ちょっと聴いたらヤッパリレコードは良かった
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「もう、レコードなんて7〜8年間聴いてなかったんですよ。で、嫁さんに聴かないのなら片付けてよって言われたのでその前に、ちょっとだけ聴いて見たんですよ。そしたらハマっちゃいましたよ(笑)」 先日、お店に初めて来てくれたお客さんとの会話です。 こういった昔、レコードに入れ込んでいた人が自然消滅的にパッタリとレコードを聴くのをやめてナニかのキッカケに再びレコードを聴き始めるっていうケースって結構多いんじゃないのかなって思うんです。 お客さんから会話でこの手のハナシを聞いたのって今まで結構な回数あるんですよ。 だけど、コレって渋谷のお店に来てくれた人だけのハナシですからね。 オイラと会話をしなくてもこう言った同じケースもあると思うし、ネットで通販を利用してくれているお客さんの中にも同様のケースの人も実は、潜在的にたくさんいるんじゃないのかな? なんて都合のイイ様に思ってたりしています。 そういったホントにレコードを買うのは何年ブリみたいな人とハナシしていると今という同じ時代を生きているんだけど、何だかレコードのコトに関しては、浦島太郎状態になっていて結構オモシロイんですよ。w レコードを買いまくっていた全盛期には、なかなか売ってなかったレコードがフツウに店頭に並んでいるのに驚いたり、自分は当時、格安で手に入れたレコードがそれなりにちょっと高いの値段がついているのが嬉しかったり、またその逆パターンで大枚をはたいて清水の舞台から飛び降りるつもりで手に入れた1枚が今では激安価になってるのにヘコんだりとそういったハナシに会話がはずむんです。 また、久しぶりにレコード屋に訪れた多くのお客さんに注目されるのは、店に設置しているDJ MIXERです。(next.では、KORG ZERO4というMIXERを使っています。) まぁ〜確かにツマミはたくさんついてるし、LEDがビカビカ光って目立つし、 「どういう風に使うんですか?コレって・・・」 よく言われます。で試しにエフェクトやサンプラー機能を使ってみると、 「おおぉ!!すげぇ!!」って。 確かにDJ MIXERもココ数年で相当進化していますからね。 アナログレコードのプレイだけでも新しい機能が搭載されているDJ MIXERだとかなり遊べるというか,プレイにも変化をつけれますからね。 また、渋谷の大手レコード屋の店内にレコードが全然売ってないコトに驚いたり、ご自身がレコードを買っていた全盛期の頃から比べた事情の激変ぶり相当ビックリしたりしている様子がハナシから伝わってきます。 で、その辺の今現在置かれているレコードの事情なんかをイロイロ訊かれて説明します。 「レコード屋は、営業的に大丈夫なのですか?」とか「やはり、パソコンでのDJ PLAYが主流になってるからこんな風になったのですか?」ってコトなんかホントによく訊かれます。 一通り、そんなハナシをして結局は「ヤッパリ、レコードって良いですよね〜」ってほとんどの人が同じような結論になるんですよね。 昔レコードをガンガン聴いていた人の中でも、もうスッパリと全部のレコードとターンテーブルを処分してしまった人ならもう自分の中で区切りはついているのかもしれませんが、今は聴いていないけど未だレコードやターンテーブル所有し続けている人は、まだナニか自分の気持ちの上でレコードの存在が気になっていたり引っかかってるんじゃないかと思うんですよ。 ただ、もう長い間、レコードを聴いていないし、好きな曲のレコードを探して買ってもいないのでそういったレコードを聴いて得るようなワクワク、ゾクゾクするような感覚をちょっと忘れているんじゃないかと思うんですよね。 で、気持ちを新たにちょっとレコードを聴いてみるとレコードよく聴いていた時の感覚が目覚めるというかそういうしばらく忘れていたような音楽に対する気持ちなんか思い出したりするんじゃないのかな・・・。 何年かぶりにレコード屋を訪れたお客さんがよく言うコトなんですが「自分は、別にDJじゃないんで・・・」っていうのがあります。 「DJは、アナログレコードを買う」「アナログレコードを買うのは、DJだから」っていうなんていうかステレオタイプなイメージがいまだにあるんでしょうね。 で、レコード屋を営んでいるオイラは、いまだレコードを買っている人って言うのは、決してそういうステレオタイプなイメージの人だけではないと思っているんですよ。 それまでは、確かにDJ PLAYの為の必需品的なアナログレコードだったのですが、今は必ずしもレコードが必要ではなくなっていますよね。 それまでの図式としては DJ PLAY > アナログレコード みたいなDJ PLAYするためにアナログレコードが必要だったみたいな感じです。あくまで優先されるのは、DJ PLAYであってレコードはそれを実現するためだけのツールにすぎないモノみたいな位置づけです。 確かに今でもそういう一面は、残っていると思いますが数年前に比べると確実に変わってきていると思うんですよ。 今はそうじゃなくって純粋に音楽を聴くのを楽しむ為にレコードが選ばれているんじゃないかって本気で思っています。 実際、音楽を聴くという目的を達成するためにはカンタンにフリーライド出来る仕組みがあったり、数百円で楽曲を購入出来る現在の状況にあって、いまだにレコードを買っていただけるっていうコトはそれらにない魅力がアナログレコードにあるかならんじゃないかと思うんです。 で、「自分は、別にDJじゃないんで・・・」っていうお客さんには、「今、レコードを買っている人は、DJっていうより純粋にレコードが好きって思っている人ですよ」ってハナシするんですよね。 レコード1枚を購入するのに数千円や場合によっては1万円オーバーもあるわけで、単純に音楽を聴くためだけの費用って考えたらちょっとあり得ないでしょう・・・。 だけど現実、お一人のお客さんが何十枚もレコードを買ってくれたり、高価なレア盤を買ってくれたりしているワケです。 特にウチの店では、オリジナル盤だけを扱っているという特性から安価に購入できる再発盤やブート盤に比べて、際だってそういったレコードに対する魅力とか想いが増幅されて現れているような気がします。 AZYMUTH / DEAR LIMMERTZ azymuth_dearlimmertz.mp3 AZYMUTH / DEAR LIMMERTZの試聴 next recordsのサイトでAZYMUTHのレコードを探してみる 全盛期にレコードをどん欲に聴いていた人も、年月を経て音楽に対する接し方や聴き方に変化があるのは当然だと思います。 また、当時は若気の至り的な聴き方をしていたり、ブームに載っかったりして聴いていたところもあると思います。 オイラ自身も、今聴くと相当、ハズかしいレコードを買っていたりしました。w だけど、歳を重ねるコトによって出来るレコードの接し方や聴き方ってあるハズだと思うんですよね。 もう一度、レコードを聴き直すっていうのも結構趣きがあると思いますよ。 ちょっと聴いただけでも「ヤッパリ、レコードって良いな〜」って感じると思うんですケドね。 |

