お茶の間ワイン日記

酒屋のくそ親父(40歳)が、日々閉店後に食事と共に飲んだワインを中心に綴るの巻。

ワイン

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2008年5月に飲んだワイン (3000円くらいまで)

5月29日(木曜日)

BOURGOGNE 2006 HUDELOT-BAILLET 2,800
ブルゴーニュ 2006  ユドロ・バイエ

 フランス、ブルゴーニュ産。ピノ・ノワール。

 きれいなイチゴやチェリーを思わせる果実味に酸がきれいに流れる。丸みとふくらみを与えているミルキーさもあり全体のバランスがうまくとれている。このつくり手のシャンボールのかけらも感じなくはないが、それを言うには如何せん軽快。決して複雑さのあるワインではないが、余韻も豊かで味わいに幅もあり、ACブルとしては充分な内容。ブルゴーニュの入り口にはもってこい。

 デイリーに、平和な1本。


CHATEAU TERRIER DU PEUIL 2005 (BORDEAUX) 2,160
シャトー・テリエ・デュ・プイユ 2005  ボルドー

 フランス、ボルドー産。カベルネ・ソーヴィニヨン50、メルロー50。

 しっかりとした酸をベースにプラムやラズベリーの果実味がじわーと豊かなに広がる。ほんのりとチョコレートのような果実味があり丸みとボリュームを与えている一方、ウェットなハーブのニュアンスがアクセントとなっている。ビオらしい伸びやかな酸がきいているあたりが何気に心地よい。ボルドーにしては飲んでいて疲れないあたり、デイリー向け。

 牛肉のしぐれ煮なんてどーだ?


5月25日(日曜日)

PAS A PAS, VDP ARDECHE 2006 DOMAINE LES CLAPAS 2,250
パザパ 2006  ドメーヌ・レ・クラパス

 フランス、コート・デュ・ローヌ産。カリニャン80、アリカンテ20。

 細かな酸とミネラルを底辺にラズベリーやチェリーの甘さを抑えた風味。といってもだんだんと増してくるのだが・・・。タンニンがまだ溶けきらない部分はあるが目が詰まっていて滑らか。のどをスルーッと通っていく。正直価格を含めて多くの人に受け入れられるワインではないかもしれない。また、現段階ではワインのほうから近づいてくれるわけでもない。それでも、疲れなく、日々楽しむワインとしてもってこいとみた。

 ひじきなんてどうかな。


5月22日(木曜日)

KALI HART CHARDONNAY 2006 ROBERT TALBOTT 3,100
カリー・ハート・シャルドネ 2006  ロバート・タルボット

カリフォルニア、モントレー産。シャルドネ。

熟したりんごやグレープフルーツ、またそれらのゼリーやコンポートを思わせる風味で、無理な印象はなくエキスを充分楽しめる。ほんのりと白こしょうのようなスパイシーさがアクセント。エキス感とともに舌の上でかすかにオイリーなニュアンスもあり余韻まで広がる。酸がきいているのでボケている感じがない。大げさな部分がなく、とてもフレンドリーでよいワイン。

鶏もも肉のロースト。


5月21日(水曜日)

MILLEUVE ROSSO (MARCHE) 2004 NICOLA MANFERRARI 2,350
ミッレウーヴェ・ロッソ 2004  ニコラ・マンフェリーニ

 イタリア、フリウリ産。モンテプルチアーノ。

ベースにしっかりとした酸があるが、チョコレートのような甘やかな風味がそれをマスキングするよう。プラムやカシスを思わせる風味にミルキーさが入り親しみやすい。また、野性味のあるドライハーブのニュアンスが少々。まるでちょっとゆるいカベルネ、メルローブレンドのボルドー。意外とアルコールが高く、全体の柔らかなタッチに対して辛さを導くアクセントとなっている。素直に楽しめる、なかなかのデイリーワイン。

 鶏のから揚げにソースをかけて。

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2008年4月に飲んだワイン (3000円くらいまで)

4月30日(水曜日)

LE 6EME VDT (2006) MARTINELLE 2,950
ル・スイズィエム (2006)  マルティネル

 フランス、コート・デュ・ローヌ産。グルナッシュ80、シラー20。

 口当り柔らかだが、余韻に向けて豊かなアルコールとスパイシーさが主張。たっぷりとしたラズベリーをはじめとする様々なベリーやプラムの風味に野性味のあるハーブの風味がアクセント。豊かなアルコールはコート・デュ・ローヌらしく男性的だが、一方で目が詰まっていてしなやかなニュアンスは女性的な印象をだしている。2005年ほどのボリュームはないが、ワインとしてのバランスは2006年の方が良いかも。

 鴨のロースト・・・贅沢か。


4月29日(火曜日)

