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書庫三川内焼を中心に

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本日、鳥見に行きたい衝動をおさえて、
昨年行けなかった三川内陶器市に行ってきました。

最近は懐具合がさみしいので、3千円以内でこれといったのがあれば購入しようと思っていたのですが、やはりその予算では「欲しい!」と目をひくものには出会えません。ただ、久しぶりにお話しできた窯元さんもあり楽しい時間を過ごすことが出来ました。

本日のお買い上げは、カミさんが大のお気に入りの窯元。
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シャクヤクの花を大胆な構図ではいしたマグカップ。

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器の内側まで描き込むのも三川内の特徴


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「啓祥窯」呉須のもつ藍色一色にこだわる窯元さんです。



陶器市会場をめぐる中で何点か気づいた事。

1)駐車場代として500円を徴収していますが、単に四季彩館や市役所の支所、歴史館に用事の方も利用する公共の駐車場。初めから料金は徴収しないほうがイイように思います。地元に親切でないイベントは大方成功しません。

2)駐車場代に500円とるより、それで器をヒトツでも買っていただくほうが三川内の宣伝になります。

3)おもむろに店先に並んだB級品。流石は三川内という逸品揃いですが、値段は5000円〜10000円。やはり3千円を越すものは如何にB級品であろうとキチンと棚に並べて、1級品との違いを説明してのほうが購買欲をかりたてます。店先の籠のなかはせいぜい2000円まででしょう。

4)売ることを目的とせず、その窯元が自身をもっている作品を2〜3点は展示すべきです。それを見て、その窯元の技量に魅了され何か手の出るものを記念に買っていこうと思う人は必ずいます。

5)三川内焼きとは?やはりそこのアピールが足りないように思います。陶器市会場に来た人の何割が伝統産業会館まで足を運んでいるでしょうか、疑問に感じます。陶器市のブースに行く前に伝統産業会館にて代表作を見たり、先人達の作品の数々を見れば、如何に三川内焼きが秀でた焼物かは陶磁器ファンなら理解できます。

6)これは妻ともども同意見ですが、三川内らしさの薄い陶器市に年々なっているように思います。僕がイメージするのは30年近く前、まだ活気があった時代。その頃と同じものを求めるのは無理かもしれませんが、少なくとも三川内と縁の薄い業者の出店は控えるべきと思います。例え出店数が小規模になっても、三川内焼きに特化したものをお客さんに見てもらい、気に入るか、否かが大切だと思います。


以上、三川内陶器市に初めて来た方々がリピーターとして訪れるためにどうすればイイか、私感ですが記しておきます。

陶器市会場をあとにして、玉泉窯に立ち寄ってきました。
またヒトツ、時代の波に飲み込まれていくかもしれない名窯です。
何か思い出にと、2点購入しました。

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ハーブなどの香草をいれておく、アロマポット。
蓋に透かし彫りの技法がひかります。


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同じく絵柄の違うもの、2点を対で購入しました。


来年また、はまぜん祭り(5月)で
「これだ」という何かを探し求めたいと思います。





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10月14日まで、佐世保市三川内産業会館前広場にて

第58回 三川内陶器市が開催中
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我が家の三川内焼き、大集合。

三川内焼きについては、久々の更新となりますが、
本日、出かけてきます。
その巧みの業の数々にふれるのは1年半ぶりです。




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青華(花)技法のルーツは言わずと知れた景徳鎮。
時代を経ても色あせないその高い技法は本国はもとより、ヨーロッパの王侯貴族に愛され、金同様、資産としての価値が認められた磁器。

陶土(石)の磁肌に呉須による絵付けを行い、焼締したあとにガラス質の釉薬を施し本焼きするため、うわ絵付けの器やプリント物と違い、図柄が劣化しにくく、また現代の食器洗浄機にかけてもさほど問題ない。

されど、磁肌そのものが白く輝く焼物の陶土は大変固く、成型には熟練の業が必要で、また絵付けにも相当の腕が必要だ。手間暇の大変かかることで、価格も相応なものでないとホンモノには出会えない。

