|
ある日、かつて剣術の弟子だった横浜の豪商、平沼専蔵が鉄舟のもとに遊びにきた。
専蔵はいう
「先生、私はいままで世渡りをしてきて、
剣術の駆引きも、商売の呼吸も、同じことだとわかりました。
私がここまで漕ぎつけたのは、先生に教えていただいた剣術のおかげでございますよ。
手前がはじめて舶来物を仕入れたとき、元手はわずか五百両で、それも長い間の苦労のあげく貯めた金でござんした。
運試しで仕入れた品が下向きと聞いて、急いで売ろうとすると、
弱みにつけこんだ仲間が叩くので、捨てばちになって放っておくと、
こんどは仲間が元値の一割高で買おうといって参りました。
そうなれば強気になり、売らずにいると一割五分高で買おうと言って参ります。」
「それで売ったのか」
「いえ、欲に目が眩み強気でいるうちに、相場が崩れ、とうとう二割あまりも損をいたしました。
私は損をして、はじめて商内の呼吸というものがわかりました。
儲けようと思えば心はたかぶり焦ります。損をしたくないと思えば身が縮まります。
つまるところ、損得を頭におくようでは、大きな商内はできぬ、と覚ったのです。
そこで先生に教わった道歌(柳生石舟斎の口伝)を思いだしました。
『切りむすぶ太刀の下こそ地獄なれ、身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ』
という歌のとおり、以後は是非損得を考えず、
あくまで初志をつらぬいて、思いきってやりぬくことといたしました。
そのため幾度か大失敗もいたしましたが、ようやく今の身代になれたのでございます」
鉄舟は専蔵の言葉に落雷にうたれたような衝撃をうけ、文久三年より十七年間の迷いが一気に醒めた気がした。
心気を統一すること五日「天地の間に一物もなき」心境に達し、傍らの木太刀を取りかまえてみて心を躍らせた。
十七年間、剣を構えれば必ず前面に山のようにあらわれ動かなかった浅利又七郎の幻影が消えうせていたのである。(津本陽 『山岡鉄舟』より)
相場戦略研究所 http://kaz1910032-hp.hp.infoseek.co.jp/
|
兄貴は良い事書くな
私は商品をやっているんですが出来高がへって駄目ですね
鞘取り不能になってますな
兄貴は商品辞めました?
2008/5/12(月) 午後 10:57 [ mic*a92* ]
自分の手仕舞い注文で大きく値が飛んでしまいます。
サヤ取りで玉を重ねると危険です。
商品はやめました。
管理人
2008/5/15(木) 午前 8:22 [ nihonsenryaku ]
私も商品は辞めました、今後は株の銘柄限定でのリズム取りをやっていこうとおもっています。
どうもFAIのように人のやり方に左右されるのは、難しいかなと考えてしまいます。
総長はリズム取りはもうやっていませんか?
実行者は少ないんですかね?
2008/6/8(日) 午前 9:23 [ うあ〜 ]
現在、リズム取りはやっていませんが、
自分の性格にあった銘柄を手がけ、幸いにして、手が合って利益を捻り出しているときの快感は堪えられないものがあります。
リズム取りこそ相場の醍醐味といえるのではないでしょうか。
しかし、その好調は永続するものではありません。
結局、手が合っている時、稼げるうちに、稼いでおくしかないでしょう。
管理人
2008/6/13(金) 午後 8:31 [ nihonsenryaku ]