のんちゃんのつれづれ

「福岡演劇の今」<http://f-e-now.ciao.jp/>の管理人のblogです。

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2011年8月31日

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映画「人生とんぼ返り」

映画「人生とんぼ返り」をDVDで見た。
新国劇の殺陣師市川段平の半生を描く。長谷川幸延の原作をマキノ雅弘が脚色監督した、1955年の映画。
森繁久彌、山田五十鈴がすばらしい。
 
旧来の歌舞伎の殺陣とは違うリアルな殺陣を希求する沢田正二郎。
沢田正二郎のためにリアルな殺陣に工夫する市川段平。そして、大阪では興行は成功し、沢田正二郎は東京に乗り込む。
 
自分のケンカから、リアルな殺陣のきっかけを掴むなど、トコトン実証的だが、編み出す過程には詳しくは触れない。
森繁久彌、山田五十鈴の夫婦と、おきくの左幸子のしっとりしたやりとりが見せる。
ただ、舞台のシーンもあって、それはそれで十分に楽しめる。 沢田正二郎役の河津清三郎や倉林仙太郎役の水島道太郎もいい。

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小出裕章氏講演「核=原子力の本質」

小出裕章氏の講演「核=原子力の本質 原子力発電でわたしたちが知っておきたいこと」を、ネットで見た。
8/27に台東区で開催された「核・原子力のない未来をめざす市民集会」での、約2時間の講演。
同じような内容を幾度も聴いているとはいえ、この講演は、平易なうえによくまとまっていて、非常にわかりやすかった。
 
これを見終わったあち、森永卓郎氏の「原発の発電コストは決して安くない」への反論を読んだ。
小出氏の講演を聴いたからいうわけではないが、つぎのようなことを平気で言うこの人の庶民感覚とは何なんだと訝しく思った。
 
「事故の補償費用にしても、仮に10兆円として30年間で希釈し、東電(2009年度の電気料金収入は4兆5000億円)の原発の発電コストに上乗せしても、キロワット当たり1〜2円上がる程度だ。確かに原発のコストは上がるが、せいぜい火力と同程度である」
 
事故の補償を電気料金に転嫁することを前提にした、それも、ものすごく甘い試算。
10兆円が低すぎるが、それでも東電の売上の2年分。30年償還がとても現実的とは思えない。キロワット当たり1〜2円という書き方も、5%〜10%という書き方を避けて小さく見せるための詐術。
 
庶民派の経済評論家というメッキがはげた言説だった。

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