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質問記事を書いて、いろいろご意見いただきました。
自分でも本なども読んでみまして、少しずつ熱処理の流れが見えてきました。
主に熱処理には、焼きなまし、焼きならし、焼きいれ、焼き戻しがあるようです。
先の記事でも話題になった焼き入れですが、水焼きのほうが割れなどのリスクが高いようです。
焼き割れは、焼き入れ時の300度以下での温度の降下率によるようで、焼き割れ防止には300度以下の温度降下率を落とすことによって防げると書かれていました。いちいち鋼材の温度を測りながら作業もできないでしょうから、そこは鍛治氏の腕の見せ所なのかなと思いました。秒単位の動作を要求される焼き入れとはべつに、焼き鈍し、焼きならし、焼き戻しに関しては、もう少しシステマティックにできそうな印象をうけました。炉の条件などを決めて温度管理をすれば、ある程度均質な処理ができるのでは、というのが素人考えです。
ただ焼き戻しについてはいろいろ方法があるので、これまたノウハウもそうとうありそうにも見えます。
いずれにしても、どのような熱処理が行われたかというのは、刃物の形になったあと見てもなかなか分からない部分で、分からないから説明も難しく、評価も難しい部分かとおもいました。分かる人がみて、研いだり使ったりすると見えてくるのでしょうが、ガラスケースの中では判別が困難とおもいました。
刃付けの仕事は、だめならやり直せば(研ぎへりはしても)よいようにおもいますが、鍛冶仕事はやり直しというのができないので、(だめなら廃棄)説明が難しい部分もあるかと思いました。
以上簡単に熱処理にかんする雑感です。
追記メモ
水焼き入れは、油焼き入れの違い (WEB情報)
水のほうが油より約3倍の冷却速度になる。均一な冷却が難しいため焼き曲がりや焼き割れを生じやすい。
油は均一冷却ができるので、焼曲がりや焼割れが生じにくい。
水温は一般に40度以下が望ましいとされているが、60度から70度のお湯焼き入れという方法もある。
水に食塩が約10%(重量比)入ると、冷却速度が倍増される。
水温60度以上の水蒸気が発生しやすく焼きがはいらないとの記述あり。
油焼きで発生する、トルースタイトは粘りがある。
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のぶさん、またまた難しい問題を提議しましたね!
2012/2/20(月) 午後 2:35
ゆうけんさん、
難しいので雑談モードでどうぞ。きっと、ゆうけんさんはいろいろご存知でしょうから。
2012/2/20(月) 午後 2:40 [ のぶ ]
では、初歩的に(^^;
軟鉄の融点はなんどなのでしょうか?
鋳物が1200度なので多少上の1400度かな?
と言う事は鉄を主に扱う鍛冶屋さんはそれ以下の温度で色々工夫して鍛錬しかつ焼き入れ焼き戻しをするのでしょう。
2012/2/20(月) 午後 4:48
溶かしてしまったら元も子もないですからねえ。程よく柔らかくして、硬くして、粘りをだして、、よくこんなこと考えましたね。
2012/2/20(月) 午後 5:20 [ のぶ ]
鍛治屋さんは経験上、火の色で温度が分かるようです。
ちょうど煙草をふかした時の色が良いようです。
だから良く見える様に焼き入れの時は工場の灯りは消して暗くしています。
2012/2/20(月) 午後 6:03 [ あきらパパ ]
あきらパパさんタバコをふかした時の色と言うことは800度位で鍛錬すると言うことですね!
2012/2/20(月) 午後 6:11
800度は主に炭素鋼の焼き入れ温度ですよね。ステンレス/特殊鋼はもっと温度が高いようですね。
2012/2/20(月) 午後 7:25 [ のぶ ]
千葉の駅前に体験できる刃物屋さん(フルカワ刃物)があります。
現場を見て感じる良い機会だと思います。
事前申し込みが必要ですが、包丁研ぎ(講師 山本真一郎氏)、鋼の鍛接、包丁造り、切り出しの鍛造等いくつかのコースがあるようです。ただし、焼き入れは本職が実施するようです。
どれも土日のコースだったと思います。
自分も本職の方に手ほどきを受けながら基礎から身につけたい(経験したい)と思いますが、土日は時間が思うようにとれません。
以前、BROさんがここでの包丁造り体験を書いて居られました。
五香刃物さんを見学されているのですからご存じとは思いますが、念のため。
そういえば、武生でも体験できそうですね。
2012/2/20(月) 午後 7:27 [ タナゴ ]
タナゴさん
情報ありがとうございます。意外と近場で鍛造体験出来そうだと興味持っていました。いつか行って見たいと思います。
2012/2/20(月) 午後 10:01 [ のぶ ]
のぶさん 銀紙二号の正体気になりますね。とゆうけん氏のブログに有りましたが 宜しかったら お貸しいたしましょうか?
遠慮なくリクエスト下さい!!
