男たちの大和
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前評判の高かったこの作品。 今夜ようやく見てきた。 前評判が高すぎると過剰期待してしまい 実際見たときにがっかりするケースが多いのだが 今回だけは違っていた。 昭和20年。終戦直前の日本。 背水の陣を敷く日本軍が『最後の意気高揚に』と選択した作戦。 それは日本軍が誇る最新鋭戦艦『大和』を特攻部隊にすることだった。 『大和』の乗務員となった当時。 彼らは皆、それを誇りに思っていたことであろう。 直後に訪れる悲劇など誰も予想しえなかったはずである。 『大和だけは沈まない』 それが彼らの定説だったのだから。 カタログ表紙。 整然と並ぶ海軍兵の姿は 「大和」の乗務員となった自信と誇りとを感じさせるもの。 これは再現した画像であるが 60年前、大和に乗り組んだ方々の気持ちが伝わってくる一こまである。 反町扮する上官は、部下のために旅館を用意する。 部下がそこで母親と再会し 『最後の別れ』を告げられるようにという気遣いである。 反町の軍服姿はカッコよかった。 彼ならば下士官姿でも十分カッコイイと思うのだが この軍服姿にグラグラきてしまった私である。 寺島しのぶ扮する広島の芸者。 中村獅童扮する『不良軍人』の恋人役である。 破天荒な恋人を待ち続ける芸者に対し 男が大金を持って彼女の元を訪れる。 最後の出陣を覚悟した恋人の姿に応える芸者の姿。 生々しさを演じられるのはあの二人の演技力の賜物だろう。 山田純大扮する『唐木』。 軍人の宿命で転属を重ねるため 生まれたばかりの子供にも人見知りされてしまう日々。 最後の出航の日、妻が幼い子供を抱きかかえ彼を見送る。 そんな家族に別れを告げる唐木の姿は 涙なくしては見られなかった。 年少兵・西が、死を覚悟し大和の艦上で母親に別れを告げるシーン。 父に死なれ、苦しい家計を助けるため志願兵となった西。 彼は大和撃沈とともに戦死するのだが 母に対する思いが痛いほど伝わってきて辛いシーンだった。 大怪我を追った内田(中村獅童/右)が病院を抜け出し 戦友(反町・山田/左)と共に戦うため『大和』に戻ってきたシーン。 もう男の友情などではない。 死を賭して戦う男の姿。 この時代、誰も止めることなどできなかったはず。 夏に別の映画を観に行った際、宣伝用に展示されていた衣装等。 『男たちの大和』が公開され記事にするときに載せようと思い 撮っておいた一枚である。 反町サンはとっても素敵でした。 こんな軍人さんがいたら惚れちゃいます☆ でも。 獅童さん扮する不良軍人さんも素敵で 対照的な二人に対し、同時に惹かれたレアな作品です。 お正月休み。 お時間のある方はぜひご覧ください。 |