SANDALFORD CHARDONNAY 2005 MARGARET RIVER 2,800
サンダルフォード・シャルドネ 2005

 ウェスターン・オーストラリア、マーガレットリヴァー産。シャルドネ。

 とてもゴージャスなシャルドネだが、酸とミネラルがキーンときき引き締めている。りんごやグレープフルーツのコンポートにナッツの香ばしい風味。はちみつのような甘さと苦味、エキゾティックなハーブのニュアンスも。オイリーなタッチでボリュームたっぷりだが、余韻にむけ辛さがたつ。ウェスターン・オーストラリアらしくオーストラリアらしいボリュームをもちつつもメリハリがある。コストパフォーマンス高し。

 鶏もも肉のロースト、レモンをぎゅっと搾って。


4月23日(水曜日)

CHATEAU LOS BOLDOS CABERNET SAUVIGNON 2006 1,350
シャトー・ロス・ボルドス・カベルネ・ソーヴィニヨン 2006

 チリ・ラペル・ヴァレー産。カベルネ・ソーヴィニヨン。

 カシスやラズベリーの果実味。ビターチョコレートのような風味が丸みと奥行きをだしている。苦さを感じるタンニンと酸、カベルネ・ソーヴィニヨンらしい青っぽいニュアンスが良い意味で主張しアクセント。チリカベにありがちな樹脂的な搾った感じはない。この価格帯としてはしっかりとした骨格を備えコストパフォーマンス高し。

 牛肉の薄切りをチャチャッと塩コショウで焼いたものをつまみに。にんにくの芽なんかが入ったらもっとグーかも。


4月21日(月曜日)

SHAW AND SMITH SAUVIGNON BLANC 2007 2,450
ショー・アンド・スミス・ソーヴィニヨン・ブラン 2007

サウス・オーストラリア、アデレード・ヒルズ産。ソーヴィニヨン・ブラン。

 細かくしっかりとした酸と青草を刈ったような爽快さがこのワイン。果実味はパッションフルーツ、はっさく、青りんご。白こしょうや東南アジア系のウェットなハーブのニュアンスがアクセントとなり深みを与えている。キリッとしたドライな仕上がりだが、風味豊かでとても愉快。気取らず楽しめるなかなかなワインなのだ。

 鶏肉をビネガーをきかせて楽しみたい感じ。・・・って何だ。もしかしてこはだの酢漬けなんかも良いかも。


4月20日(日曜日)

CHARDONNAY CUVEE FRUITEE (VDP OC) 2006 BASTIDE DE GARILLE 1,350
シャルドネ・キュヴェ・フリュイテ 2006  バスティード・ド・ガリーユ

 フランス、ラングドック産。シャルドネ。

口当りやわらかく穏やかな印象。熟したりんごやグレープフルーツ、またそのピールなどを思わせる風味に、くるみのような香ばしさと旨みがほんのりと漂う。細かな酸と余韻に残る辛さを伴うスパイシーさがアクセント。南のシャルドネだが酸の位置が良いところにあり、果実味をだしながらも飲み飽きさせない。コストパフォーマンスあり。

鶏肉のホイル焼きにレモンを搾って。デイリーワインとしてどんな料理にも。


4月17日(木曜日)

LE VOLTE 2005 ORNELLAIA 3,000
レ・ヴォルテ 2005 オルネライア

 イタリア、トスカーナ産。サンジョベーゼ50、メルロー30、カベルネ・ソーヴィニヨン20。

 細かな酸を底辺にラズベリーやプラムの果実味。アプリコットのようなドライフルーツの風味も少々。甘やかでミルキーなタッチが口当たりの柔らかさとボリュームをだし、ハーブのニュアンスがアクセントとなっている。タンニンがまだこなれていない分余韻に主張する。凝縮感と骨格があり、ミディアムボディでも重さがある。

竜田揚げ。


4月16日(水曜日)

ALSACE PINOT BLANC 2005 PIERRE FRICK 2,070
アルザス・ピノ・ブラン 2005  ピエール・フリック

 フランス、アルザス産。ピノ・ブラン。

 口当り柔らかだが若干クリスプな印象で、ミネラルと酸がしっかりとしている。りんごや夏みかんを思わせる果実味にほんのりとウェットなハーブのニュアンス。2004年よりもドライな仕上がりのせいかもう少し味が欲しい気もするものの、すっきりとして飲み易いデイリーワイン。

 かますの塩焼き。



4月15日(火曜日)

EQUUS 2005 VINA SANTA MARINA 1,160
エクウス 2005 ヴィーニャ・サンタ・マリーナ

 スペイン、エストレ・マドゥーラ産。テンプラニーリョ、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー。

