鹿の角きり
|
奈良の秋の伝統行事、鹿の角きりに行きました。 鹿の角きりの歴史は古く、今から300年以上も前の寛文11年(1671年)に奈良奉行立会いのもとで始められたと伝えられています。 当時は町の所々で行われていたそうで、現在の角きり場が設けられたのは昭和になってからのことです。 さてその角きりですが、昨日が最終日とあって開場前から大勢の人が詰め掛けていました。 角きりは1回につき3頭の鹿を放ち、鉢巻に半被姿の勢子(せこ)が「十字」や「だんび」と呼ばれる道具を使い、鹿の角に縄を引っ掛けて捕獲し、神官がまず水差しで水を飲ませ、鹿を落ち着かせてからのこぎりで鹿の角を切っていきます。 角きりの見所は、やはり勢子が鹿を縄で捕らえるところでしょう。 鹿は必死で逃げまどい興奮しているので、とても危険です。 それだけに実際に現場で見ると、凄い迫力を感じます。 写真は絶えず場内狭しと逃げまくる鹿を追って撮ったため、多少ブレてしまい、それはどうかご勘弁いただきたいと思います。 鹿にとっては少し可愛そうな気もするのですが、鹿の角きりは、人と鹿が共に暮らして行くための苦肉の策だったのでしょう。 (2009年10月12日撮影) ※横に撮った写真はクリックすると拡大して表示されます。 まず、赤い旗を持った勢子が鹿を追い立てます。 さらに十字を持つ勢子のところへ追い立てます。 鹿も必死で、思わぬところへ逃げたりもします。 十字を持って待ち構える勢子 勢子が十字を放った瞬間です。 縄が掛かった鹿は縄を振り解こうとして暴れます。 勢子は縄の掛かった鹿を柱に手繰り寄せます。 神官は鹿を落ち着かせた後、慎重に角を切っていきます。 この際使われるのこぎりは、角きり専用に作られたものだそうです。 最後に神官は切った角を掲げます。 角を切られた鹿を放す瞬間 この時、鹿は興奮しているので非常に危険です。 勢子達は慎重に鹿を放します。 |

勇壮な行事ですね。初めて見ました。
三頭を放して捕獲するということですが、鹿は縦横無尽に動きますから、危険でしょう。
家紋が『下り藤』ですが、これは何を意味しているのでしょうか。
撮影がたいへんだったでしょうね。【傑作ポチ】
2009/10/13(火) 午後 11:11
写真なのに、まるで動画を見てるかの迫力満点です。
一枚、一枚がやっぱり生きている写真だからなんでしょう!!!
ホントに凄い!(@_@)
鹿の角きりをこんな風にしてやるなんて初めて知りました。
なんかスペインの闘牛・・・が、日本版…???なんて考えてしまいました。
傑作ポチ☆彡です。
2009/10/13(火) 午後 11:39 [ Leaf ]
やまとさん、ポチありがとうございます。
鹿は凄い勢いで逃げ、時にはジャンプもします。
綱が掛かった鹿はそれを振り解こうとして暴れるので、それを取り押さえる勢子達は大変危険です。
そこにこの角きりの迫力を感じます。
家紋のことは勉強不足でよく分からない事、ご勘弁ください。
2009/10/13(火) 午後 11:54
Leafさん、ポチありがとうございます。
それと迫力を感じて下さった事、とても嬉しいです(^^♪
ホント、僕もスペインの闘牛を思い浮かべました。
鹿もやはり赤い色に興奮するのでしょうか
こうして鹿苑で大々的に角きりをされるのは一部の鹿で、大半は早朝か夜にひっそりと角を切られるそうです。
2009/10/14(水) 午前 0:03
おはようございます
凄い迫力ですね
鹿と勢子さんのいい雰囲気が
伝わってきます
ポチ
2009/10/14(水) 午前 8:37
角きり、行きたいと思っていたのですが、今年は残念です。
どの写真も、勢子とシカの息詰まるような、でも、のどかさの残る行事ですね。ポチ。javascript:check_comment('29780688')
2009/10/14(水) 午後 8:13 [ 花盗人 ]
すごいですよね〜。
迫力満点!
