この前の日曜日にロングウォークをしていて思い出しことがあります。
旧道を歩くのも好きだし集落を散策するのも好きな私。
よそ様の土地を歩いていると、不思議なことによく挨拶をされます。
老若男女を問わず会釈されるのはもちろん、
「こんにちわ〜」」とか声をかけられたり。
まあ、中にはリュックを背負い、運動の恰好をして
帽子をかぶり、サングラスをして、イヤホンも・・・ってゆう「フル装備」を
とても如何わしい目で見られることも多いのですが(とくにすれ違う車)、
概して村々、町々で会う方は好意的です。不思議。
石碑や地蔵、道しるべなんかをマジマジと見て
時に入念に撮影している私のことを、その道の研究者かと何かと勘違いされて
昔話を語ってくれたお婆さんや、近所の古老を呼びに行った方もいました。
これは何かな?と。
突き詰めて考えると、(短いことだけど)こうゆう接触・交流が、
「旅」なのかな、と。
上記のような「フル装備」がこうした経験を呼ぶのでしょうか。
そこで思いだしました。
学生時代、休みを利用してあちこち海外旅行をしていました。
(まあその前に毎日バイトの日々だったのですが)
今やあまり聞かなくなった「バックパッカー」に憧れながら、そこまでもいかない自由旅です。
まあ、いろいろと交流が突然発生するわけです。
それによって時間を食われ、目的の観光ができない経験もあるのですが、
それが「旅」なんかな、と。
かなり以前に読んだ本の受け売りですが、
「1周して帰ってくる」を意味する「tour」(ツアー)という単語と違い、
「travel」(トラベル)とは、もともとは「trouble」(トラブル)と語源を同じにするんだとか。
予定どおり行かないことも含めてトラベルなんだと。
これはロングウォーク中も同じですね。
ところで、1998年ごろの冬だと思うのですが、
列車とバスでアイルランドを1周していました。
自分は大学院でイギリス帝国史におけるアイルランド人の貢献・役割に関心を持ちはじめた頃でしたが、
アイルランド独立史を勉強していた後輩と一緒の旅でした。
(毎晩街を変え店を変えて、パブでギネスを飲んでいた)
おそらく、スライゴという町だったと思うのですが、
例によって大きなリュックを背負って町を歩いていると、
とある住民(酔っぱらっていたのかも)から笑いながら(冗談で)
You look like IRA bomber,
みたいな声を掛けられました。
嬉嬉としてその人と会話してました。
当時、現地調達したアイルランド地図。赤丸囲いがスライゴの町。
こんな経験もリュックとフル装備があったからでしょうか、と思うのでした。
また思いつきで書き始めたけど、なんだか話がまとまらなかった(^_ ^;)