 カシスやプラムのリキュールがかった果実味にチョコレートのような風味が丸みとボリュームをだしている。余韻に残るしっかりとした酸が全体を引き締めている。オーストラリアのワインのような性格もあるが、酸と樽熟成のニュアンスはいかにもスペイン的。この価格帯ではボリュームたっぷりで、コストパフォーマンス高し。

 から揚げにウスターソースをかけて。


4月11日(金曜日)

ALKOOMI SOUTHLANDS UNWOODED CHARDONNAY 2006 1,400
アルクーミ・サウスランズ・アンウッディッド・シャルドネ 2006

ウェスターン・オーストラリア産。シャルドネ。

 クリスピーな口当りで、果実の風味が豊か。りんごやプリンスメロンを思わせる。また、ガキのころ飲んだ(いや、食べてた)粉末ソーダの風味も。ともあれ、樽熟していないので素直に果実味が楽しめ、飲んでいて楽しい。

 お日さまサンサンのもとでBBQする時にキーンと冷やして。


4月10日(木曜日)

ANNIE'S LANE SHIRAZ 2006 2,160
アニーズ・レイン・シラーズ 2006

サウス・オーストラリア、クレア・ヴァレー産。シラーズ。

 プラムやブルーベリーのリキュールがかった果実味。口当りやわらかく、ミルキーなタッチの果実味がたっぷりのボリュームで豊かに広がる。チョコレートのような風味が輪をかけるようにボリュームと柔らかさを増している。余韻に残る独特の酸がオーストラリアらしくもあり好き嫌いの分かれるところか。と言ってみても、柔らかく、いかにもオーストラリアらしいボリュームをもつこのワインは、この分野で上をいく1本と見た。

 ハンバーグ。


4月8日(火曜日)

ALTOSUR MALBEC RESERVA 2006 FINCA SOPHENIA 1,000
アルトスル・マルベック・レゼルヴァ 2006  フィンカ・ソフィア

 アルゼンチン、メンドーサ産。マメベック。

 プラムやラズベリーを思わせる果実味にビターチョコレートの風味が加わり凝縮感を高めている。価格の割に目が詰まっていてタンニンも豊か。野性味のあるハーブのニュアンスがアクセントだが、余韻に青さを感じる苦味が残るのは難か。それでもコストパフォーマンスは高すぎ。この価格でタンニンを求める向きにはとてもオススメ。

 牛肉のうす切りを塩コショウしてチャチャッと焼いて合わせたい感じ。


4月4日(金曜日)

COTES DU ROUSSILLON GEORGES 2006 DOMAINE PUIG- PARAHY 1,750
コート・デュ・ルーション・ジョルジュ2006  ドメーヌ・ピュイグ・パライ

 フランス、ルーション産。カリニャン50、グルナッシュ40、シラー5、ムールヴェードル5。

 開けたてはやや角がたつが、時間とともに丸みがでてきて全体がまとまる。プラムやラズベリー、こけももなどの果実味にオレンジのような酸がのる。ほんのりと青いハーブのニュアンスがありアクセントとなる一方、チョコレートのような風味が柔らかさを与えている。また、ワイン自体にさほど重さはないが意外とタンニンが主張する。余韻がちょっと短い気もするが、普段飲みとしては充分。


4月2日(水曜日)

GAILLAC CUVEE PRESTIGE 2005 DOMAINE DES CAILLOUTIS 2,250
ドメーヌ・デ・カイウティ 2005

 フランス、スッド・ウエスト産。プロコル50、シラー50。

 香りはハービーだが、口に含むとそれだけではなく、プラム、チェリー、黄桃、黒こしょう、ミルクチョコレートなど様々な風味が層をなす。また、野性的な表情も。時間とともに丸みが増し、つるんとしたのど越しは自然派ならでは。ボリュームも程ほどあり、自然派のダークホース的存在。

 スパイシーなハム。

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2008年3月に飲んだワイン (3000円くらいまで)

3月

フルニエ・セック 2004

 ややダスティな印象はくそ親父的ヴヴレのイメージなのだが、とてもピュアな印象はなかなかやるじゃんな感じ。ミネラル感がもたらすキリッとした辛口だが、青りんごやはっさくのような果実味に伴う甘さが心地よく、ドライハーブのニュアンスがアクセントを与えている。好き嫌いは分かれるワインだが全体のバランスはうまくとれている。

和食全般に。


BOURGOGNE ALIGOTE 2005 DOMAINE REMI JOBARD 1,900
アリゴテ 2005  ドメーヌ・レミ・ジョバール

 フランス、ブルゴーニュ産。アリゴテ。

 しっかりとした細かな酸がベースでスッキリとしているが、一般的なアリゴテよりも厚みがある分とげとげしさがない。そうとはいっても余韻に残る強い酸はこのワインの特徴。レモンや甘さのない夏みかんの風味にフレッシュなハーブが少々。アリゴテとしてはボリュームがあるが、その半面味がひとつ足りない気も。酸が強いので好き嫌いは分かれるが、骨太で男っぽい印象のこのワイン、シチュエーションを選べば使い勝手がよさそう。

