反日勢力を斬る(2)

反日マスメディアに騙された国民は民主党政権を選んだが裏切られた。日本を崩壊から救う真の保守政党が生まれるまで反日勢力を斬る!

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2012年2月23日

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屋山太郎の流す害毒

民主党を推挙して失敗、今度は維新の会か
 
屋山太郎という政治評論家がいる。
テレビ朝日の「たけしのTVタックル」に録画出演して、情けない日本の政党や政治家を良く言えばバッサリと斬り、悪く言えば悪口雑言でコキ降ろしている老人である。 
Ponkoが決して忘れないのは、この男がB層に取り込んで民主党に政権交代させた重罪犯の一人であるという事である。
政治主導で官僚制度をぶっ壊すという民主党のマニフェスト(これもある意味矛盾したマニフェストではあるが)に痛く共感し、民主党に投票せよと旗を振った男の一人だからである。
 
ところが、民主党政権になって、その無定見、無能力、誤謬、迷走などなどのていたらくは目も当てられないほどだと誰しも分かってしまった。
すると、この男は己が民主党に加勢した事を忘れたかのように、手の平を返して民主党批判を始めたのはご存じのとおりである。
本来ならば、無能な政権を国民に選ばせた責任を取って筆を折るとか、頭を丸めるとか、お遍路に出るとかすべきであるのに。
 
そして今度は、事もあろうに今日の産経新聞のコラム「正論」で橋下徹大阪市長を・・・
 
「本物の政治家が誕生したと私はみる」
 
と絶賛している。
そのタイトルは「橋本の突破力は小沢氏の対局」である。
ここでPonkoは屋山太郎氏の手法を読み取った。
つまり、彼はある政党や政治家を強く推奨する場合に、必ず否定する対極を示すことである。
自民党は悪い、民主党は良い。小沢は悪い、橋下は良いと。
敵を作り攻撃することで自己の存在をアピールする橋下氏と同様にB層にとっとては極めて分かりやすい手法である。
 
屋山氏は「自治労、日教組を押え込め」と橋下氏を絶賛している。
保守派にとっては、自治労や日教組と戦う彼の姿がたまらないようだが、Ponkoはいつもあの「日教組を潰せ」といって辞職・落選した中山成彬元文科相を思い出すのである。
あの時のマスメディアの冷淡な対応を忘れない。中山氏をある意味、基地外扱いにした。
国民も彼を冷酷に見捨てた。
そうしたら、屋山氏もこの「正論」の中で・・・
 
「自民党政権時代、中山成彬文科相は『日教組を潰せ』と叫んで、辞職を余儀なくされた。組合は憲法で保護されているから、確かに、潰すわけにはいかないのである」
 
と述べている。
同じ事を叫んで中山氏は疎まれ、橋下氏には快哉と言う世の中は一体どうなっているのか。
それは政治評論家なりマスメディアなりが一定の価値観で物を申すのではなくて、己のインタレスト(興味、利益)の規範で物を申しているからである。
 
さて今日の産経新聞は一面で渡部恒三民主党最高顧問が「国益が第一」「国家再興に与野党なし」と駄文を寄せている。
日本の国益をとことん失わせ、震災復興もままならず、震災直後、自民党が提案した復興庁の創設を震災後一年も経ってようやく立ち上げた民主党政の責任者がよくもこんなことが言えたものだ。
しかも、与野党協力しろと?
自民党は震災直後から休戦を宣言し、その豊富な政治体験(神戸大震災を含む)に基づいて民主党に協力して多くの支援法を成立させた。
民主党はそのほとんどを丸呑みしたのである。
与野党協力せよとは反日メディアが毎日の様に連呼し、民主党もそれに悪乗りして、協力しない自民党を悪者にしてイメージダウンを図っている。
B層は民主党もダメだが自民党もダメだ、既成政党はダメだ、新党だと世論誘導されている。
しかし、屋山太郎氏のように新勢力のあざとさに惑わされ、(いや彼の場合は責任転嫁と自己保身のために)同じ過ちを繰り返すことは目に見えている。
 