2012/2/22(水) 午前 9:34 [ かずかずけん ]
かずかずけんさん
ゆうけんさんが、こちらの連絡先を知っていますので、一度ご連絡いただけますか?よろしくお願い致します。
2012/2/22(水) 午前 11:01 [ のぶ ]
ようやく、水焼きと油焼きの違いの記述を見つけました。
鋼の冷却速度の違いで、
パーライト、ソルバイト、トルースタイト、(トルースタイト+マルテンサイト)、 マルテンサイト
となって、パーライトがもっとも冷却速度がおそく、マルテンサイトが速い場合。水焼きの場合は冷却速度が速く焼入れ時にマルテンサイトになるが、油焼きの場合は、トルースタイト+マルテンサイトになるようです。また水焼きでも、500度以上の高温焼戻しをするとトルースタイトが得られるという記述もありました。
2012/2/23(木) 午前 7:23 [ のぶ ]
難しいですね 鋼や刃物によっても温度差は影響してくると思います
我々色々な木を扱う職人にも刃物の話題は興味深いです
2012/2/26(日) 午後 6:39
リンリンさん
奥が深いですね。深いとともに、ベースの研究はかなり以前に行われているようです。というか簡単にいえば現代学問ではなさそうです。ただそれがすべて分かっているのかといわれると全然違うと思います。
今、1960年代70年代の本とかも読んでいます。
2012/2/27(月) 午後 5:57 [ のぶ ]
聞きかじりですが。
磁石がくっつかなくなる温度が適正焼き入れ温度だとか。初心者はそっから入るようですが、堺の達人は、暗くして色で判断して温度を知ると言われています。
水焼は、包丁に関しては、殆どの製品が堺くらいと思います。(詳しくは知りません)
テレビで以前、水焼きと称して一旦油に入れてから水へ(ずるいぞおー)っての見たことがあります。
堺ではありませんが、夏場に一日70本の刃物を水焼きする「伝統工芸師」も存在します。(誰とは言えません)
いずれにしても最適解は、未だに存在しないかもしれませんね。
尚、必ずしも水焼が優れていて油焼が劣るとは限りませんです。
現に、自分の所有では、堺の水焼鉄引よりも、三条の油焼の修司作(忠房かな?)の方がお気に入りです。
焼き戻しですが、200度で完璧に焼き戻るようですね。
鉋の名匠「碓井鉋」も奥様が焼きを担当しているとか。
奥が深いですね。
2012/2/27(月) 午後 7:46 [ 明庵 ]
今は、電気炉が多くあります。火造りとどちらがいいにのかは、自分の知識ではわかりません。
今のハイスなどはもとより、殆どメーカー送りか、焼き入れ業者(大手が2社あります)に丸投げしている鍛冶屋さんも増殖してきておりますね。
売り手も、精密な硬度計と顕微鏡を持っていて、検品までする店は、自分の知る限り一店舗。伝統工芸師を看板にしたり、納品された品物を普通に売っているところが大半。(他にも厳密に検査しているところがあれば、失礼します)
ってな訳で、下手な一号鋼よりも高性能な二号鋼の包丁もあったりします。全部とは申しませんが、毎回完璧な一号鋼の包丁が出来ない事の証左です。(使い手としての感覚で、事実は分かりません)
ブランドの堺打刃物ですが、クレームがないんでこれでいいやとは思ってはいないとは思いますが、光景不足の今の堺の状況では、いずれ三条に追いつかれ追い越される日が来ることを否定できませんね。
2012/2/27(月) 午後 8:06 [ 明庵 ]
自分なりの解釈ですが、焼き入れ作業とは鋼の周りの炭素を鋼の中に閉じ込める作業で、焼き戻しは結合を緩める作業だと思います。イメージとしては板チョコをクランキーチョコレートにするような感じだと思います。チョコレートが刃物全体でクランチが炭素。碓氷健吾さんなどが金属顕微鏡でチェックしてる、球状化というのはこの炭素(クランチ)が均一に分布してるかどうかの確認だと思います。炭素が均一に散らばっていると、研ぎ易く永切れする刃物ができるようなので。
2012/3/1(木) 午後 7:59 [ ]
明庵さん
いろいろ情報ありがとうございます。色による温度の見極め、焼きのいれかたなど、感覚勝負でできる方は、すばらしいと思います。また機械によるシステム化も一つのやり方だと思います。
関係ないですが、ようやく今シーズン二度目の雪山です。
2012/3/2(金) 午後 10:25 [ のぶ ]
ひさおさん
コメントありがとうございます。
組織は均一の方が良さそうですね。チョコに例えたイメージ面白いです。
2012/3/2(金) 午後 10:29 [ のぶ ]
ソチを目指して頑張ってくださいね。
2012/3/3(土) 午後 9:01 [ 明庵 ]
全身筋肉痛!!
普段の運動不足が効いています。やはり研いでいるだけではだめですね。
2012/3/4(日) 午前 6:54 [ のぶ ]