9月14日 米国ではじめてロボトミーが行われた日 今日は何の日
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9月14日 米国ではじめてロボトミーが行われた日 今日は何の日 1936年の今日、ワシントンDCのジェームズ・ワシントン大学において、米国ではじめてロボトミー手術がおこなわれた。精神科医ウォルター・フリーマン博士。 手術対象に選ばれたのは、激越性うつ病にかかっていた63歳の婦人。彼女は抑うつと強迫観念に悩まされていたが成功したらしい。 フリーマン博士は自分の手術をどんどんマスコミに売り込み、学会発表も一般受けをねらったセンセーショナルな表現を好んだ。ロボトミー医師は派手な人が多いみたいだ。 ところで、ロボトミーを開発したのは、エガス・モニス。モニスは「悪魔の手術」を創始したマッドサイエンティストといわれるが、手術を普及させるのにもっとも活躍したフリーマンはそうでもない。 創始者エガス・モニスは、患者に銃撃されたらしい。あと、血管造影法自体の創始者だったらしい。 エガス・モニス 医学都市伝説さんから この手術の原型は十九世紀の終わりごろ、スイスのブルクハルトによって精神病者の行動変容を起こす目的で脳組織を切除されたのが最初らしい。しかし、この結果はあまりちゃんと報告されなかったようだ。たぶんかなりヤバイ結果に終わったのだろう。また二十世紀初頭に、ロシアの医師によっても同様の手術がおこなわれたというが、その経緯は充分知られていない。普通、精神外科の創始者という名誉(?)を担うのはポルトガルのエガス・モニス(1874-1955)である。 略 モニスは、当時の最新テクニックであった気脳写(髄液を空気で置換し、脳の立体的構造をX線写真で調べる技術。後でやたらにひどい頭痛がくるので有名)を研究し、さらにくわしい所見を得るために脳動脈撮影法を考案する。死体を使って適切な造影剤を見つける実験から始めた、ということなので、そもそも血管造影法自体の創始者と言ってもいいのかもしれない。彼は1927年にこれを臨床応用し、頭蓋内の正常血管分布にかんする論文や、脳腫瘍の診断について大量の論文を発行している。 略 彼は欧米各国からその栄誉をたたえる賞をもらい、母国では記念切手にまでなった。医学研究のかたわら、彼は粋なプレイボーイとしてもしられた。歴史研究や文芸評論にも進出し、作曲家としても活動している。なぜかトランプゲームの本まで出している。モニスに批判的な論者のなかには(といって、好意的な論者などいないのだけれど)、彼が正式に出版した書物がそれであることをもって(実際は先の評論や論文集などが出版されている)、彼は一種の詐欺師であって、そもそもまともな医学教育すら受けていないと批判する人までいる。彼はリスボンの夜を徘徊する賭博師だったのだと。しかしそれは全くの言いがかりであり、実際は上に述べたように、多少ならず自己アピール意識が強い人とはいえ、正統的な教育を受け、精神疾患とそれなりに戦おうとした学者なのだ。彼は当時、小国ポルトガルの知的スーパーマンとしてもてはやされたのだが、好事魔多し。1939年、ロボトミー考案のわずか三年後、彼は自分の患者(ロボトミー手術を受けた人ではないようだ)に銃撃されて下半身麻痺となり、車椅子生活を余儀なくされるようになる。 1949年、モニスはスイスの脳科学者W・R・ヘスとの共同受賞(べつに共同研究していたわけではない)という形で、ノーベル医学生理学賞をもらっている。このわずか三年後、向精神病薬クロールプロマジンが精神病治療に導入され、ロボトミーがすたれていくことをおもうと、絶妙のタイミングであったと言わざるをえない。冷静に判断すれば、先に彼が創始した血管造影術自体、充分ノーベル賞受賞に値する業績なのだ。それがロボトミー手術で受賞したという事情の影には、当時も根強い批判があり、実際、夢の治療法というには綻びが目立ちすぎていた技術に、創始者という依代をつくり、その上で祭り捨てようという当時の学界の無意識的思惑が働いていたようにも思えるのである。 しかしモニス自身にはその告発は届くことなく、ノーベル賞受賞の六年後、故郷の農園で彼は安らかな死を迎えた。享年81であった。彼の人生とその「功績」から、医学にかかわるものが今学ぶことは実に多いと私は思う。(2002/05/09) ニホンのロボトミーは 1979年、東京都小平市のとある民家で、精神科医の妻と母親が刺殺されるという事件が発生した。犯人の桜庭章司はその数時間後、池袋駅で銃刀法違反で逮捕。。。医師は、ロボトミー手術を、本人の同意さえ得ぬまま、桜庭に施していたのである。 ロボトミーの話題って、つまらない! ロボトミーの話題をa_suzuki先生は今週3本も書いていた。(きっと研究だからだろう) http://blogs.yahoo.co.jp/akihito_suzuki2000/39830192.html >ラッシュは血を抜くことで狂気を治療できるとした。コットンは患者の歯を抜くことで、狂気を引き起こしているバクテリアを取り除けると主張(Whitaker、p.196)。セイケルはインシュリン・コーマ療法で病変した脳細胞が治療できるとした。 http://www.choicetheory.net/kcc/alternativeapproach.html 精神疾患へのアプローチ再考 柿谷正期 精神外科といえば、今は、美容整形外科 上の写真 >向精神病薬クロールプロマジンが精神病治療に導入され、ロボトミーがすたれていく クロールプロマジン=ソラジンの広告が 奇妙な広告ベスト20入りしていた。
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この「ロボトミー殺人事件」で有名な桜庭さんは、プロレス記者、というのかな、とにかくプロレスについて記事を書いていた人だそうですね。 有名な同じ姓のプロレスらー(というのかな)がいましたよね?
2006/9/15(金) 午後 3:24
日本でロボトミー手術をしていたのは、西丸四方先生っていうのは、本当でしょうか。たぶん違うと思うけど。
2006/9/17(日) 午前 0:02