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SIRIO/ 6.11 GTXと熊鈴

 
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2010年の3月ぐらいに残雪期から初冬までに使いやすい山靴を新調しようと思い買った。お店で色んな山靴を試着したが一番シックリきたのがこいつだった。
理由は幅の広さ。俺の足って甲高で幅広。特に右足より左足の方が幅が少し広い。左足の小指がブーツに当たるか当たらないかがブーツを選ぶ基準になるわけ。
 
高山の稜線とかガレ場をガツガツ歩いても足したからの石や岩の突き上げが気にならない適度な硬さ、クランポンを装着(ストラップタイプのみだけど)できて、もちろんブーティータイプのGORE−TEXライニング、あとはソールの張替えが出来ること。
 
無雪期の高山にバッチリ対応できて信頼のおける山靴。しばらくはコイツが相棒になりそうです。冬靴はどうしよっかなー。。
 
 
おまけは熊鈴。なんか耳障りじゃなく暑い時に少しヒンヤリさせてくれる音。上には熊ちゃんが付いてます♪
 
 

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macpac/カスケードゲイター

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もうね2010年夏山のMVPといっても過言じゃないぐらい活躍したゲイター。足につけて使うアイテム。甲斐駒ケ岳から始まり、上州武尊の修験道、南アルプス南部一週間、北岳やら仙丈ヶ岳やら、、、、
 
素材はアズテックというコットン配合の厚手の生地。コットンがあるぶん濡れると生地が膨張して目が詰まりさらに防水性が上がるっていう仕組み。まぁ防水性はそれなりとしても他にないのは生地の頑丈さ。
 
通常ゲイターって、雪山で靴の中に雪が入らなくするための道具。雪の中で使う前提なのでソフトシェルの素材やらGORE-TEXなんかが使われるんだけど、それを夏山で使うと岩とかに擦れて穴があいたり生地が簡単に破れるわけ。
 
その点カスケードゲイターは、藪ん中やら岩ころなどニュージーランドの地形でガシガシ使うために作られている。なんで擦れにも強いし、岩が多い場所でもより大胆に足を置ける。雪ん中じゃ使ったことないから分からないけど、雨上がりの泥の多いトレイル、高山の岩がガツガツした稜線、夏山のゲイターとしては本当に使えるアイテムです。
 
 

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〜南アルプス/早川尾根縦走〜

残雪の甲斐駒ケ岳の時に駒津峰から眺めた鳳凰三山へ続く早川尾根。
 
そのトレイルが仕事をしていても気になって仕方が無い、笑。なんら有名な場所でもなく目立った場所でも無い。でもアサヨ峰のピークは甲斐駒ケ岳からも北岳からも良く見える。逆にあのピークからは北部の名立たるピークが全部見えるんじゃね??
 
なんて考えていたら、次の休みに向けてパッキングを開始していた。
 
南アルプスに入るときは決まって仕事後に直接甲府に向かい、シーズン中の始発のバスを狙う。原宿で仕事が終わり新人の歓迎会があったが先輩に山にどうしても行きたいので歓迎会行かないと伝える。
 
山なんかいつでも行けるでしょ!!歓迎会参加が職場の筋っしょ!!っと軽く怒られた。でも俺の気持ちは頑なだった。その時は雨男の俺ではありえないぐらいのピーカン予報。展望も期待できるのでどうしても行きたかった。
 
終電で甲府駅に到着し、いつもの感じで駅構内にマットとシュラフを準備してアイマスクをかけて就寝。人目が気になるのと駅構内の蛍光灯が眩しいのでアイマスクは必携だ。
 
朝4時発のバスに乗り込むため3時30分に起きて朝飯をバス停でモシャモシャ♪朝4時とは思えないほどバス停に登山者がいたのでデジカメで写真を撮ろうと電源を入れる。
 
あれ??電源入れてもすぐに落ちるんですけど、、、、カメラの調子が悪い。
 
バスに乗り込み広河原までは2時間もあるので再び即就寝、、、気付いたらもう広河原に到着していた。その後、違うバスに乗り換え北沢峠へ!!30分ぐらいの乗車時間であっというまに到着。
 
北沢峠等到着しショッツ飲みながら入念なストレッチ。天気も良く朝日が気持ち良かった。今日は日帰りだからサクサクと行動開始。残雪期のどっさりあった雪も無くなり夏が近づいているトレイル。
 
仙水小屋にて、小屋のおじさんに挨拶をして水を少し下さいと断りをいれる。仙水小屋の水は本当に美味い。
小屋を後にして、少しガレ場を歩くと前回の甲斐駒ケ岳でエスケープした仙水峠に到着。
 
