立派な高校中退
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2年ほど前、テレビで見た話。
高校生が社会見学で何万馬力もの船のエンジンの一部、
クランクシャフトを作る現場。
たぶん日本で二社しかないと聞いていた。 この現場は、特に優れたクランクシャフトを作るには秀でた匠の技が必要であった。 そこに、退職した70歳の老人がいた。 何十年も鍛え上げた強者揃いの現場でも、その70歳の匠の技がないと 世界一のクランクシャフトが出来ない。
世界最高級の製品を作るのでも超がつく仕事をしなくては時代の先を進むことは 出来ない。
その現場を見た高校生は、即、退学届を出し、70歳の弟子入りを目指した。
そこで、そのことを聞きつけたメディアが、中退した高校生に取材に行き、
70歳の匠に話を聞くことができたかと聞いた。 するとこの若者は、
「何をいっている。匠に聞けるわけがない。 聞いても、自分が恥をかくだけです。」とメディアを退けた。 私はこの若者の10年後に逢いたい思いです。
この若者が、70歳の匠にいつ頃近づけるのか、楽しみです。 この会社のクランクシャフトの部門は、こんな若者が居る限り、世界一の座は どこにも渡さないと思う。 山本木材の頃の活躍していた大型タンカー
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