マーケットイン?プロダクトアウト?
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NPMに関連する本を読んでいます。 NPMのコンセプトに「顧客志向(customers-oriented)」「成果志向(results-oriented)」というものがある。 「顧客志向」は,市民と政府(中央政府だけでない,行政サービスを行う主体)の関係について,公共サービス(商品)の需要者(顧客)と供給者(企業)という関係で捉え,良質な商品(サービス)の提供により顧客(市民)満足度を高めていこうという考え方です。 一方の「成果志向」とは,政府の政策について,その管理手法を「法規/規則による管理」から「目標/成果による管理」に転換し,その進捗・達成をあらかじめ合意された数量的指標によって評価しながら推進していくという考え方です。 で。 ここで気になるのは「顧客志向」について。 企業であれば売り上げを伸ばすために,顧客の嗜好をつかんで,それに対応した商品の開発・サービスの提供をしていくことは自然だとおもいます。市場にあわせるマーケットインの考え方ですね。 ですが,公共の利益や福祉をになう政府はそれだけでよいのでしょうか? 「顧客志向」が行き過ぎ,「大衆迎合」になってしまう恐れも感じます。 行き過ぎたかのような個人主義が横行している最近の世の中では,顧客の判断は必ずしも正しいと言えない気がします。 しばしば守旧的・批判的に用いられてしまいますが「プロダクトアウト」もやはり必要なのではないでしょうか?もちろんそれが,利権につながってはいけませんが。 といっても,「じゃあどうすれば?」っていうのは,わたしの中でも固まっていないのですが。
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