今、流行の山ガールが3人ぐらい。Tシャツ良く見るとthe north faceのコットンベースのTシャツ着てる。グラデーションのやつね。騒ぎ声うるせぇ。甲斐駒ケ岳は黒戸尾根から登れば厳しい標高差のある名山。北沢峠から登れば5時間ぐらい歩く観光地。面白い山だ。
 
って事で仙水峠で休もうとおもったけど少し栗沢山に登り樹林帯を抜けてハイマツが多くなった開けた場所で小休止。ライチョウかなって思い視線をずらすとハイマツの中やら上をホシガラスが飛びまわってた。水分補給してとりあえず栗沢山ピークを目指す。ちょっとガレている感じのトレイルを歩くとすぐに着く。
 
なんとなくデジカメの電源を入れると奇跡的に電源が入る。だましだまし何枚か写真を撮れた。この山での撮影後カメラの電源は入らなくなった。
 
栗沢山からの展望も素晴らしかった。
 
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目の前には迫力の甲斐駒ケ岳。
 
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アサヨ峰へと続くトレイルとオベリスクがちょこんと見える鳳凰三山。
 
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なだらかな仙塩尾根が続く仙丈ヶ岳。
 
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しっかり見える北岳。少し離れて八ヶ岳連峰。山頂は一人貸切。快晴で強い日差しだったから風が心地良かった。少し休んで展望を楽しんだらアサヨ峰目指して足を進める。相変わらず岩が多いトレイルが続く。地図には危険マークが出ているけどあんまし危なくない。途中で登山者とすれ違う。
 
アサヨ峰のピークから富士山バッチリ見えるから急いだ方が良いよとの事。少し歩く速度を速めるがアサヨ峰に到着したときには富士山頂の雲がかかっていた。残念。ただ栗沢山同様に周りの名山が良く見える。ただ北岳だけものすごい勢いで雲があがりあっという間に見えなくなってしまった。
 
アサヨ峰からは標高を下げつつ、段々と樹林帯の中に入っていく。展望は楽しめたから後は飛ばして歩くだけだった。この時の山行は日帰りなのでストーブ類も無し水も行動用1リットルのみ。サクサクと歩くと、おばちゃんとおじさんのペアに追いつく。少し話しをすると九州から来ているらしぃ。しかもキャンピングカーで旅しながら。楽しそうな生活だ。
 
九州の夫婦を抜くとすぐに結構良い歳って感じのじぃさんに追いつく。ただこのじぃさんの登山靴の使い込み具合、ふくらはぎの筋肉量、手の疲れ方が半端無い。軽く挨拶を交わし俺は変わらず飛ばして歩く。
 
ちょっと休みたいなって思い始めた頃に早川尾根小屋に到着。小屋前のベンチとテーブルを使いたかったのでジュースでも買おうと小屋を覗きこむ。そしたら飲み物買うのはもったいないから麦茶でも飲みなよ!っと冷たい麦茶を小屋の人が差し出してくれた。商売やる気あるんだかないんだか、笑。お言葉に甘えて2杯の麦茶を頂いた。その後小屋横にある水場で水を補給。冷たくて美味しい水。水を補給したら先ほどの夫婦とじぃさんが到着。俺が休んでいたベンチにザックを降ろしてビールを飲み始めた。どうやら今日はここに泊まるらしぃ。
 
酒が入った山好きの年配の方はやばい。話が止まらず1時間ほど捕まる。うーーん。ただじぃさんの話だけは本当に面白かった。北海道出身在住の方で昔はバリバリのクライマー。小樽赤石のクリスタルフェイスというルートを開拓された方。リュウマチで指先に力が入らなくなってからはクライミングはやらなくなったらしいけど。中々面白いじぃさんだった。
 
そんなこんなで早川小屋を出発し、白鳳峠まで歩き広河原に下山。日帰りだけど楽しい山だった。バスを待っている間にインフォメーションセンターに立ち寄る。綺麗な建物だった。
 
帰りのバスの中で次の山の計画を黙々と考えていた。その日たまたま古巣の友達から連絡があったので甲府で信玄餅をゲットしてお土産で持っていき帰宅した。。。。
 

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〜南アルプス/甲斐駒ケ岳の巻〜 day2

朝4時、空が明るくなりはじめ鳥が泣き出す時刻。俺も時計のアラームに起こされシュラフから出て周りの景色と地図を見る。あちゃーーー。摩利支天がとんでもない場所に見える。
 
