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〈安岡美容室〉の前に、風鈴を持って佇んでいた身なりの良い三揃い男:桜井(ラサール石井)。奈津の現在の交際相手で、終業時間を待って、毎日一緒に帰宅。(一緒に住む家の窓辺に、帰って早速吊るすつもりの風鈴、だったのだろうな)
メンクイが災いしていた奈津が、はじめて「中身で選んだ」こと歴然な男:桜井。
玉枝も八重子も祝福してる中、ひとり愁眉を寄せていた太郎。
泰蔵を振り向かせようと、町一番の美人になるべく精進していた奈津。その願いは、時を経て太郎の目を惹きつけていた。太郎にとって「見知った中で一番きれいなひと」だったのだろう奈津。
この関係に思い出されるのは、一条ゆかりの『砂の城』〜。(ナタリーとフランシスと、息子フランシス) と掲示板に書いてたもんだった。
奈津と桜井の結婚が決まり、桜井は糸子の店を訪ねて、周防にモーニングを発注。それは“奈津の友人を見込んで、密かにウェディングドレスを依頼するため”だった。
奈津は“年も年だし、入籍だけで”と固辞した。それでも、着させてやりたいという新郎の真心。
“親が誂えてくれた白無垢を持ってる筈です”と糸子が指摘すると、“夜逃げの際にそれも置いてきた”と。
夜逃げのことも、そのあとのことも、何もかも承知していて、丸ごと奈津を受け入れ・守っていこうと思っている桜井の人柄☆。
糸子は依頼を引き受け、採寸のために奈津の制服を必要とし、玉枝の協力(みたらしだんご引っつけ作戦)のもと、採寸。八重子と相談してデザイン案を詰め、“スリムでデコルテの綺麗な奈津に映える自信作”が完成☆。
寿退職の日、奈津の髪をアップにセット、“洋服は普段着やのに、髪だけこんなんしてもろうたら‥”と苦笑する奈津に幾本もの白い花を刺して、入籍へと送り出した。
(この後、写真館だかに糸子メイドのサプライズドレスが待っていたのだろうな)
『ゼロの焦点』的な、戦後混乱期の女の悲哀 を一人で背負わされた役どころだった奈津。
「岸和田界隈にいる限り、過去からは逃れようがない」んで、「何とか幸せに‥」って視聴者の希望をかなえる意味でも、「ここで寿退職」だったのだろうな。
桜井さんのお仕事って何なんだろう?? それによっては今後、「糸子の娘らがサクセスしてゆく過程でお世話になることがある」のかも。
奈津の新品花嫁衣裳を糸子が着て、糸子の新品花嫁衣装を静子が着て、糸子メイドのドレスが奈津にプレゼントされて
↑ってことになってて、“奈津がウェディングドレスを着てた場面は、糸子たちの妄想の中だけ”だから、このドレス、後々思いがけないカタチで再会することになるのかも。
(アレか? 写真館のウィンドウに飾られて、それが雑誌に掲載されて評判になる、とか??)
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