メタンハイドレードの採取
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愛知県沖で、メタンハイドレードの採取試験が開始されたという報道がなされています。
石油、天然ガスの多くを輸入に頼っている日本としては、日本の領海内でメタンが採取できるのは喜ばしいことです。
この採取に、独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC ジャムステック)の地球深部探査船『ちきゅう』が投入され、その映像がテレビに流れるのは、JAMSTECファンとしては喜ばしい限りです。
下の写真は、三菱みなとみらい技術館に展示されている『ちきゅう』の模型です。
この船は、2005年に就航した世界最高の掘削能力(海底下7,000m)を持つ地球深部探査船です。この船の完成によって、今まで人類が到達できなかったマントルや 巨大地震発生帯への掘削が可能になりました。
この船で海底深くドリルで穴をあけ続けるためには、大海原の一点に、船を固定しておかなければなりません。
そのために、GPSで位置を確実に確認する機能と共に、海流などに抗して、船の位置を単に前進後退させるだけでなく、左右にも微妙に動かし続ける必要があり、船首や船底に各種のプロペラを装備しています。
これによって海面の一点にとどまり続けることができるという優れものです。
さて、私が小さい頃は、「日本は資源の乏しい国です・・・・・」と習い、石油ばかりでなく金属資源も輸入に頼るほかはないのだという思考が染みついてしまっています。
しかしながら日本は、室町時代などは世界有数の銀の産出国でしたし、黄金の国ジパングと言われるように奥州等では金が採掘されました。
古代の金属採掘に興味があり、各地の金属採掘あとを見に行くことが多いのですが
★秩父の和銅採掘遺跡はかなり人里離れたこころにあります
★武田信玄の金鉱といわれる、湯の奥金山は、それこそ山奥です
★奥州藤原氏の金鉱と言われる、鷲之巣金山跡は山奥の絶壁に狸掘りで採掘しています。
昔の人の金属採掘に対する執念の凄さには驚かされます。
それと比較し、たいして考えずに日本は資源の乏しい国だから、輸入に頼るしかないと思い込んでしまっていた、ことを恥ずかしくおもいます。
日本は世界第6位の海洋国です。海洋資源はそれこそメタンハイドレードだけでなレアアースもかなりあると期待されています。
たしかに採掘の採算性には現状では大きな課題が横たわっています。でもそれを解決するのが技術屋の役割だし、楽しみでもあるのではないでしょうか。
地球深部探査船『ちきゅう』の活躍に声援を送り続けようと思っています。
下の写真は娘の家のトイレです。
孫がお気に入りの『ちきゅう』などのペーパークラフトが並んでいます。
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