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前回はペンシルべニアで起こったインテリジェント・デザイン(ID)訴訟でしたが、今回はカリフォルニアでの訴訟です。ID説が科学として認められないので理科の授業でなく哲学の授業として教えようとした先生が訴えられました。
abcニュース翻訳 1月11日版 byネッド ポッター
これは典型的な「犬が人を噛んでもニュースにならないが人が犬を噛んだらニュースになる」というたぐいのつまらないニュースに思えます。でもちょっと重要なことに気づいたので書いておきます。カリフォルニア州レベックのフレーザー・マウンテン高校で、ある教師(牧師の妻)が「デザインの哲学」という授業を始めました。
一見これはインテリジェント・デザイン擁護者の正に望んでいたような良い解決策のように思えます。「ID説について語るのは良いことだろう。でもID説は科学としては認められないので、理科の授業からは締め出そう(そして哲学として語ろう)、と。」
しかし政教分離を主張するグループ(ペンシルべニアで訴訟を起こした親達をバックアップしたのもこのグループ)は、この授業が天地創造説をカリキュラムの中にすべりこませようとする試みであり、ごまかしである、憲法に違反していると主張しました。このグループは11人の親を含めて原告として告訴しています。
さてところで僕が資料を見たところ、この授業のカリキュラムはあまり注意深く考えぬかれて作られたとは思えません。講義細目の中に、「DNA2重構造の発見者であるフランシス・クリック博士による特別講義」が含まれると書かれているけれど、この点については十分確認をして欲しいと思います。もしこれがジェームズ・ワトソンとの共同研究でDNAが2重構造であることを発見したあの分子生物学者のフランシス・クリックなら、2004年に亡くなっているはずだからです。
ソフトウェアの限界になりそうなまでID説に対してたくさんのご意見をいただきました。
ありがとう。 ネッド
日本にも教科書問題とかありますけど、フッサールの「厳密な学としての哲学」とか思い出してしまいました。
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IDは、創造説の延長?。。。裁判で退けられてきた、次の展開としか思えません。
2006/1/14(土) 午後 6:17 [ yamerugendai ]
IDは、創造説の延長・・ そうです。ID説=デザイナーが存在する→デザイナーは神
2006/1/14(土) 午後 9:52
初歩的な質問で済みませんが、IDは、創造説を補完しているのでしょうか?しているとすれば、どんな特徴があるのですか?
2006/1/18(水) 午後 0:56 [ yamerugendai ]
補完というより変容でしょうか。もともとアメリカに上陸してきたのは、英国国教会(当時ダーウィン論にやっと賛成)に抗議したピューリタンで、そのピューリタンの流れにアーミッシュなどがいて、アーミッシュは最近まで頑固に電気も車も使わず天地創造論を信仰していたといわれます。アーミッシュほど極端ではないけれど、やはり天地創造論を広めたい一派が、デザイン論を持ち出していると思います。
2006/1/18(水) 午後 8:30
「変容」に納得してしまいました。ありがとうございました。
2006/1/19(木) 午前 2:18 [ yamerugendai ]