 カマスの塩焼き。トムヤムクン。


CHATEAU L’ENCLOS CLASSIQUE 2004 SAINTE-FOY BORDEAUX 1,700
シャトー・ランクロ・クラシック 2004  サン・フォア・ボルドー

 フランス、ボルドー産。メルロー65、カベルネ・ソーヴィニヨン35。

 目が詰まっていてしなやかで滑らか。樽熟成により加わる風味がよくとけ込んでいる。プラムやカシスの果実味にチョコレートの風味がまろやかさを与えている。酸がベースをしっかりと支えていてボケた印象はない。ボリュームがあるわけではないが、果実味と樽のニュアンスがよく調和し充実。

 タンシチュー。

ALSACE PINOT BLANC VINIFIE SANS SOUFRE 2005 PIERRE FRICK 2,600
アルザス・ピノ・ブラン・ヴィニフィエ・サン・スーフル 2005  ピエール・フリック

 フランス、アルザス産。

クリスピーな口当たり。すりおろしりんごや桃、またそれらのコンポートの風味できれいに広がる。ほんのりと白こしょうのようなスパイシーさがアクセント。旨みがたっぷりとあるが、一方で、細かな酸とミネラルがしっかりとしていてスッキリとした印象を併せ持つ。やや辛口の仕上がりだと思うが、飲み手によっては甘口に感じ気にするかも。ジワーッと広がるエキスとキレに素直に旨いと言えるくそ親父。お気に入りなのだ。

鶏の水炊き。


COTES DU RHONE BLANC ST CHRISTOPHE 2006 DOMAINE DE CASSAN 2,550
コート・デュ・ローヌ 2006 カッサン

 フランス、コート・デュ・ローヌ産。グルナッシュ・ブラン30、ルーサンヌ30、クラレット30、ヴィオニエ10。

 柔らかな口当り。白桃やりんごのコンポート、あるいはフルーツみつ豆といった風味で、豊かで柔らかな風味を存分に楽しめる。余韻に向けかすかに白こしょうや辛さのあるハーブの風味を感じ、全体を引き締めている。べたついた甘さをださず、親しみやすい風味と口当りがとてもよい感じ。

 マカロニグラタン。


VOISIN, VDP PRINCIPAUTE D’ORANGE 2006 DOMAINE CHARVIN 1,900
ヴォアザン 2006  ドメーヌ・シャルヴァン

 フランス、コート・デュ・ローヌ産。グルナッシュ50、メルロー50。

 口当り柔らかいが、細かな酸がベースにしっかり。トロッとしたタッチはシャルヴァンならではと思わせる。プラムやドライフィグを思わせる果実味にドライハーブの青っぽいスパイシーさとタンニンがきく。重さはないがマッタラ感があり充実。余韻に残る青さとタンニンが今後熟成に伴い改善されればなお良し。でも、今でも充分な内容。

 マグロの赤身の竜田揚げ。


MACON BUSSIERES 2006 DROUIN 2,450
マコン・ブシエール 2006  ドルーアン

 フランス、ブルゴーニュ産。シャルドネ。

 口当り柔らかで、熟したりんごや桃を思わせる果実味。コンポートやゼリーのような印象もあり果実味の旨みを存分に味わえる。一方で、マコンにありがちなべたついた甘さや酸のゆるさもなくバランスよくまとまっている。樽に頼らないところも、また好印象。ワンランク上を行くマコンで毎年安定し、安心して楽しめる一本。素直においしい。

 鶏胸肉のホイル焼き。


MONTHELIE 2002 DOMAINE CAILLOT   2,800
モンテリー 2002  ドメーヌ・カイヨー

 フランス、ブルゴーニュ産。ピノ・ノワール。

 果実味を残しつつ滑らかなタッチがあり、熟成のピークか。イチゴジャムやプルーンを思わせる風味に、ほんのりとチョコレートのようなミルキーなタッチ。グリュイエールチーズやアプリコットジャム、また、ウェットな甘やかなハーブのニュアンスがアクセント。全体の風味はちょっとゆるい気もあるが酸が程よくきいている。ピュアなブルピノを望む方には向かないが、奥行きがあり熟成した旨みを感じるこのワインはコストパフォーマンス高し。オススメ。

 洒落るなら鳩。普段なら豚ロースの味噌漬け。

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2008年2月に飲んだワイン (3000円くらいまで)

