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長崎人のながさき関係モノローグ。

長崎の【本・記事・映画】

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『完全復刻 杉亨二自叙傳』

 杉亨二(すぎ・こうじ)という先達がいる。文政11年(1828年)長崎の本籠町生まれで、幕末の蘭学者・緒方洪庵に学ぶ。勝海舟が開いた私塾の塾頭を務め、のちに「日本近代統計の祖」と称される人物だ。大正6年(1917年)まで生きた。恥ずかしながら全く知らなかったが、たまたま調べ物をしていてこの人物に行き当たった。銅像が長崎にあるとされていたので、調べてみると諏訪ノ森の一角(県立図書館付近)にあるそうだ。画像を見ると(下記長崎県統計課ウェブページ参照↓)、確かに見たことがあるように思える。
http://www.pref.nagasaki.jp/toukei/kids/toukeinitsuite/nagasaki_toukei/img/sugi.jpg
 急に気になって、(財)日本統計協会が出している『完全復刻 杉亨二自叙傳』を取り寄せてぱらぱらっと読んでみた。古い文体なので些か読みにくいが、幕末の著名な人々が多数出てくる。西道仙もそうだが、郷土の先達の視点から近現代史をみると非常に面白い。
http://www.pref.nagasaki.jp/toukei/kids/toukeinitsuite/nagasaki_toukei/toukei_nagasaki.htm
http://smilenc.com/toukei/02/01.htm

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「そうだ平戸いこう」

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 日経新聞が熱い!今日(もう昨日)の夕刊は2つも長崎関係記事が出ていた。作家などが日替わりで執筆するエッセイ「プロムナード」では、「そうだ平戸いこう」と題して平松洋子氏が大村線に乗ったときのことを愛情込めて描き出していた。この方の筆にかかると、あのシーサイドライナーが俄然キラキラと輝いて思い出されるようになる。長崎が嫌になった人には良薬だし、長崎から遠く離れてしまった人には望郷の念がつのる劇薬の文章だ。(写真は90年代前半に撮った平戸教会)
 おまけにいつもの文化面(最後の面)の『文学周遊』欄では、「海音寺潮五郎『蒙古来る』長崎県・鷹島」と題して、本年4月の鷹島肥前大橋の開通後、鷹島のモンゴル村が大盛況だと記していた。日本文学の中で長崎の占める割合が、人口比などよりはるかに大きいのはわかるが、ほぼ1月に1回ペース(4〜5回に1回は長崎関係作品)は尋常ではない(下記参照↓)。長崎フリークの日経新聞でなければできない企画だろう。引き続きよろしくお願いします!
8月29日 http://blogs.yahoo.co.jp/nagasakese/60253941.html
8月1日 http://blogs.yahoo.co.jp/nagasakese/60150085.html

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『はじめての長崎』

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 今日(もう昨日)の東京に向かう飛行機の中でのざわのりこさん+ザ・ながさき編集部著『はじめての長崎』を読んだ。路面電車の運賃が「120円」になっているので奥付をみたら「2009年10月2日発行」とあった。極めつけの最新刊であった。食べ物の話題が実に詳しく、細やかに描かれていて嬉しい。チリンチリンアイスの「カートごとレンタル」の人数と値段が出ていたのは、さすが経験者!

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 『七十五度目の長崎行き』

 『七十五度目の長崎行き』(吉村昭著・河出書房新社2009年8月刊)を買い求め、長崎関係部分をざっと読んだ。吉村昭氏の作品には『ふぉん・しいほるとの娘』をはじめ長崎に題材を求めたものがいくつかあり、取材でよく長崎を訪れられていたようだ。この本は未収録エッセイ集で、長崎関係の短いエッセイがいくつか挿入されている。その中の一つ「長崎、心温まる地への旅」では、訪問回数が本の表題になったエッセイより10回増えて85回になっているが、「食べ物が無類にうまい」「人情がことのほか篤い」として、小料理屋、『福寿』の皿うどん、一口餃子、万年筆専門店などをべた褒めしていた。

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梅屋庄吉と「牛乳に相談だ。」

 今日の朝日新聞は熱い。長崎関係記事が目白押しだ。まず『歴史を歩く』欄。中国の清朝を倒した辛亥革命の立役者・孫文を支援した在野の日本人、梅屋庄吉が取り上げられていた。この人物は、明治元年(1868年)に長崎で生まれ、香港で写真館を営んでいる時に孫文に出会い、シンガポールで映画事業に携わった後、帰国して映画会社「日活」を創設した、アジアワイドな長崎人だ。長崎関係の本などでちらちらと名前をみたことがある。新聞記事では、日比谷松本楼常務を務めている梅屋庄吉のひ孫の方が出ておられた(松本楼創業者のひ孫でもあるそうだ)。仕事場に近く、よく2階のカレーバイキングを利用させていただいている『松本楼』が長崎関係の文脈で出てきたことが新鮮だった。
 次に、土曜版be on Saturday。「元気のひみつ」欄のCMプランナー・澤本嘉光氏。白い犬のお父さんで知られるソフトバンクのCMの仕掛け人だと紹介されている。プロフィール欄をみると「長崎県生まれ」。手がけた作品は「牛乳に相談だ。」など多数、とされている。「牛乳に相談だ。」キャンペーンは、かつて仕事で深く関わりがあったので驚いた。(このブログを読んでおられるであろう内橋さん、こんなところで何ですが、何かの折にぜひ一度ご紹介願います!)
 土曜版be on Saturdayにはもうひとつ、路面電車の記事も出ていた。書いていたら長くなったので、項を改めて記したい。

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