Kathmandu Journal

東日本大震災の被災者の方たちの復興を祈って

全体表示

[ リスト ]

マオイストがネパールガンジを襲撃

 21日夜に突然、連絡が入り、22日からカトマンズ盆地の東にあるカブレ郡へマオイストの取材に行ってきました。マオイストの取材はたいてい、行き先を前もって公にできないのだが、今回は突然の“招待”で、しかも首都圏に近いために、極秘行のような形になってしまいました。そのため、一部の方々に心配をかけてしまいました。今回はロルパとは違った意味で面白い取材でした。その内容については、後ほど、お知らせしたいと思います。

 さて、今日午後7時半に帰宅した直後、BBCネパール語放送で、「マオイストがネパールガンジを襲撃中だ」というニュースを聞いた。BBCの現地記者のネットラ・K.C.が中継で「今も銃声や爆発音が聞こえています」と伝えていた。マオイストはネパールガンジにある郡警察署や軍兵舎、銀行などを同時襲撃しているらしい。このあと午後10時すぎ、郡警察署の近くに住む友人に電話をしたところ、「襲撃は午後7時45分ごろに始まった。すぐにドアを閉めて家のなかで隠れていた。ずっと、連続的に銃声が聞こえていたが、数分前から静かになった」と話していた。マオイストがスローガンをあげる声も聞いたという。政府側もマオイスト側も、どれだけ被害が出ているのか、現段階では不明である。

 前にもこのブログで書いたが、ネパールガンジは地理的にも政治的にも、マオイストと治安部隊の両者にとって、極めて重要な町である。治安部隊のポストがバザールにあるにもかかわらず、日中からマオイストが堂々とバザールを闊歩しているような町だ。今年1月初めに、マオイスト側が一方的停戦を破棄した直後に、マオイストはネパールガンジ・バザールの北約4キロのところにある空港のチェック・ポストを襲撃。さらに先週には、バザールの真ん中にあるB.P.チョークのポリス・ポストとインドの国境警備のポリス・ポストを同時襲撃している。10日前にネパールガンジに行ったときには、停戦破棄後は毎日のように爆弾が爆発する事件が起きていると地元の人が話していた。B.P.チョークの襲撃のあと、政府側はバザール内の治安部隊のポストから、警官隊を撤退させている。その直後の襲撃である。「小さい規模の襲撃を連続させたあと、間をおかずに大規模襲撃」という、これまでとは違った戦略をとったようだ。襲撃の詳細の様子はまだ明らかになっていないが、タンコット襲撃にしろ、この襲撃にしろ、マオイストが2月8日の市選挙妨害のために、市部を主なターゲットにしていることは、最早明らかだ。カマル・タパ内務大臣はここに来ても、「選挙は予定どおりに行う」としているが、どう見ても選挙を実施できるような治安状況にはない。

閉じる コメント(0)

コメント投稿
名前パスワードブログ
投稿

閉じる トラックバック(0)

トラックバックされた記事

トラックバックされている記事がありません。

トラックバック先の記事

  • トラックバック先の記事がありません。


.

nep*l*jo*rnal
人気度

ヘルプ

Yahoo Image

1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29
  今日 全体
訪問者 27 334878
ブログリンク 0 31
コメント 0 1023
トラックバック 0 917

開設日: 2005/9/13(火)


プライバシーポリシー -  利用規約 -  ガイドライン -  順守事項 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2012 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.