2月

ROCKY GULLY RIESLING 2007 FRANKLAND ESTATE 1,800
ロッキーガリー・リースリング 2007  フランクランド・エステート

 ウェスターン・オーストラリア、フランクランド・リヴァー産。リースリング。

 心地よいクリスピーな口当たり。例年よりもリースリングぽい風味を感じる。ライムや黄色のかんきつ類の果実味。白こしょうやドライハーブのスパイシー、またジンのようなニュアンスさがアクセント。酸がきいていてドライに仕上がっているのでスッキリとした印象。デイリーに楽しむのにとてもよいワイン。

 料理は選ばないが、鮎の塩焼きなんてグーかも。


RODNEY STRONG MERLOT SONOMA COUNTY 2004 2,700
ロドニー・ストロング・メルロー・ソノマ・カウンティ 2004

 カリフォルニア、ソノマ産。メルロー。

 とてもたっぷりとしたワイン。カリフォルニアというよりも、樽のしっかりときいた風味は一昔前のオーストラリアの印象。プラムやカシス、ブルーベリーなどのリキュールがかった果実味にチョコレートの風味。コーヒーや葉巻のスモーキーかつ甘やかなニュアンス。たっぷりとした風味をしっかりとした酸が寄り添うように支えている。相変わらずのボリュームはこのワインならではだが、例年以上にこのヴィンテージはボリュームがあるかも。好き嫌いはあるがコストパフォーマンス高し。

 カルビの焼肉。


ALSACE PINOT GRIS 2002 GERARD SCHUELLER ET FILS 3,100
ジェラール・シュレール・ピノ・グリ 2002

フランス、アルザス産。ピノ・グリ。

 香りは華やかで、はちみつやかりんを思わせる。口に含むと香りとは違い辛口の仕上がり。グレープフルーツや夏みかん、パイナップルなどを思わせる果実味に、かんきつ類のピールや洋ナシのジャムなど様々な風味。キリッとしたスパイシーさがアクセント。酸とミネラルがしっかりと底辺を支え、目立ちすぎない程度に主張しているところが真骨頂。お気に入りに追加。

 牡蠣のオーブン焼き。


BARBERA D’ASTI 2001 TRINCHERO 1,660
バルベラ・ダスティ 2001  トリンケロ

 イタリア、ピエモンテ産。バルベラ。

 口当たり柔らかだがバルベラらしい酸は豊か。落ち着いたプラムやラズベリーの果実味に、湿った土やエキゾティックなハーブのニュアンス。重さはなくミディアムボディでもやや軽めといったところか。熟成感を強く感じるわけではないが、滑らかなタッチとおとなしくなった果実味にかわって奥行きがでているあたりは熟成によるものかな。地味なワインなので飲み手によっては何も感じなく終わってしまうかもしれないが、デイリーワインとして疲れず飲める佳酒とみた。

 鯵の南蛮漬けはバクチかな。ねぎソース使ったものはかなり合いそう。


CUVEE CLUB VDT 2006 DOMAINE PUIG-PARAHY
キュヴェ・クラブ 2006

 フランス、ルーション産。グルナッシュ・ブラン50、グルナッシュ・グリ50。

 口当たり柔らか。アプリコットや白こしょうの果実味にエキゾティックなスパイス。何気にアルコールが豊かでボリュームがあり、満足感がある。おおらかなワインだが、締まりがあり好印象。デイリーによいが、魚よりは和惣菜や洋食かな。

 ポテトサラダ。


PN (2006) THIERRY PUZELAT 3,100
ピー・エヌ (2006)  ティエリー・ピュズラ

 フランス、ロワール産。ピノ・ノワール。

ラズベリーソースにミントを加えたような感じだが、甘さは弱い。ドライハーブの青いニュアンスも加わりすがすがしさも感じる。目が詰まっていて滑らか。細かな酸がベースをしっかりと支えている。良い。


COTES DU RHONE 2006 DOMAINE DES ESPIERS 1,780
コート・デュ・ローヌ 2006  エスピエ

 フランス、コート・デュ・ローヌ産。グルナッシュ70、シラー20、ムールヴェードル10。

 コート・デュ・ローヌとしてはそぎ落とされた印象。プラムやラズベリーの果実味は細かな酸と相まってフレッシュな印象で甘さをあまり感じない。また、コート・デュ・ローヌらしい野性味のあるドライハーブの風味。重さはないがタンニンが程よくきき心地よい。すがすがしさのあるコート・デュ・ローヌで、キレあり、べたつかず、これはこれで我が道を行くところが良い。

