混合栄養で育てている母親への支援 東北救児募金
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神奈川県立こども医療センター新生児科の大山牧子・豊島勝昭です。
●災害時の母乳育児支援に関する情報
●災害時のミルクで育つ赤ちゃんを守るための情報
●母乳栄養と放射能の情報提供
に続く第4弾の情報提供です。
今、震災の中で赤ちゃんの母乳とミルクの混合栄養で育児しているお母様達とそれを支援している皆様への情報提供です。転送・転載、ご自由にどうぞ。
●東北救児募金も転送・転載を宜しく御願いします。
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翻訳者附記:混合栄養で育てている母親への支援
そして次のような内容の言葉を添えるか、印刷物を配りましょう。
混合栄養で育てているお母様へ このような状況で母乳育児を続けることはとても重要です。母乳育児は赤ちゃんの命を救います。母乳の中の感染防御因子が、非常事態で流行する可能性のある下痢や呼吸器感染から赤ちゃんを守ります。これらの母乳の効果は赤ちゃんが飲む母乳の量に応じて効きます。ですから、これからも母乳育児を続けることはとても大事なことです。本日人工乳が支給されましたが、まずは、急にたくさん足さないで震災まえに使用していた量の人工乳を足していきましょう。そして、欲しがるときに欲しがるままに母乳をあげ続けてみましょう。お母さんのための食べ物や飲み物と、可能ならばプライバシーの保てる授乳用のスペースを優先的に確保するようにしましょう。お母さん自身が少しでも体を休めてリラックスし、きちんと食べて十分な水分を取るように気をつければ、母乳の出をよくすることができます。 以下2011.3.18訂正版 先進国における災害時の乳児栄養 引用元:Draft Paper Emergency preparedness for those who care for infants in developed country contexts Gribble KD, School of Nursing and Midwifery,University of Western Sydney Berry,NJ, Centre for Health Initiatives, University of Wollongong 要旨の日本語訳および注釈:大山牧子、瀬尾智子 要旨 災害管理機構は、たとえ先進工業国においても災害時においては乳児は弱者であることを認識している。しかしながら、これまでの乳児ケアにかかわるものは災害時用キットに必要なものについて述べていない。災害管理機構は乳児ケアに関わる担当者に、災害時に乳児ケアに必要な支給について、母乳で育てられている児と人工乳で育てられている児とを区別して、正確かつ詳細な情報を提供しなければならない。人工乳で育てられている児をケアするひとは防災キットの支給品と災害時における調乳の仕方を知らされるべきである。授乳されている児への1週間分の支援品に含まれるべきものとして、 母乳だけで育っている児に必要な支給品(1週間分) 紙おむつ100枚、おしり拭き200枚 人工乳だけで育っている児に必要な支給品(1週間分) ・粉ミルク900gの缶2つ ・飲料水170L(1日24Lとして計算) ・保存容器(蓋付きでつぶれない固さのもの) ・蓋付きの大きな鍋(器具を煮沸消毒するためのもの) ・やかん ・ガスコンロ、マッチまたはライター、LPG14kg 日本ではカセットコンロとカセットボンベ ・計量カップ(お湯を量るためのもの。消毒できるように耐熱性のものがよい) ・金属ナイフ(粉ミルクを量るとき、平らにするのに使う) ・金属製のトング(滅菌物を取り出すため) ・金属か陶器のカップ(紙コップを使いすてにしてもよい) ・大きめのペーパータオル300枚(手や器具を拭くため) ・洗剤 ・紙おむつ100枚 ・お尻ふき200枚 緊急時だからこそ、感染症予防のために人工乳で育てられている子どもが衛生的に調乳されたものを与えられるべきであり、緊急時だからこそ、感染症予防のために母乳だけで育てられている子どもが継続して母乳で育てられることが推進されるべきである。 緊急時に母乳だけで育てられてるこどもの割合が多ければ多いほど、そのとき人工乳で育てられている子どもに支援をさしのべることができる。 翻訳者附記:混合栄養で育てている母親への支援 人工乳だけで育っている児に必要な支給品(1週間分)を同じように渡しましょう。そして次のような内容の言葉を添えるか、印刷物を配りましょう。 混合栄養で育てているお母様へ このような状況で母乳育児を続けることはとても重要です。母乳育児は赤ちゃんの命を救います。母乳の中の感染防御因子が、非常事態で流行する可能性のある下痢や呼吸器感染から赤ちゃんを守ります。これらの母乳の効果は赤ちゃんが飲む母乳の量に応じて効きます。ですから、これからも母乳育児を続けることはとても大事なことです。本日人工乳が支給されましたが、まずは、急にたくさん足さないで震災まえに使用していた量の人工乳を足していきましょう。そして、欲しがるときに欲しがるままに母乳をあげ続けてみましょう。お母さんのための食べ物や飲み物と、可能ならばプライバシーの保てる授乳用のスペースを優先的に確保するようにしましょう。お母さん自身が少しでも体を休めてリラックスし、きちんと食べて十分な水分を取るように気をつければ、母乳の出をよくすることができます。 2011.3.18版 |

