ローマ
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村上春樹さん、「遠い太鼓」の中でローマの話が断片的に綴られているが、大体ラテン民族の大雑把な話が多い。今日は自分の体験した苦々しいローマと愛すべきローマを書いてみる。初めてのローマは1976年、空港からリムジンでテルミニ駅に着いた途端にタクシー運転手が客引き、あっという間にスーツケースを持って道路を横断して自分の車に収めた、ホテルの名前を告げると恐ろしい勢いで走り始め、時々スピードを落とし、ここがコロッセオだの何とか宮殿だのと観光案内までしながら、ホテルに着く。 |
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