テレビ日誌 徒然つづれ織り

カクテルが枯れてしまった跡地に、クレマチス:カルセドニーを植えようと思案してたら、一足違いで売れてしまってた〜。

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2/15 『歴史秘話ヒストリア ― 昭和ファッション革命 中原淳一』


「元祖カワイイ」「『カーネーション』の時代」ってな惹句が あざといな〜 と思いつつも、リアルタイム視聴してみたら面白くて。。

画家を志し、16で上京。当時の主流は、ピカソやルオー(の重厚画面)。趣味が合わず、竹久夢二の叙情画に傾倒。下宿先であった実兄を激怒させる。

アメリカから寄贈された「青い目の人形」がブームになっていた頃、幼少時から手先器用でミシンもマスターしていた淳一は人形制作に没頭、初の個展は注目され、『少女の友』に取り上げられ、表紙絵の仕事を射止める。

その人形がまあ、出来がイイのだった。髪のカール具合からドレスのディテールまで、緻密に丹念に創られていて、顔もいい。
大きな目、長いまつげ、瞳の中の星‥‥それらが、趣味良く品よく。(昔、民放番組で「可淡ドール」と遭遇した時に次いで、ひかれるものがあったわ―)


人気挿絵画家となり、友ちゃん会?とかゆーファンの集いで講演をし、参加女子の嘆かわしいファッションの実情を憂い、洋服の仕立て方、着回しやリメイクの提案のページを持ち、挿絵と本文を担当。洋装のお洒落の普及につとめた。

戦時中、その頁で「もんぺ」を特集することになり、“描くまでもない”との主張を本誌で展開、『少女の友』降板。

統制で、徐々に掲載イラストが減ってゆき、ついに載らなくなり・別人のイラストに変わる中、当時の読者であった少女たちは、“淳一の挿絵が載っているバックナンバー”を大切にした。
(そうした一人が、作家の田辺聖子さんで‥‥ そのくだりは『芋たこなんきん』にしっかり織り込まれていたっけ。実家の写真館は空襲で全焼、少女町子(田辺さん)は戦後、大事にしていた本を売った。結構いい値がついたが、悲しくて忘れられない、と)


赤紙を受けて、横浜へ。「敵機のイラスト」を描く仕事を担当、南方に配転される直前で終戦。

戦後、ファッション雑誌『それいゆ』を自費で創刊。焼け野原の東京に、赤字覚悟で、いち早くファッションを発信。

戦前、『少女の友』に描かれた少女たちは、“憂いをたたえた物憂げな瞳で、か弱げな風情”だったのに対し、戦後、『それいゆ』を飾った少女たちは、“意志の強そうな瞳の、きりり・かつ生き生きした表情”。この頃の絵が最も輝いていると思うし、「完成形」と映る。

中原が挿絵を描いた小説が映画化されることになり、オーディションの審査員をつとめることに。そこにいたのが浅丘ルリ子で‥‥中原の絵から抜け出たような瞳で、主役の座を射止めた。
中原は手ずから彼女の髪を切り、アイメイクを施した。(マルチな器用さ発揮‥)


デザイナー&ファッション評論家として、講演で多忙な日々を送り‥‥睡眠時間3時間という過酷スケジュールの末に、45にして心筋梗塞に倒れる。。
(若い頃の糸子の過労っぷりも壮絶だったけど、「若かった」んで大丈夫だったのだな―。元々丈夫なタチでもあったのだろうし‥)

以後、千葉の海辺に隠棲、70まで療養生活を送る。
晩年、立ち戻ったのは人形制作。「やっぱりね」と感じられもしたけど、製作している人形の質は大きく変わった。対象は「男」となり、人生の悲哀をこめた「情景」を描き出すスタイルに変貌。

たどり着いた最終形態。それはそれでいいものだったんだけど‥‥ 見ててひかれたのは、出発点となった少女人形の方。

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12/4 『ザ!鉄腕!DASH!』〜新男米二米目収穫☆。(2)


干しあがり‥‥はさの脇にコンバインを持ってきて、脱穀。脱穀ラインだけ稼働させ、手で束をかませると、もみの取れたわら束が排出されるのであった。
(稲作機械化の時代でも「手刈り部分」は多少あるので、現地では当たり前の光景なんだけど、全国放送だから、懇切丁寧に説明入れてた)

籾すり機(ローラーの摩擦で籾殻を剥がし、籾がらは風で飛ばす)にかけて、玄米の状態にする。
通常、この後ラインで「米選機」にかけて(=未熟米をふるい落として)、計量して厚手クラフトの米袋に詰めて出荷状態の完成☆ なんだけど‥‥〈男米〉はそれをせず、即座に精米。。
「出荷用じゃないからな―。あと、収量も限られてるから、一粒たりとも無駄にはしないで正解なんだな」と見ていた。


