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私が大島弓子の漫画を初めて読んだのは、90年代初頭のことだから、早くはない。結構良い齢になってからである。
多分、読む機会がなかったのだと思う。
何しろ「少女漫画」なわけだし。。。
実際、何かきっかけがないことには、さすがにこの手のマンガは読まない。
高橋源一郎が絶賛していた「おしゃべり階段」と大島弓子ぐらいなもので。
「おしゃべり階段」は結局、そんなに心に響かず、大島弓子ぐらいが今でも関心を残している。
きっかけは多分、村上知彦氏の漫画評論集だと思う。村上氏はプレイガイドジャーナルの元編集長で、「ぷがじゃ」の愛読者だった私は、氏の評論集を買ってしまっていた。
その中で大島弓子は圧倒的に絶賛されていて、興味を持ったのがきっかけだと思う。
川本三郎氏の「都市の感受性」の中でも触れていたような気がしたが、今回、再読しても見つけることができなかった。
初めて読んだのは「秋日子かく語りき」で、それからすぐにASUKAコミックで出ている単行本を全部揃えた。さらに白泉社から出ている作品も全て集めた。とにかく素晴らしい、と思った。
何が素晴らしいかって、多分、あの絵はともかく、セリフや言葉遣い、そして、奇想天外なストーリーと、コマとページのリズムというか。とにかく言語感覚が自分とマッチしていた。
それからしばらくして、全集が出たので、それを全部揃えた。
今からすると、丁度その頃は大島弓子が癌と戦っていた頃になるようだ。90年代の後半までは「YOUNG ROSE」で時々読みきりが連載されていたが、いつのまにかそれもなくなり、死んだ、という噂まで流れた。実際のところ、癌、というのも本当かどうかわからないが、ここ10年以上作品を出していないと思われる。死んだ、といわれても驚かない。
全集は2回に渡って出た。
やはり本当に初期の頃は、あまりにも絵が少女漫画然としていて、さすがにテイスト的に辛い感じだが、70年代の後半からは大分読みやすくなってくる。
それでもやっぱりすきなのは80年代の後半から90年代前半の角川からの作品群で、絵はもはや添え物でしかないではないかと思われさえもする、不思議な言語が飛び交うお話群は何回読んでも興奮してしまう。
一冊だけサイン本を持っている。吉祥寺の本屋で入手した。私は「サバ」の物語に出てくる地図や構図から大島弓子の住んでいるマンションをついに割り出すことに成功し(というほどたいした苦労ではない)、わざわざそれを見に行ったのである。そのときにそのサイン本も発見したような記憶がある。
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何故か突然、思い立って「ジギタリス」を再読した。
変なお話である。
最後は唐突に、星空だけのページが数ページ続き、そこにセリフだけが書いてある。
その藤野さんのセリフだけを読むだけで、とても、とても、素晴らしい。
褒めすぎだろうか。
大島弓子の物語は現実離れした世界をいつも提示してくれる。
私は現実から逃げ出したいだけなのかもしれない。
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お久しぶりです。
実は私も最近大島弓子作品読み返しました。
漫画友達のH間さんに貸そうと思ってASUKAコミックスの大島弓子を全巻引っ張り出したので。
私も地図でマンションの位置確認しました。
でも、現地に行くなんて凄いですね。
2007/9/3(月) 午後 0:55 [ ゆーこ ]
久しぶりです。ま、そのころは井荻にいたので吉祥寺は近くだったということもあるのだが。。。そういえば私が営業企画に置いていった「カイジ」はどうなっているのだろうか?
2007/9/3(月) 午後 8:16 [ WS ]
お久し振りです。
ゆーこさんにお借りして、
まさしく今大島弓子さんの作品を読んでいます。
時折、自分がうまく言葉で表現でき事が
文字となっているのを見つけて、そうそう。。
と思いながら読んでいます!
2007/9/5(水) 午後 0:37 [ H間 ]
三筋郵便局の前をとおるたびに思い出しております。
2007/9/5(水) 午後 11:19 [ WS ]