新コーナー 『データから読み解く競馬』です。
ここでは、その週に行われる注目レースをデータ面から分析して行きたいと思います。
今週の注目レースは、当然のことながら 『GⅠ・宝塚記念』。
下馬評では4歳馬有利とされていますが、果たしてデータ面からはどのような結論が出るのでしょうか?
それでは新コーナーの始まりです♪
●重賞実績が必須●
過去10年、20頭の連対馬はこのレースまでに全て重賞を勝っている。また3着馬までに対象を広げても、ローエングリンを除いて全ての馬が重賞勝ちを経験しているなど、重賞を勝っていない馬は基本無視して良いレース。唯一の例外であるローエングリンにしても、当時は3歳での挑戦で重賞経験自体が少なく致し方ない面はあった。実際その後は重賞を4勝し、フランスのムーラン・ド・ロンシャン賞では2着になるなど実力はGⅠ級だった。そのことから考えても実績の無い馬が一世一代の激走を見せるということは、このレースに限っては皆無と考えて良い。
●前走馬券圏外から巻き返した馬は僅かに5頭●
過去10年、全30頭の馬券対象馬の中で前走4着以下から巻き返した馬は僅かに5頭。しかもその内4頭は前走が天皇賞(春)や安田記念といったGⅠ。残り1頭もGⅡ・金鯱賞と、レベルの高いレースから連戦している馬しか馬券に絡めていない。基本的には前走3着以内と勢いのある馬を中心に考え、そこに何頭か加えるとしても前述の3レースを経た馬だけを加えたい。
●充実期を迎えた4歳馬が主力●
過去10年で6頭の勝ち馬を出している4歳馬。2着馬も4頭と連対馬の半数を占めており、この時期に充実期を迎えることが多いサラブレッドの特徴に沿った実績を残している。次に6頭の連対馬を出している5歳馬がこの後に続き、6歳以降の馬たちは大きく成績が落ち込んでしまっている。4・5歳馬で連対馬の4分の3以上を占めているデータからも、基本はこの2世代を中心に考えると良いだろう。
●1番人気は信用できる●
過去10年で馬券圏内(3着以内)に入った1番人気馬は7頭。基本的に1番人気馬は信用して良いレースだ。馬券圏内に入れなかった3頭も、ダービーを勝った勢いで参戦してきた3歳時のウオッカや、ここが前年の有馬記念以来の休み明けだったシンボリクリスエス。衰えが見え始めていたタップダンスシチーと、後から考えれば敗因が明白だった馬ばかり(タップダンスシチーは微妙だが)。常識的に減点材料が少ない1番人気馬は信用して良いと思われる。
●まとめ●
前評判どおり、4歳馬中心の宝塚記念になりそうですね。その中でも恐らく1番人気に推されるであろうルーラーシップは、データ的にも不動の軸馬と言える存在。同馬を軸に馬券検討を進めるのが、賢い馬券の買い方と言えそうです。
これ続く存在がダービー馬エイシンフラッシュ。データ的にも減点材料が無く馬自身も絶好調といえる状態の今回は、間違いなく中心的存在の1頭と言えるでしょう。唯一の不安は主戦の内田博幸騎手が怪我の為に乗れないこと。代打がGⅠでは勝負強いアンカツさんですので、多分大丈夫だとは思いますけど・・・(ちょっと不安)
女王ブエナビスタもデータ的には争覇圏内の1頭。最終追い切りの動きからも、正直出来には?マークが付きますが、そこを除けば勝ち負けは必至の存在。この馬が大崩れするところは見たくないですし、僕の心配が杞憂に終わることを期待していますが・・・。
トゥザグローリーとローズキングダムの2頭は、前走の大敗がデータ的に大きな減点材料に。しかし巻き返しの例も見られる春の天皇賞での敗北ですから、まだまだ見限れない存在であることは間違いなく・・・。実力的には勝ってもおかしくない2頭だけに、しっかりと馬券は押さえたいところですね。
最後にデータから印を付けると以下のようになります。
◎ルーラーシップ○エイシンフラッシュ▲ブエナビスタ△アーネストリー△ローズキングダム△トゥザグローリー
以上のようになりましたが、皆さんの見解は如何ですか?
僕はこの印をベースに、最終的な予想を組み立てていきたいと思っています。
好メンバーが集い、いよいよ決戦の時が間近に迫った宝塚記念。
このレースを迎えると思い出すのが、あの名アナウンサーのこのフレーズです。
『あなたの、そして私の夢が走っています』
今回の宝塚記念、あなたの夢は何ですか?
私の夢はもちろん・・・。
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