寒いといえば寒い
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東京は二日ばかり雨が続いた。雪とは段違いの暖かさだ。雨の降り始めは、浸み込んで濡れる雨より、払って除けられる雪の方がいいなどと仲間内で噂をしたものだが、一夜明けて見れば、「雨でよかったですねぇ」などと暖かさをありがたがったりした。 どうも現代人は、まぁ大自然への畏怖とやらが足りないらしい。怯えて生きるわけにもいかないが、風に、雨に、揺れに、学ばなくてはいけないね。 とかとか記事にしかけていたのだけど、アップする前に寝てしまい、気付いてみれば一日を寝て過ごしていた。 そしてまた寒い。雪は降らないが氷点下の冷えになるという。にも関らずに、アイスクリームを食べたりしていて、まったく現代人ぶりを発揮しているところだ。 兄上の勤めるP社が7800億の損失を発表した。が、株価は逆に上昇。P社の企業体力がこれだけの損失に耐えうるものとして再評価されたのだという。 兄上に気を遣う弟として、P社製品を買うべきかとも考えたが、悩んだ末に結局フィリップス社の髭剃りを買うという不義を決行した。 不義決行とはいっても、人生ではじめて買った髭剃りから一貫してフィリップス社製なので、ある意味では己の義を貫いたともいえる。なんだかんだとP社製とは相性が悪い。自分の欲しいと思うものでP社製が対象になるものがほとんどない。評価対象外、比較対象外。気付けば、身の回りにLG電子製品が確実に増えている。 「がんばろう日本」なんて美辞麗句を並べても、日本人が金銭的に貧しくなる以上、商業国家日本は低調、下降、低迷、停滞の一途を辿るしかないのだ。 貧困層が増えているという政府統計に対して、貧しいとは思っていないという自意識を持つ雄弁な若者がドキュメンタリー番組に出ていたが、全く深刻な事態だ。 自分なりの価値観とやらが横行すると、購買意欲は下がり、世界に目を向けられると、相対的に日本の価値は下がっていく。日本の価値が下がると、リストラは進んで、さらに金銭的貧困層は増え、税収は減り、日本の国家的福祉の予算も漸減していくことになる。 そのくせ、ドキュメンタリーに出ていた若者は福祉を目指している。ああ日本人は馬鹿だ。自分の価値観とやらが、社会的な矛盾に衝突している事に気付いていない。 日本はいつの間にか商人の国であり、貧しい事は罪なのだ。 そういうわたしは精勤とは対極で、労働を嫌い、儲けるという考え方が好きではない。嫌いだ。ただ、貧困層といわれるところにあって、「自分は幸せ」と自分の価値観を振りかざすのも好きではない。嫌いだ。 社会が振りかざすもの、個人が振りかざすもの、全てに斜に構えていたい。自分も何かを振りかざすのだが、自分で振りかざしておきながら、振り捨てるのを理想とする。 振りかざさずにはいられないから、意図せず振りかざす。その人が生きているという事がその旗を振りかざす事に他ならない。どんな控えめな生き方であれ、生きているいる以上は振りかざしているのだ。 今日も商人の国日本では多くの販促の幟旗が振りかざされている。独自の価値観を持って多くの者は生き方を振りかざしている。 金融的な価値だけ円高という形で突出して、実態は国民一億総貧困へと傾いているのではないだろうか。大きく大きく傾いている。 そんな事を思いながらひげをあたっていると、洗面があまりに寒くて腹が痛くなり、下痢になってしまう。 結局下痢おちかよ!! 地球規模の気候変動ラニーニャ現象の影響でこの冬は大雪、豪雪となっている。ジェット気流の蛇行によって湾曲部に北極寒気が進入。それが日本列島と重なる時、豪雪になるという。 ラニーニャはスペイン語で女の子の意味。エルニーニョ(男の子=キリスト)現象の対義語として使われるようになった比較的新しい気象用語だそうな。 女の乱れが豪雪を呼ぶ。雪女現象とでもいうべきか・・・・・ 冬将軍よりはるかにおそろしきは雪女。女は怖ろしいね・・・・・ そんな女の国の物語「エリュシオン」が面白い。幻冬舎コミックスからの俗に言う少女マンガの一つだが、なかなかこれは面白い。やっと最近四巻目が出たところだ。 真におそろしきは女か神か?預言者の血をひく異民族の少女が見る歴史の喜悲を、我らも読者として共に見よう!! そんな最近・・・・・・
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