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明るくなったころヅカちゃんも起床。軽く食い物食べて出発。とりあえずトラバース道から尾根に無理やり登る。
 
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朝はガスが凄かったが、無事にルートと合流。どうやら俺らは少しづつ沢筋を辿ってしまい、登山道から200mほど外れていた場所でビバークしていたみたいだ。無事に歩きはじめるが、トラバースルートにはまだ雪がある。素直に尾根沿い歩きゃよかった。
 
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駒津峰まで歩きひと休み。天気抜群で最高の展望。
 
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まだ北岳は真っ白。
 
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仙水小屋まで降りて大休止。ちょっと水の残量もやばかった俺らは南アルプスの天然水をガブ飲み。超うまかった。
当初の俺らのルートだと2日目に仙水峠から早川尾根経由で地蔵岳、ドンドコ沢を下り青木鉱泉からタクシーで自車に戻るプランだった。夜間行動不能で距離は稼げず、そのまま北沢峠に下山、歌宿まであるき伊那にエスケープするルートに変更した。
 
6月頭の黒戸尾根。今シーズンの夏山開始にバッチリのトレイルだった、、、!!
 

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〜南アルプス/甲斐駒ケ岳の巻〜 day1

こんばんわ!ブログ書くのに帰ってきました、笑。ただいま!!
 
今年の夏はブログ一本も書いてないけど休みはほぼ南アルプスに入ってたよ。山旅を振り返る感じで少しずつ記事あげてきます。
 
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甲斐駒ケ岳黒戸尾根五合目で休んでた俺らの前には山頂付近にガスがかかるピークと沢筋に残る残雪が見えていた。5合目から七丈小屋までは楽しい垂直ハシゴやら、
 
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抱きついて通過する岩場やら、
 
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楽しさ満載のトレイルが続く♪黒戸尾根は五合目以降から今までの登りは何だったの?って感じで厳しい登りに変貌する。ましてや今回はピッケルやらクランポンの残雪期装備、テントやストーブなどなど山での生活用品。重い道具で容赦なく肩にパックのハーネスが食い込む。七丈小屋のベンチで一息、時間は確か15時30分ぐらいだったと思う。この日は仙水小屋まで移動してテント泊しようと考えていたが朝の寝坊が響いていた。コースタイム通りだと日没に間に合わない。ヅカと会議した結果、突っ込むプランに決定した笑。七丈小屋の水場は出ておらず、山頂付近には雪が付いてるし水の確保にはきっと困らない。俺らにはテントがあるし最悪どっかでビバーク、翌日の天気は晴れるのは知っていたから決断した。また昔ナイトトレックをした経験があり雲が無い夜で月が明るければ歩く自信があった。この過信が後でとんでもない事に。
 
歩き始めた俺らの目の前に広がったのは雪雪雪。
 
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凍結もしていないのでキックステップで斜面ガンガン蹴りながら登ります。なんか残雪期の雪って感じ。汚い。
夏道はまだ埋まっているので雪の斜面の直登が一番楽。
 
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横目でチラリ。鋸岳。あの山は本当に登ってみたいのだけどまだ未登。いつかは行きたいな♪
 
森林限界を超えると鳳凰三山やら八ヶ岳連峰、名だたる近くの名山がお出迎え!
 
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ひたすら続く残雪と岩の急騰を登るとピークはもう近く。ただ日没ももうすぐ。
あぁぁ、ちょっとまずいなぁと重いつつもピークを目指します。
 
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写真左上の箱らしきものが山頂。
いちおう神社ですので。山頂到着したタイミングと同時に日没。やっべーな。ヘッデンつけて行動開始。夏道が露出していたので素直に踏み後を追うがあんまり踏み後が付いていない。そりゃそーだ。南アルプスはまだ山開きしていない。冬に歩く人は尾根沿いに歩くだろうし、花崗岩から成るこの山は山頂付近はキレイな砂浜のようで足跡があんまり残らない。
 
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容赦なく夜は来る。それと同時に先導していた俺は踏み後を追う事も出来ず、道が分からない。遠くに見えている目標から位置や進行方向を見極める事も出来ない。空は晴れている。ヘッデンを消すと目をつぶっているのと変わらないぐらい何も見えない。明るいのは町の明かりだけ。そして俺らは行動不能に陥り、巨石が落ちてくる事も勘ぐり安全そうな場所でビバーク。
 
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テントも張らずダウンブーツを履いてシュラフカバーにシュラフを突っ込み野宿。場所は超せまい。ただ朝が早くこないかと祈るだけだった。この日は新月だった。。
 

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