たら、まず当たり障りのない真面目な挨拶をして徐々に慣れていくことになるわけで、いきなり力んで熱い抱負を声高に述べたり、あるいは逆に変にリラックスした態度になってもおかしいわけで、その場にいる人たちがお互いに手探りでコミュニケーションをとって、それなりの関係を作っていくもんだでしょ。この人は雰囲気が暗いけど信用できるなとか、明るく活発だけど何を考えてるのかわからんなとか、いろんな感情や気分にまみれた、人間臭い空間で生きてると思うのですよ。 政治家の挨拶、とりわけ経済という世界中の人間を相手にする閣僚の場合も、それは同じなんじゃないでしょうか。 いきなりの先制パンチでガツーンといったれ!的に大胆な発言をしたのかもしれませんし、意図通りになってほくそ笑んでるのかもしれませんが、出だしからあんまり露骨にやるとロクなことにならないような気がします。もともとスタンドプレイが多い人だからなあ。何言ってもいいんですけど、信用を失って市場からの信頼を失って、結果、日本経済沈没?!なんてことになりませんように。 一旦口にしたら、それで信用ってできてしまうものですよ。反省しても遅いんだから。
[http://www.youtube.com/watch?v=N3c2G9RaSxs 'Money-Go-Round' by The Style Council, live on Switch, '83]
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菅財務相の就任直後の為替相場への介入示唆発言は今の所は結果オーライになっているようですが(これから反発があるのかもしれませんが)、それにしても円売りに走った投資家は過敏に反応していると見るのか、振り回されていると見るのか、その顛末もこれからの相場の行方でしか判断できないですね。
先の予測というのは経済学者でも言ってることが人によってバラバラだし、それこそ予知能力でも備えている人じゃないと的中させるのは難しいですかね(苦笑)。
景気を一応反映する株相場については、財政規律を守ろうと国債発行額を30兆以下にしてGNPをマイナス成長にした小泉元総理の時代もその後のアメリカのサブプライムバブルなどに牽引される形で一応戦後最長の好景気となりましたから、国内政策の要素も重要ですが、海外、特にアメリカなどの景気に左右される面もありますので何ともいえないでしょうか?
とは言っても、民主党の政策でGNPを押し上げる政策は殆どない(ように見受けられる)のは何とも気がかりです。
2010/1/12(火) 午前 1:32
ご訪問ありがとうございます。デイ・トリッパー様。
> 先の予測というのは経済学者でも言ってることが人によってバラバラだし、それこそ予知能力でも備えている人じゃないと的中させるのは難しいですかね(苦笑)。
結局は自分の判断次第、といいますか、自分で勉強して経済ニュースや身近な事件をよく見ながら生活していくしかないでしょう。投資というのは、そういうことへのきっかけだと思います。
2010/1/14(木) 午前 8:27 [ molirinho0930 ]