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Nゲージレイアウト・制作記録

自己紹介:幼少期を秋葉原万世橋の交通博物館(実質的に鉄道博物館)に近い千代田区神田神保町で過ごし、数回の移転後に、現在の千葉県船橋市の自宅を終の棲家とすることで、定年退職後に予定していた模型三昧の生活を送っている年金生活者(62)、小林 勝です。
交通博物館へは足繁く通い、いつの日か鉄道模型レイアウトの自作を願う模型少年でした。模型制作は、乗り物類の木製模型、ゴム動力機、立体地図模型、プラモデル、RCカー、自己設計制作による金属製タンク、ボトルシップに加え、銀座伊藤屋に展示されていた木製帆船模型に大いに触発され、10数隻(内、2隻はスクラッチビルド)を完成させました。このようにして「模型根性」を鍛え上げました。
また、某私立大学の理工学部機械科卒であったので、各種製造業の技術を始めとして、美術と機械設計を結ぶアイソメトリック図法ならびに立体分解図を独学でマスターし、前職の某国際特許事務所において特許出願明細書の図面作成に大いに役立てるとともに、英語の研鑽を積んで英語検定1級(平成1年)を取得し、洋書および字幕無しの洋画に親しんでおります。
以下に昨年完成した畳サイズレイアウトについて解説します。(これ以降は「ですます調」ではなく「である調」にします。悪しからず)
年代・時代・性別を問わず鉄道模型の愛好家(特に、Nゲージ)にとって、Nゲージレイアウトの制作は何時の日かは実現してみたい究極の夢であろう。しかしながら、わが国の狭い住宅事情から、使用後に片付けることのできるお子様向けのプラレールに飽き足らなくなった愛好家が「お座敷レイアウト」に移行するのが一般的である。例えば幅100cm、奥行き60cm程度の小型Nゲージレイアウトもあるにはあるが、2両編成の列車が楕円周回軌道をエンドレス走行するに止まりすぐに飽きてしまう。また、スイッチバックを多用した山岳鉄道の小型レイアウトによれば軌道を長くできるが、列車走行のための電子制御が複雑化する。苦肉の策として制作者は3重ループの小型レイアウト(名称:各所めぐり3重ループ鉄道)を制作し、成美堂出版発行の「Nゲージを楽しむ、2011年度」の読者の作ったレイアウトに採用された。その後、連結車両を走行させた様子を撮影した動画をYouTubeにアップしたが、アクセス数が伸びない。引き続き、ワゴンの上の小型レイアウトが「Nゲージを楽しむ、2012年度」に2年連続で採用された。
 
イメージ 1
 
一方、例えば20m級車両の4両編成を走行させて特に複線化による“行き違い運転”をストラクチャや背景絵とともに堪能するためにはレンタルレイアウト等へまで足を運ぶことになるが、孫ほどの子供等とともに行くとなると、気が引ける。
専用の広い部屋と十分な時間とそして潤沢な資金のあるベテランマニア達が部屋いっぱいに広がった大型レイアウトを楽しんでいる様子が雑誌などで紹介されている。ただし、大型レイアウトは作り付けがほとんどで部屋の外に持ち出すことは考慮していないようである。そこで発明品のスライド線路(レール)の接続によるモジュールレイアウトの出番となるが、モジュールレイアウトはストラクチャの実装に制限があるのでやはり寂しい。また、制作者もお世話になっている「ヤフオク」によればNゲージレイアウトの出展をたまに見かけるが、宅配のための梱包と運送料が膨大(最低でも2万円以上)となり落札価格より高くなり「トヨタハイエース・クラスの1BOXカーで自宅まで取りに来て欲しい」などとする出展者もいることから、落札をしぶしぶ諦めるのが実情のようだ。
ところで例えばKATO製の複線スラブ軌道を用いた楕円軌道の畳サイズNゲージレイアウト(大きさ180*90cm)によれば、20m級車両の4両編成による“行き違い運転”ができる。しかし畳サイズになるとその大きさと重さ(約25kg)により完成後に一人では部屋から運び出すことができない。そこで家族、知人などに手助けを頼むことになるが興味のないものにとっては迷惑千万な事態発生となる。
一方20m級車両の4両編成を停車させる駅(プラットホーム)の全長は60cmであることから、楕円軌道の直線部分に駅を配置すると畳サイズからはみ出てしまう。さらに可能ならば中央で立体交差させた全複線のエンドレスの∞軌道と2箇所のヤードと山とトンネルとLED照明付きの町並みも実装したい。
制作者は今回が第7作品目となる。その経験上からレイアウトを床面上に置いて制作するときに、特に中心部分に対するレール敷設作業、ストラクチャの固定およびバラスト仕上げ作業を行うと中腰姿勢を長時間強いられることになる。この結果100%ギックリ腰になる。全方向からレイアウトの中心部分にアクセスするためには大きな作業台、例えば卓球台が必要となる。制作者の模型部屋は10畳の広さ(狭さ)につき卓球台の設置ができても4方から作業するためのスペースの確保は無理である。ただし制作者は年金生活者(62)なので、時間だけは十二分にある。
以上から、
(a)KATO製の複線スラブ高架軌道を用いた畳サイズNゲージレイアウト(大きさが180*90cm)であって、中央で立体交差させた全複線のエンドレスの∞軌道とし、20m級車両の4両編成を上下複線化による“行き違い運転”と、2箇所へのヤードへの出し入れと、ダブルクロスポイントによる上下線の入れ替え運転が可能。
(b)完成後に一人で部屋から運び出すことができ、軽自動車でも積載できる。
(c)20m級車両の4両編成を停車させる駅(プラットホーム、全長は60cm)を配置できる。
(d)山とトンネルとLED照明付きの町並みを実装する。移動のために山ストラクチャと背景の絵は着脱可能とする。
(e)机上に置き着座姿勢でレール敷設作業、ストラクチャの固定およびバラスト仕上げ作業ほかを行える。
(f)ホームセンターや100円ショップで販売している材料、資材を多用して制作費を極力抑える。
以上の(a)から(f)を条件に約1年間に渡り制作することで完成写真の「畳サイズNゲージレイアウト」を完成した。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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