 牛肉のこま切れをささっと焼いて塩コショウとしょうゆで味付けした、ってところがイメージが。また、東南アジア系のスパイスをきかせた肉料理もイメージだが、さて。


BODEGA LOS 800 2003 PRIORAT
ボデガ・ロス・800 2003

 スペイン、プリオラート産。グルナッシュ50、カリニャン30、カベルネソービニオン10、シラー10。

アルコールは豊かだが、意外と言うべきか、プリオラートのイメージよりはボリュームがない。とはいってもミディアムボディで価格に対しては充分すぎる内容。プラムやアプリコットを思わせるトロッとした果実味にチョコレートのニュアンス。ウェットなスパイシーさがアクセント。酸がきいた甘酸っぱさがボリュームと調和。決してスタンダードなワインではないが個性がでていて、コストパフォーマンスあり。

 中華の牛肉を使った炒め物がイメージ。チンジャオロースとか。


PATAPON, COTEAUX DU LOIR 2006 DOMAINE LE BRISEAU 3,000
パタポン 2006

 フランス、ロワール産。ピノ・ドニス。

 開けたては若さがたち、堅さとスミレのような花のニュアンスがたつ。時間とともにまとまりだし、プラムやラズベリーの濃厚な果実味が現れる。白こしょうやドライハーブのニュアンスがアクセント。目が詰まっていてトロッとしたタッチがこのワインの真骨頂か。タンニンがやや角張るのも若さか。酸とミネラルが心地よくきいているのは良い感じ。今でも充分楽しめるがもう少し経ったら大化けするかな。

 今ならレバニラ炒め。


GRUNER VELTLINER LOSSTEEEASSEN 2006 STADT KREMS 2,050
グリューナーフェルトリーナー・サングリューベ 2006

 オーストリア産。グリューナー・フェルトリーナー。

 クリスピーだが柔らかな口当たり。酸とミネラルがしっかりとしているが、残糖のおかげで丸みがありその強さを感じない。ラムネ、りんご、スウィーティなどを思わせる風味に、エキゾティックなスパイスが少々。時間とともに温度が上がるにつれ、ミネラルがたってくる印象。柔らかな風味とやや辛口の仕上がりは時を選ばず多くの人に楽しんでもらえそう。といっても、少々の甘さが気になる人もいるかな。

日々のお惣菜にもってこい。


CURRIVU BIANCO 2005 SAN LORENZO 2,050
クッリーヴ 2005  サン・ロレナツォ

 イタリア、シチリア産。グレカニコ。

 びっくりするほど色が濃くて、といってもクッリーヴを知っていれば当然かな。で、口に含むと2004年ほどの近寄りがたさはなく、意外と親しみやすい。口当たりやわらかく、梅、シードル、白ぶどうのジュースなどの風味。ベースの酸はしっかりとしているが、強さよりも細かくはじける印象。余韻にミネラルが残り心地よい。旨みがたっぷりのいかにもビオ。時間が経つにつれかなり透き通った印象に。でも、相変わらず好き嫌いはかなり分かれそう。我が道を行く、愛すべきワイン。


TYRRELL’S OLD WINERY PINOT NOIR 2006 1,250
ティレル・オールド・ワイナリー・ピノ・ノワール 2006

 オーストラリア産。ピノ・ノワール。

 いちごやラズベリーを思わせる果実味。底辺の酸はしっかりとしているがハツラツとした印象はなく口当たりやさしい。軽快な仕上がりだがミルキーさもあり、また、良い意味で強い風味もないので親しみやすい。オーストラリアのイメージにしてはおとなしいが、かえって万人受けしそう。また、この価格帯のピノ・ノワールとしてはかなりのバランスの良さ。軽めのピノ・ノワールを安価に求めるなら、これはかなりのオススメ。

 揚げ物にウスターソースをかけるがイメージか。


BOURGUEIL JOUR DE SOIF 2006 PIERRE GAUTIER 2,160
ブルグイユ・ジュール・ド・ソアフ 2006

 フランス、ロワール産。カベルネ・フラン。

 細かな酸を底辺に粉砂糖をまぶしたチェリーやラズベリーの果実味。ロワールのカベルネ・フランにありがちな青さを感じさせないどころか、甘ささえ感じさせる果実味はかなりの出来か。また、意外と細かなタンニンが主張。軽快、チャーミングという印象があるこの銘柄としてはしっかりとした感じも。口中に残る若さのあるタンニンを別とすればスルスルと飲める。2006は次の段階へ進んだみたい。こりゃええ。

 鶏の香味揚げ。


KIM CRAWFORD UNOAKED CHARDONNAY 2006 2,350
キム・クロフォード・アンオークド・シャルドネ 2006

 ニュージーランド、マルボロー産。シャルドネ。

 非常に華やかなシャルドネ。樽を使っていないので果実味を素直に楽しめる内容だがボリュームもある。しっかりとした酸をベースにパパイヤやマンゴー、ココナッツのような南国の果実、甘やかなりんごやオレンジのコンポートなどの風味。糖が残っている印象で酸を和らげている。クリーミーなニュアンスもあり丸みとともにボリュームをだしている。とてもわかりやすいワインで素直に楽しめる。つべこべ言わず、このワインの世界に浸かってしまうのが良さそう。

