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【集中連載】

暗黒裁判を許すな!〜ある家事事件とその関連事件の実態報告〜

第一回
はじめに、皆様はじめまして,今回こちらにある家事事件の記録公開を集中連載させて戴くことになりました,親子の絆ガーディアンと申します。この事件は当団体が足掛け4年に亘ってボランティア支援してきた方のものですが,相手方弁護士や,特定の家裁調査官,裁判官の不当性が強いので,一般人である当事者のプライバシー部分のみ消去の上,事件の記録を相手方主張書面や書証も含めて全公開(一部差し支えのある書証等を除く)することに踏み切りました。わかりにくい部分には要約や解説・注釈,当方の見解等を付け,できるだけわかりやすいものにしていきますので,読者の皆様の良心,社会常識に照らして,このような実態が許されるものであるのかどうかご判断いただければと思います。
 
 それでは早速ですが,まずは事件の概要解説から行きたいと思います。この事件はお決まりの妻側による一方的な離婚前提の無断別居と,それに伴う子どもの連れ出し(連れ去りとまで言うには微妙な部分がある)によってはじまりますが,現在裁判所に係属中なのは,元妻側が面会交流頻度の切り下げ,または禁止を求めて申立ててきた面会交流事件(F−1事件)と,元夫が元妻を面会交流不履行(確定審判の不履行),並びに弁護士を含めた共同不法行為で訴えた,損害賠償請求事件(E−1事件)の二件です。しかしここに来るまでに色々派生・関連事件があってかなり複雑なので,まずは各裁判の相関表を作ってみました。
※黄色の裁判(各審級)は夫側が提起,水色は妻側提起。便宜上,それぞれの事件の審級ごとにA−1,B−2等の分類番号を振りました。
※各事件の審級(1審とか2審のこと)の後に,その審級での結果と簡単な解説を挿入しました(紫枠の囲み)。

イメージ 1

イメージ 2



上記の表がこれまでの事件進行ですが,今後事件の進行に合わせて,リアルタイムで表は追加していく予定です


 続く連載第二回以降についてですが,事件の時系列とは一旦順番が前後しますが重要度から考慮して,まずは現在裁判所に係属中のF−1事件(高松家裁),続いてE−1事件(高松地裁)の順に各事件の書面資料をアップして問題提起をし,その後最初の事件に戻って順次解説していくという流れでいきたいと思います。

【次回予告】


 次回解説予定のF−1事件(高松家庭裁判所平成26()191,192号)の不当性について簡単に予告解説します。この事件の不当性は一言で言うと,高松家裁の渡邉直子調査官松井由紀子調査官,及び調査命令を出した福井三枝裁判官にあると当団体は考えています。
 そもそもの話ですが,面会交流については既に高等裁判所で具体的要領が確定しており,その不履行(義務を実行しないということ)に対する間接強制執行も高等裁判所で確定し,現在損害賠償請求の対象にもなっています。そういう事情なのに二回目以降の面会交流を全く履行しないまま,審判を申立てて禁止や切り下げを求めることは本来裁判の蒸し返しであり,確定判決(審判)の既判力に反し,従前の裁判自体を無意味にするものです。

わかりやすく言うと裁判は三審制ですが,1審から3審の最高裁まで上訴して敗訴したとします。しかしそれでも不服だからと言ってまた同じことを1審に提起して争うことを認めると,永遠に裁判がループし,結果がいつまでたっても出ないことになります。これを防ぐために裁判には既判力という効果が認められているわけです。但し家事事件は訴訟とは少し性格が違い,その判断も将来に向かってのものですから大きな事情変更による再申立は認められています。


 しかし,この事件における事情変更として相手が主張するものは,全て相手サイドで勝手に事情を変えた(訴訟中であるにも拘わらず,夫に無断で子どもを連れて県外に転居し,居所も隠した。)ものでしかなく,また,審判に従わずに面会交流を無視しておいて父親に会わせないようにし,時間を稼いでその間に子どもの気持ちが(相手に都合がいいように)変化したなどという,常識で考えても不実なものだけです。


 本来こんな申立は,即日却下されるべきものと当団体は思料しますが,驚いたことに福井三枝裁判官は調査官に調査(というか,ただのインタビューの域を出るものではありませんが…)を命じ,その結果高松家裁の渡邉直子調査官松井由紀子調査官は相手のとんでもない主張ばかりを擁護する,目が点になるような調査報告書を出してきました。


 なので,次回ではこの調査報告書と面会交流が確定した前審B−1,B−2事件(高松家裁平成24()461,462,463号・高松高裁平成25()119号)での調査報告書を比較しながら,その不当性について検討・追及していきたいと思います。


「文責 (社)親子の絆ガーディアン」







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