ら、〈男米〉の粒がおおきく・艶やかで、去年と比べびっくりするほど上出来だったがために、「これ、一等米になんじゃないか?」と、お墨付きをもらうべく? JAしおざわに持ち込んで、等級検査。

検査結果見る前から、等級の予想はついていて‥‥「米選機にかけなかったことを悔やむ結果になるぜい!」と。。

適量:14.5%〜15.5%の水分量、〈男米〉はジャスト15パーセント☆。(はさ掛け米の威力を見せつけた)
問題なのは「整粒具合」で‥‥ 1000粒(約20g)の玄米中、整っている粒(整粒)の割合を目視で判定。1等米になるには、「整粒歩合70パーセント以上/着色粒混入率0.1パーセント以下」。
〈新男米二米目〉の判定結果は「整粒68パーセント」で、惜しくも2等米に。

↑番組中、背後で「米選機かけてりゃ‥‥」と苦く呟いてたのがしっかり聞こえた。。
(そうだよ〜、米どころ南魚沼の なかでも日本一との折り紙つきの塩沢で1等米判定もらおうってんなら、ベストを尽くさないとね)

でも、等級関係なしにこの米は抜群に美味い筈☆。「棚田栽培、かなり無農薬?、はさかけ米」だもん、最高でしょう、うん。
福島県福島にあるダッシュ村のみなさんが、新米到着を大歓迎してたほほえみが ◎だった。

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12/4 『ザ!鉄腕!DASH!』〜新男米二米目収穫☆。(1)


村では いもち病被害に悩まされ‥‥今年は日本一の米どころ:新潟県南魚沼市の棚田で栽培してみました〜、な〈新男米〉。風通しよく日当たり良好な立地条件の棚田では、無農薬栽培でも病気になりにくいのであった。

↑という「田植えの回」もたまたま見かけてて、「この風景は栃窪(塩沢の山べり。山の向こうは十日町)あたりの田であろうかの―?」と思ってたものだった。

今回見かけたのも偶然。
7月終わり、県内を襲った“観測史上1位を記録した集中豪雨”で田んぼの畦が崩れる被害が多発したことを、手短かに説明。(塩沢の山べりの部落は土砂崩れ被害おびただしく、上越線の線路改修工事継続中〜)
畦シートで応急処置。崩落部分の際の株が力強く分けつし、その根張りで更なる崩落を食い止めていたあたり、稲ってすごいね☆。


黄金色に実り、穂にはびっしりともみがつき、見るからに重たい。
晴天に手刈りをし、束にして“はさがけ”。パイプを組み立てる式の簡易はさで、魚沼の現在の主流は「4段ばさ」であり、それに習う。
(ダッシュ村は1段ばさだったらしいけども‥‥4段ばさですとね、“干してる途中で降雨があっても、再下段まではぬれない”んです。パイプ式が普及する前、“はさ木”にかけてた時は「高ばさ」と呼ばれ、5段6段かそれ以上あったと思った)


  (※エ□記事扱いで、2分割〜)

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10/14 『世界体操東京2011 男子個人総合決勝』 〜内村、前人未到の三連覇☆。


前日の、女子個人総合もかなり盛り上がった今大会。方やパワフル・方や繊細とタイプが真逆な2強が、最後の最後にコンマいくつの僅差で金銀を分けた。
そこへ美貌とスタイルでは抜きん出ていた田中理恵が存在感を示していて、「すごいよな―、こういう採点もの競技で、美でも勝てる時代に‥‥」と。
(門外漢の素人が、ぼぼっとTV観戦だから、そんな軽薄な感想に‥‥)


本日の男子個人総合は、日本が大本命な戦いで、2連覇を遂げている絶対王者:内村航平の【前人未到の3連覇】がかかっていた。

この人をTVで初めて見たのは、2008年北京五輪の個人総合。
(その時に書いた、おバカ記事が、これ‥‥
 http://blogs.yahoo.co.jp/morimula/MYBLOG/yblog.html?fid=0&m=lc&sk=0&sv=%C6%E2%C2%BC

北京は「運命の分かれ目は跳馬」って様相の大会で(←個人的感想)、「一瞬で決まっちゃうこの種目って、オソロシイ」と痛感したものだった。
その時優勝したのは、各種目ソツなくこなし、小憎らしいまでの安定感を見せつけ・貯金で逃げ切った中国の楊威。
「こういう勝ち方ってプレッシャーに弱い日本人選手にはなかなか‥」と悔しく映ったものだ。その当時は。

過去、世界大会個人総合で2連覇を果たした選手は、内村のほか2人いて、その1人が、2006・2007連覇の楊威。


内村は、1種目目のゆかでほぼノーミスの演技を見せ、15・566のハイスコアをマーク。あん馬で首位に立ち‥‥
夏の足首負傷でほとんど練習できなかったとゆー、跳馬でも、技をシャープに決めて着地も○。
吊り輪を経て、“精神的・体力的に最もきつい”という5種目目の平行棒。見る方が固唾のんでるなか、余裕で決める。
最終種目:鉄棒を待たずして、アナは「あとはもう銀・銅を争う勝負となりました」と断言。会場内も、誰もが「内村三連覇は確定」と思ってる風、ひしひし。

