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私は技術屋を本業にしているものの、営業経験もないわけではないのです。
1.入社後まもないころの自動車販売の経験
2.業務負荷の安定化をめざしてはじめた海外自動車メーカへの型設備販売経験
3.ゆえあって担当したレーザー加工機会社での販売経験
以上、技術屋にとってはとまどうことの多かった業務であったが、とってもよい経験だった思っている。
さて、自動車会社の肩書きで、海外自動車メーカへの型設備販売のために一時北米の自動車会社を中心にプレゼンをして歩いたので、海外自動車メーカーの色々は人と話しが出来た。
そんな時期の、あるとき、ある北米の自動車会社の人事担当役員から電話が入り、『いま東京にいるのだが、会えないか』といことだった、生産技術担当の役員から紹介されて、なんなとなく会話を交わし、面白い人だった記憶があったし、まだ商談が続いていたので、スケベ根性もあって、出かけてみた。
私:「また、どうして日本に出てきたんだ?」
彼:「実は人探しにきたんだ」
私:「どうだ、何人か脈はあったのか?」
彼:「それなりにあったのだが、肝心の人材がいない、事前に調査はしたのだがどうも今一歩なのだ」
私:「で、どんな人を探しているのだ?」
彼:「試作から、型設備、そして工場の生産立ち上げから、維持管理まで通しでわかる人材を探している」
私:「日本では通常試作業務とと型設備業務と工場の生産技術は分かれているので、通しで一定レベルでわかる人材はソウソウいない」
彼:「そんなことはないはずだ、そういう人材がいるから今の(=15年ほど前)日本がすぐれた車造りが出来ていると、にらんでいる」
私:「あんたの会社も関係部署で色々なレビューをやっているだろう、日本も色々な表現はしているが、関係部署、関係者間で、ステップ毎に区切りながら論議しながら車の立ち上げをしているだけだ」
彼:「当然しているが、なかなかうまくいかないのは、それをセンターでコントロールする人材がいないので、それがわかる人材がほしい」
なかなか、話しが噛み合わない。
レビューでの話し合いの質の問題と、相手の部署の気持ちにどこまで答えてやれるかと言う、車作りに対する共通の思いのようなものの濃さ薄さに差があるナ〜〜〜〜、と感じたものの、当時はうまく表現が出来なかったものである。
先日、ある方から、『串団子と羊羹の差』のような表現を聞いた、すなわち話し合いがされたと言っても、レビューが串団子のように球と球が接している点接触では、まともの意思疎通はできない、羊羹を切ったときのような、面接触でお互いとの意思疎通が計れるかがレビューのポイントだということである。
なかなか上手な表現で、部署間の話し合いの面積の大きさと、同じ立場にあるという共通認識の持ち方によって、同じレビューという場を持ったにしても、その仕事ブリには大きな差が出てしまうことは、もっともっと気にしていいことだと感じた。
特に、営業部門と製造・購買部門の中間に位置する設計部門は、前工程と後工程の両面に対して、刺身のように接触面積を大きくする努力が大切だとあらためて思った次第である。
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僕も海外の企業と開発プロジェクトを組みましたが、日本と欧米の仕事に対する個人の役割分担と、責任の所在が大きく違うのには驚きました。
部所間のコミュニケーションが羊羹のように太ければ何も問題ありませんが、そうは行かないので、相互にオーバーラップした部分を残して仕事をやっていかないと中々上手くいきませんね。
2万5千分の1の地図も、従来は縦横に綺麗に接合部で切られていましたが、最近の地図は、上下左右が相互にオーバーラップして作られるようになり、相互の関連が良くわかるようになっています。
2008/1/21(月) 午後 8:36
BARONさん、地図のお話し参考になります。そうですね、一定のオーバーラップはどうしても必要でしょうね。
長い間つれそった家内でさえ、アウンの呼吸にはならないですものね。
逆に最近は完全にジジババの会話で、会話の中身は、すれ違いばっかりです。このまま離れ続けるのでしょうかネ。
2008/1/21(月) 午後 10:36