相場戦略研究所

人生の裏街道をひそと歩んでいる職業相場師の独り言

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コストダウンはツナギを利用した“うねり取り”の一種である。
林輝太郎先生の商品相場必勝ノートp217〜224に商品相場のツナギを利用した“うねり取り”のやり方が紹介されている。

うねり取りと呼ばれる売買形式は3ヶ月ないし6ヶ月の価格の変動をツナギ売買を活用して継続的に泳いでいく売買方式である。
普通の売買のように手仕舞いして区切りをつけて建玉なしにするのではなく、本玉に対してツナギ玉を建てる。

紹介されている商品相場のツナギを利用した“うねり取り”においては、
下げ相場になったら、買いの本玉を分割して天井近辺で利食い手仕舞いしていき、売りツナギ玉を残すことによって、ゆるやかにドテンする。

さらに相場が下げて底近辺になったら、売り玉に対して買いのツナギ玉を建てて行き、分割で売り玉を利食い手仕舞いして、買いツナギ玉を残して上げ相場を取る本玉とする。

商品相場のツナギを利用した“うねり取り”はツナギ玉を本玉に性質変化させることを繰り返す芸術的職人芸で相場のうねりを泳いでいく。

これに比べると株のコストダウンは簡単で、天井近辺で『ツナギ売り−現物買い』の両建てポジションを作ってツナギ玉に利益を温存し、「確保した利益を失うことはない」という「大いなる安心感」をもって相場を眺めていればよい。

下げ相場になったら底近辺と思われるところで、分割して売りツナギ玉を利食い手仕舞いして現物の買い玉を残す。
売り玉を全て手仕舞ったら一仕事完了で、現物株のコストは利益の分だけ下がっていく。

次の上げ相場は休みの期間であり、天井近辺の高値でツナギ売りをするチャンスを配当金をもらいながら、のんびり待つことになる。

うねり取りのようにドテンする高度な技術は必要はなく、売りツナギの片玉分だけ確実に取ればよいのである。

上記“うねり取り”のようにドテンした場合は、安値で多くの枚数を買い直すのはなかなか難しいが、コストダウンの場合は手元に市場価格より低コストの大量の現物株が残るから、少なくとも高値づかみで失敗する危険はない。

コストダウンは手持ち現物株数に比例して、多くの売り玉を建てることになるが、それはツナギの玉だから心理的圧力はゼロに近い。
そして、多くの玉を重ねているから成功すれば利益も大きい。

心理的負担が少なく気が楽だと、凡人でも相場の動きが多少は見えるから成功率が高くなる。

コストダウンは『売りの片玉分だけ確実に取る』有利な“うねり取り”なのである。

☆うねり取りのツナギ売り
 うねり取りのプロは、ここはツナギ売りができるなという時は、腰を据えてツナギ売りに取り組み大きな利益を上げる。
「年末年始効果」「5月連休前後効果」という期節周期を利用するのである。
 「年末年始効果」を利用して12月、1月から買い、
「5月連休前後効果」を利用して連休前後にツナギ売りを行い、
その後の下げ相場を取ると、このたった一回の上げ下げの往復だけで1年か2年の生活費が稼げる。(売りのテクニックp190)



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