日本の焼物においても古来から景徳鎮への憧れから、幾多の鍛錬と探求を重ね、有田の地で18世紀初頭に青華技法が花開いた。またそれと時期を同じくして、平戸藩の御用窯がおかれた「三川内地区」においても見事な磁器が製造されていたことを知る人は残念ながら少ない。

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平戸藩御用窯であった鶴峰窯で昭和初期頃に作られた「青華技法」による花瓶。
柳の下を泳ぐ鯉。丸い壺も相まって遠近感も加わり、今にも飛び出してきそうな迫力ある作品。
有田・伊万里の秀作をみても、これほどの作品に出会う機会はそうない。
作者は、藩侯より号を授かった最後の人物、中里三猿。


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水面から勢い良く跳ねた、鯉(子供でしょうか?)



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威風堂々と泳ぐのはお父さん?




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柳の下に控え目に泳ぐお母さん鯉?。
柳に隠れる半身もダミの技法とあいまってキッチリと表現されている。
如何にプリント技法が発達した今日の焼物造りにおいても、決して印判では作れないだろう。

あくまで、素人の見識ではありますが・・・・・、これほどの焼物を手掛ける窯元は過去にも現代にも、日本全国津々浦々探してもそうはいないのではないでしょうか。


かつての隆盛は影を潜めてはいますが、現代においても三川内では昔ながらの、手描きにこだわった焼物作りが行われています。

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三川内焼が好んで使う「牡丹唐草」。
総手描きで描かれる皿は同じ図柄でも、一枚一枚すべてがオンリーワンの輝きを持つ。


正月以来の三川内関連の更新。
さして新たな話題でもありませんが、
機会があれば皆さんも一度「三川内焼」に触れて見てください。

焼物に対する印象が180度変わること間違いなしの素晴らしいモノに出会えますよ。





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お正月といえば、おせちやオードブルを囲む家庭も多いことと思います。
そんな御重や大皿、鉢盛り料理に欠かせないのが銘々皿。

銘々皿(めいめいざら)とは↓
複数人が食べる料理が盛られた食器から、各自の料理を取り分けるための小皿。
和食器においては大きさが三寸 - 四寸内外。
自分の食べる量だけを取り分けることができ、他の料理の味が混ざらないように料理ごとに複数の皿を用意することがある。

我が家では三川内焼きを好んで使います。
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何ともめでたい図柄の素敵なお皿。三川内の中では新しい窯元、「心和庵」の作品です。

こちらのお皿は5寸程の直径ですので、小皿としては大きく、中皿としては半端なサイズ。ケーキ皿として使うのにちょうどイイ大きさ。

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新年ということで、本場フランスのクリーミーウォッシュチーズをカットしてみました。

お皿にもチーズにも申し訳ない、お粗末な切り方、ご容赦ください。

今年も三川内(平戸)焼、不定期で何度更新できるかわかりませんが、よろしくお願いいたします。




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三川内焼サイト、久々の更新です。
今回ご紹介するのは、
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ネットオークションにて久々の落札。


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平戸(三川内)焼に感心のある方でもあまりご存知ないかもです。「平戸慈朗窯」。春のはまぜん、秋の陶器市のどちらにも出店しておらず、一般の人には手に入りにくい窯元さんです。
(もっとも直接出向けばたぶん購入可能ですが我々庶民に買える品があるかどうか?。)

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長さ20cm程の小ぶりな花瓶。平戸独特の純白な生磁に、薄い藍色の呉須による繊細な染付。


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山水画の白磁器染付けのものは各地の窯元で製作されていますが、一度平戸焼を目にするとその虜になられる方も多いはず。



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画像ではわかりづらいのですが、平面に描くのではなく凹凸や丸みに合わせて描き分けることで作品に立体感が生まれます。


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花瓶の口の作りからも平戸が得意とする薄作りの特徴がみてとれます。平戸焼きを手にとった時、その軽さにも驚かされます。口の紋様もひとつひとつが手仕事です。

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作品はおそらく昭和50〜60年頃のものだと思いますが、先代のものなのか当代のものなのか私にはわかりません。ただ平成初期までは数多くの窯元で守られていたこうした上手の作品。時代の波の中、現代も伝統を守り続ける窯元は数える程になってしまいました。

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