そんなものすご〜〜い期待感で迎えた、グループ最終の演技。飄々と、平常心でノーミス、降りは「伸身新月面」で着地も決め、ガッツポーズ。
93・631点☆。
世界大会での自己ベストを更新し、3連覇達成☆。


過去、色んな大会で「大本命と目された日本人選手」が、平素ならありえないミスで涙に暮れるのを目にしてきたもんで、ついつい・いらん危惧を抱いて勝手にハラハラしてた訳だけど、
終わってみれば、3連覇で金とエレガンス賞のダブル受賞。
銀は、ドイツのイメケン:フィリップ・ボイ。銅は内村と同窓の山室光史。

↑技ではなくメンタル面で弱かった日本人がここまで強くなったことに、感無量☆。


フィギュアスケートやスキー競技も、こうなってくれたらなぁ――。

(しかし・・体操はあれこれ6種目もあって、全部こなせるオールラウンダーになるだけで大変!!だけどもさ、それは分かるんだけどもさ、
 ノルディック複合って、素人目には「無理無理な競技」だと思うな―。クロスカントリースキーと、ジャンプがセットって、会場からして別世界だし、共通する技とかノウハウって1個もない気がするもん)

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9/25 NHKスペシャル『クニ子おばばと不思議の森』


今なお秘境と言われる宮崎県椎葉村――
最深部の山奥に、「おばば」椎葉クニ子さん(87)は暮らす。毎年夏、山に火を放ち、焼き畑を営む。

南米や東南アジアに見る大規模なそれとは違う、日本古来の焼畑農法。毎年、焼く場所を変えながら少しずつ耕作し、4年収穫したら放置して森に返し、30年周期で山全体を一巡する。
縄文以来続けられてきた焼き畑の営みに込められた、日本人の知恵。
30年というそのサイクルは重要で、30年を過ぎて年老いた樹木は再生能力が弱まる。そこに至る前に切られた木は「若返らせる」ことができる。切り株から新たな芽を出し、木は再び生き直す。

8月――木々が最も水分を多く含む時期に、焼き畑は行われる。類焼を防ぐ古来からの知恵。“昔からのやり方を守らないと、焼き畑はできない”とおばば。
青山鳩(だっけ?)の高らかな声が響くと、雨が近い知らせ。それを合図に、焼き畑の実施。
早朝、椎葉村の衆が集まり(焼き畑の際は、一致協力するのが昔からのしきたり)山の神に祈りを捧げて、丘の頂から火を放ち、徐々に下方へ。これも山火事を防ぐ知恵。
煙が中心に集まり・1筋の巨大な柱となって天にのぼる。焼き畑がうまくいったしるし。


余熱も取れぬ斜面に、すぐさま蒔いてゆくのは、蕎麦。こんなことが出来るのは、実が硬く・三角な蕎麦だけ。
三角の端が、一か所でも地についていれば、蕎麦は発芽する。
 “蕎麦の実の端は隠さず、身の恥隠せ”と言うんだそうな。
 “1回転すると蕎麦の実は目を覚ます”と、ほうき代わりにした木の枝で灰を掃いて、種まき完了。
終えるとすぐ、青山鳩の予告どおり、雨が降り始めた。

特殊映像が鮮明に伝える蕎麦の発芽〜伸長〜開花〜結実。
(この映像が、驚異のキレイさ☆☆&克明さ☆☆だった。
 「蕎麦は強いよ」って『おひさま』樋口可南子の台詞よりも、こうして本物を見せられると、映像が語る)

8月に播種し、10月には収穫できる有り難い作物は、蕎麦だけだ。
椎葉ではその蕎麦を麺にはせず、すいとんの要領で味噌汁で茹でて食する。(昔、食料不足の時には、この蕎麦粉に森の養分豊富な土を練り込んで食しもしたそうな)

クニ子おばばの主食は、「米にひえを混ぜたもの」で・・ひえも耕作。おばばの家には、凶作の時に備えて「50年前のひえの穂」がそのまま保存されている。(蒔けば今でもちゃんと発芽する)


おばばの旦那さんは5年前(だったかな?)に他界。
 “山鳩みたいな夫婦だった。焼き畑をやっていたお陰で、昼も夜も一緒に居られた。だから、焼き畑をやってて幸せだった”とおばば。
 “塩と焼き畑さえあれば世渡りはしてゆける”とも。

自然の摂理と古くからの知恵を学び取り、伝統を実直に守る人がいて、維持されてゆく循環。

その循環を支えている重要なものが、きのこ。焼かれた葉や枝の、朽ちた部分につき、そこから分解してゆくのが、きのこの菌糸。
ちいさなちいさなものが、大きなサイクルを下支えし・回してくれているんだ。

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