フランス

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フランスに春が来た

長い長い冬がようやく暦の上でも終わり、気温もどんどん上がって暖炉に薪をくべることも少なくなってきた。
夏時間に変わり、植物という植物すべてが息を吹き返したようにどんどんと鮮やかな緑色になってくる。
 
サボアの庭では、洗練された香りの、ピンク色の木蓮や、目の覚めるような紫色のヒヤシンス、水仙、リンゴの花などが一気に開いている。
 
足を一歩ドアの外に踏み出すと・・・
イメージ 1
 
一面のタンポポ畑が拡がる。
 
どこか遠くないところで牛が鳴き、美しい声の鳥が木の上でさえずっていた。
 
日の当たるところにはタンポポ、日陰にはひっそりと、でも沢山スミレの花が咲いている。
イメージ 2
私は、文香のスミレのデザインを考えていたとき、植物図鑑や写真を沢山眺めてスミレの綺麗な形を探していたことを思い出した。 あんなに探したスミレの姿が、こんなにも簡単に見られるなんて、と感心した。
 
散歩から戻ってサボアの家の庭を歩くと、ここにもスミレが咲いていた。
しゃがみこんで一本失敬しようと根っこから抜き、顔を近づけたとき、ふと甘い香りがした。
それがスミレ自体の香りなのか、風で流れてきた木蓮の香りなのか、もしくはヒヤシンスなのか確かめるためにもう一度顔を近づけたが、もう香りはしなかった。
 
私は持っていた本にスミレを挟んだ。
 

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