【日本再生への道】-藤沢一郎

- ”事故・不祥事・法制度”等で、問題点の指摘・提言できるところがあれば投稿します

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イージス艦情報漏えい_初公判_情報セキュリティ_全く弱し_素人考 7/11/2008

参照;
■貼り付けチャート(x2)
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■下記 Web新聞
”メモリー紛失_陸自隊員_情報セキュリティ_全く弱し_素人考” 7/03/2008

海上自衛隊で、最高の機密情報「イージス艦情報」を漏洩・拡散させたとして、7/10/2008横浜地裁で初公判が開かれたとのこと。

★検察主張:「特防秘の取扱者」でない同僚に情報を渡せば、秘密保護法が情報漏出禁止
対象とする「他人」に漏らしたことにあたる。

★被告主張:無罪。仕事に必要があった。

「特防秘の取扱者」とされながら、立場も分からずに安易に同僚に特別防衛秘密を含む”CD"を渡したために、あちこちに機密情報が拡散してしまいました。
 *機密情報を取り扱う資格もなく,情報セキュリティを正しく理解できてませんから、、車の無免許運転のごとく何が起こるか分かりません。
 ⇒ ”CD"をコピーする/コピーできてしまう等とんでもないことです。 

情報セキュリティの観点から、”情報”とはその情報がないと業務を遂行できないと判断された場合に初めて開示されるべきものである。
 *同僚と言えどもこれに当てはまらなければ”他人”扱いである。
 *同じ課の人間でも、業務に関係なければその情報にアクセスさせません。

しかしながら、いくつかの新聞記事を見ても、どうも”最高の機密情報”とされながらそれに相応しい情報管理が全くされてないようです。
すなわち、決して情報が漏出しないよう”人・情報”に対して厳格な”情報管理”が抜け落ちてしまってます。 
 一個人が”最高の機密情報”を保持し、その情報管理をするのは余りに危険で、余りに重い責任を負うことになります。(人事異動があれば行方不明になるのは必然か?)

【提言】
”最高の機密情報”は、一個人が管理するのではなく、情報管理部門で個々の情報・人の管理(書類・メディアの登録/貸し出し/返却/閲覧記録/人の登録/棚卸/発行元との情報交換/廃棄/登録抹消等)をしっかり行う、、決して紛失とか複製・複写されないように。

一個人に危ない情報を持たせるのではなく、情報管理部門(例:レコード・センター)から貸し出しを受けるような仕組み作りが必要です。

レコード・センターは、その情報(書類/メディア)がどこにあり、誰がいつまで借用しているか常に把握します。
 <書類/メディアが”発行元(=オーナー)”から貸与され、管理を任されているような位置づけとする>

現行の仕組みでは再発は免れないものとして、警告を発する意味で、このように投稿させていただきました。

****
追記)
1.情報には安全な場所はありません。おいしい情報は常に狙われています。
  情報の管理・人の管理ともに面倒な手続きだと不平が出るぐらいでないと情報セキュリティは
確保できません。
何と言っても国家機密を扱っている分けですから。

2.これだけのネット社会になると、一旦外に情報が出ると一瞬にして拡散してしまいます。
  厄介なことにその情報は回収できません。
”最高の機密情報”(書類/メディア)にはコピープロテクトが必須です、、発行元の責任で。

  情報セキュリティの強化が日々求めれるこの頃となっています、、窮屈ですが。 
イメージ 1

イメージ 2

*** Web新聞 毎日**************************
<イージス艦情報漏えい>裁かれるずさん管理…3佐無罪主張
7月10日12時44分配信 毎日新聞

 日米同盟にも影を落とした特異な事件の裁判が始まった。横浜地裁で10日開かれた海上自衛隊イージス艦情報漏えい事件の初公判。海自の情報管理のずさんさも法廷で問われることになる。「最高機密」が約40人もの自衛官の間を転々としながら、ただ一人、日米秘密保護法違反罪で起訴された3等海佐、松内純隆被告(34)は無罪を主張した。【池田知広、鈴木一生】

 松内被告は午前10時10分ごろ、黒いスーツ姿で入廷し、傍聴席を見ず、足早に被告人席に着席した。証言台では、裁判官を見据えるように起訴状朗読に聴き入った。

 特防秘の取扱者だった松内被告。上司の許可を得て、米国研修を共に受けた第1術科学校教官(当時)の3佐に隊内郵便で送ったCDに特防秘とされるファイルが含まれていた。

 この郵送が「漏えい」に当たるのか。初公判で弁護、検察側双方が冒頭陳述し、全面対決の構図となった。

 弁護側は「隊内で上位にあった教官がさらにコピーさせるとは予期していなかった。海自内で拡散させたのは教官らで、被告は関与していない」と主張。一方、検察側は「教官には特防秘を取り扱う権限がないことを認識しながら、研修で世話になっていたことから送付を決意した」と批判した。

 公判の行方とは別に、問題のファイルは教官以降、独り歩きを始めた。私物ハードディスク、公用パソコン、USBメモリー……。教育目的で渡した隊員もいれば、動画や画像のついでにコピーされたケースも。防衛省は今年3月、38人が無許可コピーしていたとして、上司らを含め計58人を処分。私有パソコンの持ち込み全面禁止など再発防止に追われた。

 米国が提供したイージス艦情報の漏えいは外交問題に発展し、07年4月の日米防衛首脳会議で日本側は米側に陳謝。石破茂防衛相は同12月、松内被告逮捕後の会見で「日米同盟の根幹にかかわる問題で、極めて残念」と漏らした。

 ◆イージス艦情報漏えい事件の経過◆

07年1月20日 海上自衛隊第1護衛隊群(横須賀市)2曹の中国人妻を入管難民法違反容疑で逮捕。
         神奈川県警が2曹宅からイージス艦情報入りファイルを押収
  4月13日 横須賀地方隊の3曹宅を神奈川県警と海自警務隊が日米秘密保護法違反容疑で家宅捜索
  5月19日 海自第1術科学校でもイージス艦情報流出が判明し、家宅捜索
  6月 5日 岩国航空基地(山口県岩国市)と舞鶴教育隊(京都府舞鶴市)など2曹に情報を
        渡した海士長らの関係先を家宅捜索
  8月28日 プログラム業務隊の松内純隆3佐宅や第1術科学校元教官の1尉の勤務先だった
        護衛艦「しまかぜ」などを家宅捜索
  12月13日 松内3佐を同容疑で逮捕
  12月25日 松内容疑者からイージス艦情報入りCDを受け取った3佐ら4人を
         この日までに書類送検
  12月28日 松内容疑者を日米秘密保護法違反罪で起訴
08年1月11日 書類送検された4人を起訴猶予処分
   3月21日 防衛省が58人を処分

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