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砂漠の奇跡か、バブルの塔か=ドバイ超高層ビル、4日に落成式
2010年1月3日(日)18:03
【カイロ時事】アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで4日、世界一の超高層ビル「ブルジュ・ドバイ」の落成式が行われる。台湾の超高層ビル「台北101」(509メートル)を大きく抜いて約820メートルに達し、文句なしの世界一。ドバイは昨年11月、政府系企業の債務延期要請で信用不安に見舞われており、落成で沈滞ムードを払しょくしたい考えだ。
現地からの報道によると、ビルは160階建てで、1044戸のアパートや事務所、ホテル、飲食店などが入居。124階には展望スペースが設けられ、観光名所としても人気を呼びそうだ。手掛けた不動産開発会社エマール・プロパティーズは、話題性を持たせるため、正確な高さを公表していない。
建設は2004年に始まり、韓国のサムスン建設やUAE企業などが施工。設計関係者はAFP通信に、当初は「台北101」を若干抜く程度の高さを想定していたが、エマール社がたびたび高さを増すよう要請してきたとの内輪話を明かしている。
ただ、08年の金融危機後、経営が悪化したドバイの不動産開発会社ナキールは、別の高さ1000メートルを超える超高層ビルの建設計画を凍結した。「ブルジュ・ドバイ」は、砂漠の奇跡とも称賛されたドバイ経済繁栄の終えんを象徴する「バブルの塔」ともなりかねない。
[時事通信社]
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