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漆器
*漆器とは?
*漆の産地
*漆器主原料
*蒔絵技術
椀
―用途によった分け方
*煮物椀
*吸物椀
*小吸物椀
―名称による分け方
*形
*木地
*塗り、色
*加飾
*文様による名称
*所有者にちなんでいて しかもその特色をも含めている
*歴代茶人の好み
*産地にちなんだ人名から
*産地の名前を取ったもの
代表的なお椀
日月椀/高台寺蒔絵椀/名月椀/芹椀/吉野椀/秀衡椀/正法寺椀/浄法寺椀/眉間寺椀
文様による季節
植物 鳥獣 正月 節句 月見 年中
春・夏・秋・冬 春・夏・秋・冬
慶事 吉祥文/絵替え/その他/祝儀・葬儀
漆器主要産地一覧
お椀の取り扱い
漆器とは?
漆芸は、日本や中国、朝鮮半島及び東南アジアで発達した東洋独特の工芸で、それぞれの特色ある漆芸の歴史があります。特に日本の漆芸は技法的に多様で高度な展開を示して今日まで伝わっています。欧米人にとって日本の漆芸が印象的であったかは、陶器の事をChina、漆器のことをJapanと呼ぶことからもわかります。
現在の漆器製品について、木製の物と合成樹脂製の物がほとんどを占めている。二者の割合は素地で言うと、木製30%に対して、合成樹脂が約70%。百年前と同じ手作りの製法で作られている物は全体の3−5%しかないのだそうです。
漆の産地
現在,日本で使われている、うるし液のうち,国内で採取されたものは全体の約2%に過ぎず,中国産が90%以上を占めています。日本産のうるしは,戦時中のウルシノキの乱伐採,その後の建築用材の植林,うるし掻きに携わる人びとの減少によって激減しました。
日本では岩手県や茨城県,新潟県,栃木県などが主な産地です。このうち,岩手県が全生産量の約70%を占めています。
平成8年度の林野庁の統計によると岩手県(1850.0kg),茨城県(830.0kg),新潟県(281.0kg),栃木県(86.0kg)などで計3189.6kgとなっています。
漆器主原料
木地
1 板物用材 いちょう・あて・桂・欅(けやき)・さわら・桧・杉
2 挽物用材 朴(ほう)・栃・桂・欅・山毛欅(ぶな)・松
3 曲物用材 桧
下地 1 砥の粉 特殊な土の粉(産地:京都山科)
2 地の粉 特殊な土を焼いて粉末にしたもの
3 生漆 漆の木から採集したままの漆液
日本では東北地方でしか採集されていないの
で90%を中国からの輸入に頼っている。
塗装 1 黒漆 生漆に鉄粉を混ぜ合わせ酸化させて着色したうるし
2 朱漆 水銀朱(顔料)を混合したうるし
3 透漆 生漆に含んでいる30%前後の水分を6%程度に除去したあめ色のうるし
蒔絵技術
平蒔絵 漆で紋様を薄く描き、金・銀・すず粉を蒔きつけて仕上げる。
高蒔絵 紋様を高く肉付けした上に、平蒔絵をしたもの。
高一蒔絵 漆で盛り上げて紋様を描き、乾燥後平蒔絵をおこなう。
すず上高蒔絵 漆で紋様を描き、すず粉を蒔きこみ、その後平蒔絵をおこなう。
炭粉上高蒔絵 漆で紋様を描き、炭粉を蒔きこみ、その後平蒔絵をおこなう。
さび上高蒔絵 生漆と、砥の粉を混合したさび漆で紋様を描き、その後平蒔絵をおこなう。
研出蒔絵 粗い金・銀粉で蒔絵をし、その上に漆を塗り乾燥後、炭で金・銀粉を研ぎ出す。
肉合研出蒔絵 漆で紋様の高い部分から低い部分に傾斜をつけて描き、その上を研出蒔絵をおこなう。
木時蒔絵 桐・桜などの塗っていない木地素地の上に蒔絵をおこなう。
彩漆蒔絵 彩漆を粉末にした乾漆粉で蒔絵をおこなう。
地蒔き 金・銀・すずなどの粉を蒔いて仕上げをおこなう。
その他の加飾技法
青貝細工 薄貝を紋様に切り抜くか打ち抜くかしたもので、蒔絵か塗りに使用する。
切金(きりがね) 金・銀の薄板で方形または短冊形に切り、蒔絵の一部分に使用する。
螺鈿(らでん) アワビ貝、夜行貝、チョウ貝等を紋様に切り、塗面にはり付け加飾したもの。
平文(ひょうもん) 金・銀・すず等の薄板を紋様に切り、塗面に貼り付け加飾したもの。
彫漆(ちょうしつ) 彩漆を塗り重ね紋様に彫ること。
さんま さんま刀で紋様を彫り、彩漆を入れたもの。
沈金 沈金刀で紋様を彫り金箔を入れたもの。
卵殻 ニワトリ、ウズラの殻をはりつけたもの。
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