 ゆでたえびやかにをむさぼりたい感じかな。


BOURGOGNE CHARDONNAY LES FEMELOTTES 2006 DOMAINE HUBERT CHAVY 2,400
ブルゴーニュ・シャルドネ・レ・フェメロット 2006  ドメーヌ・ユベール・シャヴィ

フランス、ブルゴーニュ産。シャルドネ。

 心地よい酸とミネラルが豊かだが、意外と口当たりがやさしい。りんごやレモンの果実味にほんのりとナッツの風味。キリッとしていながらも余韻に向け厚みを感じる。風味だけで言えば、プチ・ピュリニー・モンラッシェとも言えそうだし、また、とてもおいしいアリゴテという印象も。くそ親父は好きだけど、判断が分かれそうなワインなのだ。

 あじのムニエル。

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2007年11月から2008年1月に飲んだワイン (3000円くらいまで)

11月〜1月


シャンテ Y・A ひしやま甲州 2005 ダイヤモンド酒造 2,635

勝沼町菱山産。甲州。

 開けたては樽のニュアンスが強く果実味が乏しい。しかし、時間が経つにつれ樽のニュアンスが落ち着いてくると、りんごやレモンの果実味、塩キャラメルといった風味とともに甲州らしい酸を感じるようになる。コクとキレを併せもつワイン。


COTES DU RHONE BOUQUET DES GARRIGUES 2005 LE CLOS DU CAILLOU 2,950
コート・デュ・ローヌ・ブーケ・ド・ガリグ 2005  クロ・デュ・カイユー

 フランス、コート・デュ・ローヌ産。

 まだ若いのかもしれないが、このつくり手の最近のワインとしてはカチッとした印象。また豊かなアルコールもあり骨太な印象。果実味は豊かで、プラムやブルーベリー、こけももなど。野性味のあるハーブと黒こしょうのようなスパイシーさ、また、何気にしっかりとしたミネラルがアクセント。以前のヴィンテージほどの柔らかさは現段階ではないが、南ローヌとしてはカチッとしていて飽きずに楽しめる。何か新しい面がみえるクロ・デュ・カイユー。これまた良し。

 現段階なら、カルビの炭火焼きか。


CHIANTI CLASSICO ARGENINA 2005 PODERE IL PALAZZINO
キャンティ・クラシコ・アルジェニーナ 2005  ポデーレ・イル・パラッツィーノ   2,850

 イタリア、トスカーナ産。サンジョヴェーゼ95、カナイオーロ5。

 プラムやラズベリーの果実味。しっかりとした細かな酸がサンジョベーゼらしいが、ピンと背筋が通った印象で、キャンティとしてはクッキリとしている。派手さはないが安心の1本。ただし例年よりも凝縮感がないかも。

 豚肉のしょうが焼き。


KIM CRAWFORD SAUVIGNON BLANC 2007 2,250
キム・クロフォード・ソーヴィニヨン・ブラン 2007

ニュージーランド、マーティンボロ産。ソーヴィニヨン・ブラン。

ニュージーランドらしいパッションフルーツの豊かな香味だが、例年よりはおとなしめ。つづいてほおずきやエキゾティックなハーブのニュアンス。しっかりとした酸と全体の風味が調和していて心地よい。また、辛口に仕上がっているが、糖が残っているようでしっかりとした酸を包み込んでいる。くそ親父的にはここ数年の中では好みの出来。

 生春巻。


BOURGOGNE 2006 ROBLET-MONNOT 2,250
ブルゴーニュ 2006  ロブレ・モノ

 フランス、ブルゴーニュ産。ピノ・ノワール。

 12月で2006登場、若さ否めず。口に含むと酸が刺激的。パストゥグランに感じてしまうのは若さか酸か。それでも、いちごやチェリー、ラズベリーなどの果実味はフレッシュ、かつ、豊かで奥行きもある。時間とともに全体がなじむにつれ、アタックの酸の位置もバランスがとれてくる。この価格帯のブルピノとしては果実味のボリュームが豊かで目も詰まっている。現段階ではまだまとまってはいないが、なかなか素性がよく、コストパフォーマンス高し。お気に入りからはずせない1本。

 鶏のから揚げ。ウスターソースが合いそう。


GP VDT (2005) LA DESIREE 1,580
GP (2005)  ラ・デジレ

フランス、ロワール産。グロ・プラン。後から入ってきたロット。

しっかりとした細かな酸がベース。酸の割に意外と口当たり柔らかで、辛さの中にも甘さを感じる。りんごやレモンを思わせる果実味に、エキゾティックな湿ったハーブの風味。粉末ジュースのようなニュアンスも。キリッとしているが豊かな味わい。“酸っぱい”が嫌いな人にはすすめないが、日々の食卓にとても良いぞ。

