TS-770
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TRIO TS-770がやって来ました。約30年ほど前の老兵ですね。 現状の性能チェックの結果、 FM変調時 430MHz、144MHzは 1〜2W程度 SSB変調時 430MHz、144MHzは 1W程度 受信感度は 他の機器に比べSレベルで 3〜4低い(−10dB程度) プリアンプ・ブースターの使用で通信可能との事、なるほど 話と実態が一致しているな。 さて、当時 TRIOの機器で2SC460のTRは、銀マイグレーションで増幅率の低下が激しいと WEBでも 有名になっているので、とりあえず 代替品として2SC1675を手配する。 配線図上で、2SC460の使用は、なんと20個ほど・・大変だ! 先ず 配線図と実際の部品配置を照合し、2SC460に白ペンキ塗りの作業開始・・・。 実際の部品搭載を調べていくと、一部代替で 2SC1675が使用されている。 ハンダディップ面は、後付け 取替えの跡が無く、2SC1675を当時、生産時に使用したと判断する。 このTS-770生産時、2SC460が隘路部品となっていたのか、不良発生の疑いを察知していたのか・・ これは疑問?である。 当時のTRIOの技術部・品質管理部の知るところか・・・ 一応 2SC460の交換は11個であった。手作りのHFE計で殆ど 30以下だった。 通電しテストしたが パワーが4W、受信感度が若干良くなった程度で、製品の性能に達しない。 先ず 受信部の同調コイル、トリマーCの調整、SSB受信部のALC電圧設定で受信感度が上がった。 SSB受信の音声歪みは、復調部の1N60ダイオードの一個が、ガラス破損している。 仮に シリコン小信号ダイオードを付け,調査継続。 送信部は、同じく 同調コイル、トリマーC、ドライブ部のベース電流調整でパワー13W程度まで改善。 FM送信部は13W程度出るが、 SSB送信時は、SSBのパワーが出ない。 声を張り上げれば、ピーク10Wは超えるが・・・・・・ 対策としてマイクアンプの負帰還量を減らし、平衡変調器に音声の送り込みを多くする。 2SC460の代替と、経時変化で 同調と動作がズレているので、すべて再調整が必要があった。 特に発信回路の調整は、ローカル局の協力で、試験電波のズレをコールバックしてもらって調整した。 一応、TS-770の定格に近い性能まで回復できたかな。 3段GPの運用では、プリアンプ・ブースターは 特に必要ないな・・ TS-770は使ってみると、なかなか 味のある無線機だね。 半固定ボリュームは、かなり劣化しておりスムーズな値に設定し難いので取り替える事にする。 半固定ボリューム、1SS108(1N60の代用)の手配をし、入手次第 交換して、全て完了としよう。 雨にも負けず、風にも負けず・・老兵TS-770の現場復帰だ!!。
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はじめまして、MZ-80Kで「お気に入り登録」させていただいてました。
さて「銀マイグレーションで増幅率の低下」こういう事象なるもの
初めて知りました。(滝汗)
HAM時代はトリオのファン。通電しなければまだ使えると思い何時かまた復活夢みて保管してある無線機・・・
やばいんですね・・・TR−5200 TS−520Vなどは
腐ってるのでしょうか・・・?ダメなんでしょうね。
2011/9/15(木) 午後 5:54 [ ゆうとパパ ]
銀は最もマイグレーションが起こし易いです。
TRの樹脂封止材の関連で起こったのでしょう。
高温、多湿、電位差があると、銀の針状結晶が成長し伸びて
電極間の絶縁抵抗値が低下するのが原因と言われています。
2SC460は、通信機のみならず、FMラジオ等にも使われたようです。
今回のオーバーホールの結果では、2SC460の取替えと経時変化ズレ
の再調整ですが、それら性能改善率は、半々ぐらいだったと思います。
電源OFFで置いておくと、マイグレーションは進みにくいので、
大丈夫かも・・
しかし、使用中に、どんどん進行し劣化しますので、
先に代えて置いた方 良いかと思います。
2011/9/15(木) 午後 7:41 [ nag*sa_*ei ]