医療崩壊

北里大学名誉教授が現状の医療制度を憂いて発信。同じ所懐の方々とディスカッションの場を広げるために。

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ヒポクラテスの誓い

「私は、たとえ脅迫の下であっても、人権や市民の自由を侵害するために私の医学的知識を使用しない。」 これが誓いの最後の条項である。 だが、これはいったいどういう状況を想定しているのだろうか。 わかりやすいのはアウスシュビッツであろう。 だが、あれはあまりにも特殊な事態である。 ジュネーブ宣言を作るに当たっての解釈文があるかどうか探してみる必 ...すべて表示すべて表示

さてこの「私は、人命を最大限尊重し続ける」が意外に難物である。 一つには臓器移植に絡んで、脳死の扱いが議論の対象となり、生と死の線引きを人為的に行わざるを得なくなったことがある。 今ひとつ、最大限という表現をどう捉えるか、ここでそもそも医療とはなにか、医師一人一人の哲学あるいは信仰が問われるからである。

性的指向?

2008/5/10(土) 午後 8:53

「私は、年齢、疾患や障害、信条、民族的起源、性別、国籍、所属政治団体、人種、性的指向、社会的地位、その他いかなる他の要因の斟酌であっても、私の職務と私の患者との間に干渉することを許さない。」 この条文の内容に関しては、幸いあまりディレンマを感じたことはない。 ただ、性的指向という文言が入ったのは、その事情は分かるが医療を行ううえでどういう意味合いがあ ...すべて表示すべて表示



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