川喜田二郎「鳥葬の国」
ヒマ吉にとってはまぼろしの書 川喜田二郎 「鳥葬の国 秘境ヒマラヤ探検記」 カッパブックス 1960年刊
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1958年、著者が西北ネパール学術探検隊の隊長として、ネパール最奥の僻地トルボ地区を半年に亘って探検した記録です。
ただ、無味乾燥な学術報告書とは違い、この特異な地域の自然とそこに住むチベット人の生態を精緻に観察し全人格をもって受容した「人間の記録」です。
ヒマ吉は昨年、初めてネパールのカリガンダキ流域を旅しました。そこでチベット的な風景をかいま見て、それまであまり関心がなかったチベットについて知りたい気持ちが動きました。
手始めに根深誠さんの「遥かなるチベット」を読み、続いて河口慧海の「チベット旅行記」を読んで、トルボ地区についておおよその輪郭は頭に入りました。その上で本書を読んだので、そこそこの臨場感を持って読むことができました。
ヒマ吉はインターネットでこの古本を入手しました。半世紀以上前に刊行された本ですからカバーに多少の汚れはあるものの、内容には全く古さがありませんでした。
考えてみれば、この時の著者は38歳の若者です。みずみずしい感性が隅々に溢れています。これはもう、立派な文学だと思いました。 |






今私は栗城さんの一歩を超える勇気を読んでいます。チベットやヒマラヤの本を読み漁っていますね。
2012/2/15(水) 午前 7:55
ノンちゃん、根深誠さんの本にはヒマ吉の旧知の友人モハン・ダイや先日の旅で知り合ったモハン・ダイの二人の弟さんが実名ででてくるのが面白くて、帰国後集中的に根深さんの本を読んでいます。
2012/2/15(水) 午前 8:32
「この時の著者は38歳の若者です」
貴重な本ですね。奄美の吉
2012/2/15(水) 午前 8:33 [ yos*ii*120*000 ]
国が違うと風習が違って日本では考えらないですよね。遺体を鳥に提供するのは・・。
本は読んだことありません。
2012/2/15(水) 午前 9:13
奄美の吉さん、52年前に刊行された本を今読むというのも一つの巡りあわせだと思います。
2012/2/15(水) 午前 10:03
せんちゃん、外部の人には理解し難い風習でも、その人たちは深い宗教的信念に基づいて行っているようです。
2012/2/15(水) 午前 10:06
御無沙汰して済みませんでした。僕らがネパールをこよなく愛しているのは、何故なんでしょうねぇ〜僕は…と言えば、メパールの生活、文化、考え方、自然などなどが、僕らの中の深くに眠らせてしまった心象風景みたいなモノを感じさせてくれるからって感じがします。この本、入手できて、ホント、良かったですね。ヒマ吉さんの元にいった本は幸せもんですよ、ホント!
2012/2/15(水) 午後 3:34
みさおさん、しばらくでした。お元気ですか。
去年カリガンダキ流域へ旅しましたが、その前にこの本を読んでおけば旅の意義が2倍にも3倍にも膨らんだろうにと思います。また行きたくなりました。
2012/2/15(水) 午後 5:01