佐伯啓思氏のいう「敗戦後体制」「敗戦後民主主義」がいよいよ国を滅ぼす時期に来ているのではないか。
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「大阪都」の反乱を許すな

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雑誌「表現者」3月号の特集は「『大阪都』の反乱を許すな」の特集号で、その名の通り橋下維新の会の批判特集である。
大の大人が、地方の一市長のために雑誌の特集号で一斉に批判するというのはある意味異常である。
そんなに異常な事がまかり通るほど、橋下氏は恐ろしい男なのか。
いや、恐ろしいのは橋下氏自身よりも、それに煽動される愚かな国民なのか。
持て囃すマスメディアなのか。

いずれにしても、してやったりと橋下氏はひそかにほくそ笑んでいることだろう。
橋下氏一流の戦術にはまってしまったのではないか。
船中八策はまだ素案であるとは言うものの、大方の輪郭は示されている。
論者が様々な視点から論評を加えるのは決して無駄ではない。

本書には橋下氏氏個人の資質や個性だけでなく、それを生んだ時代的・社会的背景に言及する論者も多い。
 
独裁は民主主義から生み出される
大阪の橋下現象は、今日の日本の民主政治の帰結である。
大衆は「独裁」を求めている。
しかし、「独裁」が許されるのはプラトンの言う「哲学者」だけである
(佐伯啓思)
 
佐伯啓志氏が産経新聞で橋下政治の危うさを指摘していることは過去の記事でご紹介したが、「新潮45」でも連載コラム記事「反・幸福論」で「『橋下現象』のイヤな感じ」と題して書いている。
本誌でも・・・
 
「大衆化した社会において民主主義を無条件に推し進めると政治は行き詰まる。それを打開するために独裁が出現する」
 
こう断言したのは今から何千年も前のギリシャの哲学者プラトンだそうである。
若気の至りで青年時代にプラトンやソクラテスの書物を読んで哲学的な瞑想に耽った時代があったが、プラトンがそんな事を言っていたとは知らなんだ。
 
「政治的な停滞や大衆の不満は構造改革の帰結であり、捉え方によっては日本を越えたグローバルなものだ。官僚機構や行政機構の改革はそれなりに必要だとしても、そこに問題の中心があるのではない。とすれば、公務員、既得権益、官僚機構を「敵」に指定して、対象の不満を掬い上げるという独裁はいかにも危ない」
 
という意味の事を佐伯氏は言っている。
 
「大衆の圧倒的な歓呼をもって迎えられる独裁者こそは「哲学者」からはもっとも遠い『煽動家(デマゴーグ)』と見ておかなければなるまい」
 
と結語している。
いかにも「自由と民主主義をもうやめる」の著者らしい。

大阪維新と批判精神(中野剛志)
 
TPP反対論者の中野氏はTPP賛成論者の橋下氏をどのように評価しているのだろうか。
中野氏は完全に橋下氏をバカにしている。
彼は大阪維新にも橋下氏にも関心は無かった。
 
「橋下氏は、討論会やテレビで相手を罵倒したり、Teitterで人の悪口を垂れ流したりしているとのことで、普通の感覚なら、そんな下品さに付き合ってはいられない」
 
しかし本誌のテーマが「大阪維新」だったので小林秀雄の「ヒットラーと悪魔」を読み返して、「大阪維新」に高を括っていた自分の認識の甘さを思い知らされたと言う。
小林秀雄の著書を随所に引用しているが、それはヒットラーというよりも橋下氏の事を言っているのではないかと思わせて、唖然とする。
 
「橋下氏が掲げる『大阪都構想』を、その中身が空疎であるとか、意味が不明であるとかの批判は、的外れである。なぜなら、彼も『大阪都構想』の意味には興味が無いからだ。彼の興味は、ヒットラー同様、大衆を動員するプロパガンダの力にある」
 
と突き放している。
橋下氏は中野氏に公開討論を呼びかけていると言う。
期待しているブロガーも居るようだが、「橋下氏の下品さ」に耐えてTPPの是非だけに絞って議論してもらいたいものだ(つづく)。
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