正面入り口
杜の図書館[入り口]杜の図書館1 ※ ※ ※ 由美が男と別れたのは昨日の事だった。 決して、振られたわけでもない。自分から振ってやったんだ。 思えば自分勝手で夢見がちな奴だった。 女と男とではロマンティストに多少ずれがあるようだ。 男のロマンティストは夢ばかり追う夢追い人。 女のはもっと現実的だ。 出会ったときはそんな彼に自分は何かを夢見たのかもしれない。 彼とは美術を通じて知り合ったが、芸術が何より大切で由美のことなど放っておいて、よく旅に出かけていった。 旅に出るといつも音信不通。 残されるのは置手紙だけ…… 何度も別れる話はあったが、5度目の涙でついにめでたく破局を迎えることが出来た。 いつも、1人のときは美術館に出かける。 今日はいつもと違って清々した気分だった。 いつも落ちてるときばかり行っていたからだ。 いつもの道を歩きながら、これからのことを考えていると自分が道に迷っていることに気がついた。 「あれ、ここ何処?」 自分がぜんぜん知らない商店街の中に居ることに気がつく。 「神誘木通り」 知らない地名だ、完全に迷った。 ふと、目の前に小さな三角屋根の古い木造の図書館が建っているのに気が付いた。 「神誘木私設図書館」 門の奥は森の様に木々が茂っていて、その奥にその建物は建っていた。 由美は、なぜだかとてもその建物が気になった。 どこか、遠いところの古い学校のような建物。 「ちょっと覗いてみようかしら」 由美は掻き立てられる好奇心から敷地の中に足を踏み入れた。 つづく。 ←続きはこちら 中国の小姐(中国的恋人) 僕は憧れの上海の地に降り立った。そこで、日本で知り合った懐かしい中国の小姐との3年ぶりの再会。しかし、そこで会った小姐は、かつて知った小姐とは少し違っていた…。 上海を舞台にした、僕と小姐とのちょっと切ない恋愛ミステリー。魔都と呼ばれる上海。そこで僕を待ち受けていたものは……。 |
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スカイランド学
2012/5/3(木) 午後 10:43
「それは、固定翼機だな」
ミネルタ博士が言った。
彼は、飛行力学、空気力学専門の博士で、ジルの機体を設計したのも彼であった。
会議室には大勢の人で溢れ、皆、興味と興奮で色めきあっている。
エオロパが持ち帰った写真の噂を聞きつけて、様々な教授や、研究者たちが議論をはじめているところだった。
研究者といっても、この国には研究できるだ
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伝説の幕開け
2012/5/2(水) 午前 6:37
ビーィィィィィィィィ。
正体不明の白い凧に近づくエオロパの無線が突如鳴り出した。
「無変調だ」
エオロパの無線が通信不能になったことを意味した。
「クソ。ここで帰れるかっての」
白い凧はまっすぐエオロパの右から左に向かっている。
高度は、エオロパの方が数百メートルは上にいた。
さらに加速すれば、高度をロスするもの
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事実 は小説より奇 なり
2012/3/23(金) 午後 9:49
主人公は、A社の担当者から相談をうけた。
A社は、海外に製品を輸出しているのだが、奇怪な現象がたびたび起こるという。
それは、コンテナ(船に積み込む)に入れてそのまま海外に送っているのだが、海外の送り先に着いてみると入っている箱は全く損傷がなく綺麗な状態なのに、中身が壊れているという現象だった。
どこかで衝撃が加わったり、落下があったのなら
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