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ジブリの高坂さんの肉体感覚で思い出したのが、
小説家(そしてランナー、そしてそしてトライアスリート)村上春樹さんの近刊
『走ることについて語るときに僕の語ること』
ここ半年くらいは目の回るような忙しさ(僕にとっては)の上に、職住近接化&通勤バイク化を図ったせいで、まとまって趣味の読書に興じる時間が激減していたのだが、IMハワイや伊是名など、飛行機での移動時間が長い出張が続いたこともあり、楽しみにしていた村上本をまとめ読み。
その中の一冊がコレだった。
小説家としての生活をスタートさせたのと前後して、長距離ランナー(市民ランナー)としてのライフスタイルもスタートさせた村上さんの個人史・自分史(メモワール)的エッセイなのだが、
その中でも、村上さんが走ること(バイクライドも含め)や泳ぐことを通じて得られるフィジカルな何かを継続的な創作の原動力(のひとつ)としていることが綴られている。
日本では、なぜか「作家とは不健康なもの」「常軌を逸した退廃的な生活の中からこそ芸術は生まれる」といったお約束(固定観念)がまかり通っているが、ホントにそうなの? 少なくとも僕は違う。
という村上さんの自説、というか「自分の在り様」が、軽妙洒脱なハルキ節(?)で語られ、何とトライアスロンの愉しさまでも語られている、この本。現在、日本で唯一のハルキスト・トライアスロン誌ヘンシューチョーを自負する僕としては、もうたまらなく面白い、珠玉の一冊だった。
トライアスリートの皆さんで、まだお読みでない方は、ぜひ。ご一読を。
超・蛇足ながら。
この場を借りてカミングアウトするが、僕は学生時代からのハルキスト(あるいは村上フリーク)だ。
そんな輩、世の中に腐るほど居ると言われようが、かなりの影響を受けてしまってるのだから仕方ない。「やれやれ」とか「いささか」とかいったキーワードまでは濫用しないようにしているが、僕が文章を書いたり・雑誌を形作っていく上で、その思考の60%くらいは村上さんの影響を受けていると言ってもいい。
ランナーズに中途入社したて頃には、当時、村上さんが展開していた公式ウェブサイトに「某トライアスロン誌編集者」としてメールを送ったし(2回送って2回ともお返事をいただいた!)、2000年にシドニー五輪の取材に行かせてもらった際には、西内洋行選手にあいさつしている村上さんご本人に無理矢理自己紹介したこともある(予想通り「何だコイツ?」というような反応で名刺さえいただけなかったが・笑)
だからもう、村上春樹とか呼び捨てにできない。思わず「村上さん」と表記してしまう。
アントニオ猪木ファンが「猪木さん↑」、矢沢ファンが「永ちゃん」と呼ぶのと同じように(ちょっと違うか)。
と、そんな、どーでもいいことをなぜつらつらと書いてきたか?
なぜなら今日中(11月2日中)にサーバーからダウンロードしなければならない画像がたくさんあったから。そろそろ、ダウンロード完了するので、今日はこのへんで店じまい。
(*画像は村上春樹さんの新刊『走ることについて語るときに僕の語ること』=左と、翻訳のほうの近刊『ロング・グッドバイ』=右。後者はレイモンド・チャンドラーの名作ミステリの村上訳版。これも相当面白いですよぉ)
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謝さんのブログにも紹介されていたので私も読ませていただきました。面白い本ですね。ただ、村上さんがバイクが苦手だというところに親近感を覚えました。なかなか3種目そろう人っていないんですね?
2007/11/3(土) 午後 6:46 [ ほんま ]
ウルトラ完走経験ありのランナーで、スイムも比較的得意(ただし過呼吸でリタイア経験あり)。でも、バイクは苦手。
これって我らが鉄人作家・旅烏さんに相通ずる要素ですね。
鉄人作家の傾向なのでしょうか?
2007/11/4(日) 午前 1:05 [ mur*ya*a2tj ]
11月14日付けの読売新聞国際面のコラムで、ノルウェーでも村上春樹氏が人気があると紹介されていました。なんでも、日本に留学経験のある翻訳家が村上さんの小説をノルウェーで出版しているらしいです。すっごいですね〜この記事を見てなぜかヘンシューチョーを思い出してしまいました。サイクルモード見に行きたいなぁ〜
2007/11/17(土) 午後 10:11 [ ほんま ]
村上さんの小説は色んな意味で日本人ばなれしているので、日本の小説に慣れている人からは「何これ?」といった評価を受けることもあるようです。一方、海外ではハルキ・ムラカミが日本人だと知らない読者もいるんだとか。
僕を連想したのはきっと苗字が微妙にかぶるからでしょう。
よく「村上さん」って間違われますもん(笑)
2007/11/23(金) 午後 9:02 [ mur*ya*a2tj ]