実際に見てみたかったです。あのたくさんの鹿さんたち、みんなこんなにされるのかな〜〜〜???
2009/10/14(水) 午後 8:54
asakoさん、ポチありがとうございます。
これは本当に迫力のある行事です。
必死で逃げる鹿を一発で捕らえようと勢子達も気合が入っています。
2009/10/14(水) 午後 10:30
Decipherさん、ポチありがとうございます。
毎年3日間行われますので、次回はその何れかの日に行けるといいですね。
昔は町内で角きりが行われたので、町民は家の格子の窓からその様子を見たそうです。
2009/10/14(水) 午後 10:34
迫力のある写真がいっぱいですね!!ポチ☆
奈良に住んでいながら、間近で角きりを見たことがないのです。
一度、近くで見てみたいものです(^▽^)
でも、確かに、ちょっと鹿が可哀相に感じますよね。。。(^^;)
人と鹿が共に暮らしていくための苦肉の策。。。なるほど〜(*^_^*)
2009/10/14(水) 午後 10:38
yuuさん、コメントありがとうございます。
現場ではベテランの勢子が若い勢子に
「もっと追い込まんかい!」なんて声も聞こえて迫力満点です。
稀に冬時に角の伸びた鹿を見ることがありますが
殆どの雄鹿は角を切られてしまいます。
観光客がケガをすると大変なので、仕方ないのでしょうね。
2009/10/14(水) 午後 10:41
kurumikanさん、ポチありがとうございます。
近くで見ると音も聞こえてくるので、それはもう凄い迫力です。
昔から鹿は神様の使いとされる奈良では、切った角を神前に供えることで、神様に決して鹿を虐待しているのではありませんということを示したのでしょう。
2009/10/14(水) 午後 10:55
鹿の角きりがこんなに危険なものだとは知りませんでした。また一勉強しました。どうもありがとう。
2009/10/14(水) 午後 11:21 [ nan*err**111*005 ]
nan*err**111*005さん、コメントありがとうございます。
猛牛や熊などと比べると鹿は体が小さいのですが、その角は硬く鋭く尖り、枝分かれしています。
気を抜くと大怪我をしてしまいます。
2009/10/14(水) 午後 11:38
近くに住んでいるのに、鹿の角きりは、昔一度行ったきりです。
写真を最初から見ていると、光景がよみがえってきました。
迫力のある写真の連続ですね!ポチ☆
2009/10/15(木) 午前 0:22
いつもは穏やかな表情の鹿さんだけど
やはり自分の身に危険?が迫ると荒れ狂うのですね!
その情景を見事に写真と文章で伝えていただき現場で見ているような気持ちになりました。
最後の写真〜鹿さんの「やれやれ終わったか・・・」って言ってるような表情が印象的です。
傑作ポチ♪
2009/10/15(木) 午後 2:14
masakiさん、ポチありがとうございます。
こういう形で鹿の角を切る行事は、多分奈良だけだと思うのですが、それだけに全国でも珍しい行事を見ることが出来て良かったです。
2009/10/15(木) 午後 10:40
soraさん、ポチありがとうございます。
今年も角きりに行ってきました。
決定的瞬間を捉えるのは難しいものですね
だからこそ角きりの様子を撮るのが面白いのですが
角を切られた鹿は何が起こったのか分からない感じでした。
急に頭が軽くなったのでびっくりしたでしょうね。
2009/10/15(木) 午後 10:53
すばらしい所を撮れましたね、カメラ位置は桟敷席からでしょうか??格闘してる人も命がけですね・・・ポチ☆
2009/10/18(日) 午前 6:33
たかちゃんさん、ポチありがとうございます。
桟敷席と言うか、段になったコンクリートに座って見物する形になりますが、僕は最前列でしゃがんで撮りました。
2009/10/18(日) 午後 9:04