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書庫化学物質を斬る

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※最初にこの記事を参照していただければ、私の解説がよくわかります。
「人工芝に発がん性物質」米政府調査 サッカーのゴールキーパーに患者続出
解説Web記事へのリンク ⇒ http://www.j-cast.com/healthcare/2016/02/27259728.html

この記事を見ただけの解説ですので、問題となっている廃タイヤから作られるゴムチップの内容成分の分析データがないので正確なことは言えません。この記事だけで言えば、ベンゼン、鉛、カーボンブラックなどが含まれているとのこと、WHOの国際癌研究機関IARCの発癌リスク評価では「ベンゼンはグループ3、鉛とカーボンブラックはグループ2Bとなっている。」とのこと。WHOではグループ1が人、動物に発癌がみられたもので、これが発癌物質として指定しているが、グループ2や3では動物や細胞レベルでの発癌データであることから、発癌物質とは指定していない。

ということは、今回のゴムタイヤのチップについては発癌物質によるものかどうかは疑わしくても、確実ということまでは結論づけられないと考える。

しかし、私が考えるには、ベンゼンの扱いがグループ3とは如何にもおかしい。これには目を疑います。何故ならば、ベンゼンは先進諸国では製造、使用が制限か禁止されている毒性物質で、第一種有機溶剤で強烈な血液毒、中枢神経毒物質で、過去に大阪や東京の下町でヘップサンダルの底張りの糊の溶剤にこのベンゼンが使われ、乳幼児が再生不良性貧血や白血病で死亡する事故が起こりました。昭和30年後半から40年代前半のことでした。

私も東京の浅草などの家内工業作業の実体調査に携わったことがあるので、よく覚えております。ですから、ベンゼンは、今、日本では特殊な研究以外には使用されることは全くないはずです。ところが、中国では未だに使用されているとは聞いています。

癌と診断されたサッカーのゴールキーパー34名が血液のガンであるリンパ腫や白血病が多かったとされていることから、ベンゼンの混入は考えられるところであるが、加熱されていれば、蒸発して存在しないはずであるが、いずれにしても、タイヤチップの分析が不可欠である。

又、私の推測ですが、もう一つの有害物質が考えられます。それは、ゴムの老化防止剤です。主として、芳香族ニトロアミド化合物を使用するので、この化合物は発癌性だけでなく、血液毒、皮膚障害、肝障害など毒のオンパレード、毒のデパートみたいなものです。4・アミノジフェニールなどは禁止物質になっていますが、どう使われているかはわかりませんが、ゴムには必ず老化防止剤が使われていますので、これは確たらず、調べる必要があると思います。以前にこのブログにも紹介しております。

写真:ゴム老化防止剤による皮膚炎 出典:「職業病図譜」
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