 ポン酢で水炊き。いろいろと活躍しそう。


CHATEAU DE SALES 2004 POMEROL 3,100
シャトー・ド・サル 2004  ポムロール

 フランス、ボルドー産。メルロー70、カベルネ・ソーヴィニヨン15、カベルネ・フラン15。

 時間とともにまとまってくる。細かな酸がしっかりとあり底辺を支えている。プラムやラズベリーの果実味に、青っぽさと乾いた土っぽさ、たばこのようなスモーキーさが少々。良くも悪しくもクラシックで、青いニュアンスとドライなタンニンを感じる。派手さのないミディアムボディで価格相応か。

 ごぼうを牛肉の薄切りで巻いてソテーした感じかな。


CHATEAU FONDARZAC 2006 ENTRE-DEUX-MERS 1,300
シャトー・フォンダルザック 2006  アントル・ドゥー・メール

 フランス、ボルドー産。ソーヴィニヨン・ブラン50、セミヨン40、ミュスカデール10。

 細かな酸をベースに、グレープフルーツやマスカットの果実味。ほんのりとエキゾティックでウェットなハーブのニュアンスと辛さを伴うスパイシーさが流れる。スッキリとしているが風味は豊か。とはいえワインの線は細く、厚みはない。ソーヴィニヨン・ブランらしい青さを抑え、親しみやすい内容。その分キレを欠く気もするが。価格に対しては充分な内容で、普段飲みワインとして重宝。

 気軽にいつもの食卓に。川魚なんかも良さそう。


BOURGOGNE HAUTES-COTES DE NUITS 2000 NATHALIE VIGOT 2,650
ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ 2000  ナタリー・ヴィゴー

 フランス、ブルゴーニュ産。ピノ・ノワール。

 いちごやチェリーの果実味は控えめで、しっかりとした酸とミネラルがあるのでクールな印象。ボリュームがあるわけではないが、奥の方に潜む味わいが余韻にむけて広がる印象。正直とてもコメントがつけにくい。なんだかよくわからないものの、それなりに評価。2001の方がよりうすいがバランスは良いかな。ボリュームでは2000か。

 ハツの塩焼き。


GB SAUVAGE RIESLING Q.b.A. TRCKEN 2005 GEORG BREUER 2,700
ゲーベー・ソバージュ・リースリング・トロッケン 2005  ゲオルグ・ブロイヤー

 ドイツ、ラインガウ産。リースリング。

辛口に仕上げたドイツのリースリング。クリスピーな酸が心地よいというのが最初の印象。ライムや青りんごの風味に清涼感のある青いハーブが少々。しっかりとした酸がキリッとした印象を漂わすが、一方でその酸をやわらげる残糖もあるような。きりっとした清々しさと丸みを併せもつ1本。ドイツの辛口、侮るべからず。

 ポン酢で水炊きか。生春巻なんかも。


CHATEAU FONDARZAC 2003 BORDEAUX 1,200
シャトー・フォンダルザック 2003  ボルドー

 フランス、ボルドー産。メルロー40、カベルネ・ソーヴィニヨン30、カベルネ・フラン30。

 ラズベリーやプラムの果実味で、酸味と相まってハツラツとしている。重さはないが果実味の甘さがあるので、柔らかさと、この価格帯のボルドーとしては充実した印象も受ける。ある意味ボルドーっぽい、ほんのりとした青っぽいニュアンスがアクセント。2003という暑い年を味方につけて親しみ易さをだしている一方で、現在の濃さを求めがちなボルドーワインの中にあって素直な仕上がりに好感。

 デイリーにどんな料理にも。くそ親父的には何もない遅い時間に、パンとチーズでこのワインという感じ。


CHATEAU BEL AIR PERPONCHER 2006 (ENTRE DEUX MERS) 1,280
シャトー・ベレール・ペルポンシェール 2006

 フランス、ボルドー産。ソーヴィニヨン・ブラン34、セミヨン33、ミュスカデル33。

 例年よりも酸がゆるい感じで口当たりがやさしい。洋なしやオレンジ、また、グレープフルーツゼリーのようなニュアンス。辛口だが甘さを感じる。ほんのりと湿ったハーブのエキゾティックなニュアンス。アントル・ドゥー・メールとしては青さ、酸ともにおとなしいので多くの人に受け入れられそう。くそ親父的にはもっとキリッとして欲しいのだが・・・。

 デイリーに。しいて言えば、鮎の塩焼き。

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