Kathmandu Journal

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UMLの反マオイスト路線

 ブトワルで進行中の統一共産党の党総会では、党首の席をめぐってJ.N.カナル対K.P.オリの対決がほぼ確実となった。前総書記のM.K.ネパールがオリ支持を明らかにしており、カナル派だったイシュワル・ポカレルも総書記の席を目当てにしてオリの側に寝返ったようだ。前回の総会では、ネパール対オリの対決だったのだが、今回は前回の敵同士が手を結んだことになる。

 進行中の党方針に関する議論では、大半の出席者が「反マオイスト・親ネパール会議派路線」をとることを主張しているという。明日までに開かれると思われる選挙では、反マオイスト路線を貫いてきたオリが有利になる可能性が高い。マオイストはカナル支持を打ち出して、ダハル首相みずから、カナルに「降りるな」と電話で圧力をかけたという報道もあるが、今回はマオイストのサポートは裏目にでそうだ。

 オリが党首になった場合、自身が首相になることを条件に、ネパール会議派と組んで現政権打倒の動きに出る可能性もある。理性的に考えると、こうした動きは非常に危険なものとなる可能性が高いのだが、今のUML内部の心情は、どうもそちらのほうに傾いているようだ。

 さて、統一共産党の正式名称はネパール共産党統一マルキスト・レーニニストなのだが、今回の総会では会場にカール・マルクスの写真だけ飾られて、レーニンの写真が飾られなかった。そのため、大勢の党員から批判の声があがり、昨日あわててレーニンの写真が飾られたという。ネパール前総書記は、アメリカ大使が同党本部を訪れたさい、飾ってあったコミュニスト・リーダーの写真を取り外させたという有名なエピソードがある。一部リーダーの中には、党名から「共産党」をはずすべきだと主張している人もいるが、こうした話を聞くと、党名が変わるのもそう先の話ではないのだろうと思う。

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