渋谷レコード店日記-アナログレコードコレクションのススメ

渋谷の中古レコード屋で日々思ったことやレコードについて書いてます

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今年一年のnext. records(2011年版)

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って相変わらずの年末ネタです。
ん〜と特にコレといった特別なコトはナイのですが、それもあんまりなので・・・サクッと今年一年振り返えりながら最近思うコトを綴ってみました。

「やはり震災の影響は、それなりにあった・・・」
ウチのような比較的日本経済とはあんまりカンケーのナイ、超ニッチでマニアックなところで商売を行っている店でもその影響はやはりありました。
当日は、余震にビビりながらも通販のレコードを梱包して発送までちゃんと行ったのですが、宅配業者より連絡があり北関東より上のエリアには地震の影響で配送出来ないという事情で次の日には発送した大量のレコードが送り返されたりしましたし。
その当時の返送された荷物を未だ再配送できる状態になっていないお客さんもいたりと・・・間接的とはいえ、やはりね・・・。
オイラ自身も帰宅難民になったり、原発が爆発した時には買い付け人Nは、マジ顏で「ヤバイ!アメリカに避難した方が良いのでは!?」って騒いでましたし、震災後にはあれだけ煌々とネオンが光り輝いて大勢の人で賑わっていた渋谷でさえ夜には真っ暗で人もまばらな状態になったのを見て「マジでこのままもしかして日本は終わるのか?」ってちょっとナーバスな気分になったりしました。
しかし、決して災害の被害が収束したワケではないにせよ、今ではフツウに経済活動出来ているのを見るとモノスゴいチカラがこの国にはあるんだな〜なんてバク然と思っちゃいます。相変わらずの政治はクソですけどね。
つい先日、節電の為に一時的に取り外していた店内照明のハロゲンライトを再び取り付けました。
やっぱり、お店の中がフワ〜っと明るいのってイイですね。気分的にもかなり良い方向に作用しますし・・・。
お店の方は、震災後は一時的なダメージ多少ありましたけど、今ではフツウに仕入れては売っての相変わらずの忙しい日々になっています。

「新しいお客さん・・・新たなニーズがあるのかも?」
レコードを買ってくれるお客さんのコトで、今年を振り返って思うコトは、今までとまた全然違ったところからレコードの魅力を知った人が増えてきたような気がします。
前にもこのブログで書いたコトありますけど、女性のお客さんがめちゃ多くなったとか、全くレコード世代にカスってない若い年齢の人がお客さんになってキタだとか。
それにオイラが知っている曲の価値観とは全然違う聴き方をしている人とかもいたりして確実に以前とはまた違った価値観のもとでレコードが聴かれているような気がするんですよね。
まぁ〜多少は、バイアスがかかった見方をしている部分があったりすると思うし、希望的要素が含まれていたりするかも知れませんけどネ。
だけどこういう風にでも書かないと今の音楽がおかれている情勢からだとこんな時代にも関わらず、アナログレコードがいまだに聴かれているというや、レコードのコトを知らない世代がリスナーになっていると言うコトを説明するコトが難しいって思うんだけどね。
まぁ〜何にせよ、レコード屋的にはうれしいコトでもあります。

「デジタル化代行業」
最近の時事ネタで、作家が書籍をスキャンする業者を業務差し止めする訴えを起こしたというのをニュースで知りました。
こういうニュースを聞くといつも書籍を音楽に例えたらどうなるんだろうって想像してしまいす。
実は、以前とある人からの提案で「レコードの録音代行業務をしたらイイのでは?」と言われたことがあります。
オイラ自身、そういったアナログレコードに収録された音源のデータ化にお客さんのにニースがあるというコトは理解していました。
ちょうどPCでのプレイが幅をきかせてきている時に何人もの人から「レコードの音源をデータ化するのが超面倒くさい!」というコトを聞いていましたからね。
その他にもレコードプレーヤーを持っていない人が所有するレコードをもう一度聴きたいがためにデータ化して欲しいっていうケースのニーズもそれなりにありというコトも知っていました。
まぁ、しかしウチはあくまでレコード屋なので録音代行業務はヤッパリ、チョットなんか違うジャンルの仕事のような気がしたんです。
それに直感で、コレはタブンかなり法的にモメそうな気もしました。
著作権物の複製は、その著作権物を所有する人の個人的な利用の場合のみ認められるらしいのですが、著作権物を所有する人から依頼で私的用途の為にその作業のみ請け負うっていうのはヤッパリ敵を作る行為だとナンとなく思うんですよね。
そういったデジタル化業務さえなければもっと本が売れていたとか、スキャン業者のせいで売り上げが落ちた!って騒ぐ人達が確実にいるっていうことです。
書籍に関しては、サッサと作家や出版社が自ら電子書籍化すればこんな問題は起きなかったと思うんです。
本屋や取次とのしがらみがあってグダグダしているウチにハードやシステムの方がはるかに先をいっちゃってますからね。
普通の音楽好きが、持っているレコードをデータ化してスッキリさせたいと思うって気持ちと同じ様な気がします。
レコードやCD、書籍ってやはり嵩張りますからね〜。それがすべてデジタル化されればかなりのスペースが空くことになりますから。
本という入れ物自体にかなりの愛着がある人でないとなかなか書籍自体に価値を見出すのは難しいんじゃないでしょうかね。結局、欲しいのは内容だけで本というカタチ自体はなくても困らないワケです。
好きな音楽が聴けるのなら、入れ物にはこだわらない人もいるし、YouTubeでも全然OKな人もいるワケです。
だけど、絶対に形として所有したいと思う人もいるワケです。
少数だけれどアナログレコードがいまだにニーズがあって聴かれているっていうのは、間違いなくレコードで好きな音楽を聴きたい、持ちたいと言う人がいるからだと思うんです。
そういったコトにこだわれる人向けに書籍も魅力ある作りをしなきゃ今後は、厳しくなるんじゃないかな・・・。
やはり、フツーの人はカンタンで安価で利便性の高い方に行っちゃいますかね。
もう、書籍のデジタル化は避けて通れないでしょう。一時的に騒いだところで少しだけ延命されるだけだと思います。
タブン、音楽がデジタル化していった同じ道を書籍も進むような気がします・・・。
しかし、スキャン済みでバッサリ裁断された本ですらヤフオクで売られていたりするのをみると「そこまでやるか・・・」ってちょっと複雑な気持ちになりますけどね。


GENE DUNLAP feat. THE RIDGEWAYS / BEFORE YOU BREAK MY HEART
の試聴
next recordsのサイトでGENE DUNLAPのレコードを探してみる

とまあ、相変わらずのグダグダなエントリーで申し訳ないです・・・。
今年一年、next. recordsでレコードを買って頂いてありがとうございます。
2012年も魅力的なレコードを紹介できるようガンバりますのでよろしくお願いいたします・・・。





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