奈良の日々

『住み込み観光客』だった日々。奈良に住んだ2006〜2008年の記事が中心ですので、あまり新しい情報ではありません。

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2008年3月1日

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東大寺修二会・・・『大中臣祓(天狗寄せ)』

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錬行衆が戒壇院別火坊を出て、二月堂参籠宿所へ入られました。
その時の様子はこちらです↓。
http://blogs.yahoo.co.jp/nonbay55/29730197.html






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しばらくすると錬行衆は、参籠宿所の下にある湯屋へ入っていきます。
皆さん入る前に、大きな布を受け取っていました。
おそらく沐浴だと思うのですが、詳しいことは分かりません。






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錬行衆の下駄。上堂で履く差懸とは別の、普段履きなのでしょうか。
それぞれちゃんと紋が入っています。







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18時くらいから、参籠宿所の食堂(じきどう)前にて、
「大中臣祓(おおなかとみのはらい)」が行われます。
別名「天狗寄せ」と呼ばれるこの儀式は、錬行衆を清めるためのもの。
「咒師(しゅし)」という役割の錬行衆が、御幣を持ち、
御祓いの言葉を黙って読みます。
神仏習合の色濃い修二会の中でも、それが端的に現れる行事です。
咒師は御祓いを始める前に、左肩に掛けている細い袈裟を右肩へと掛け替えます。
この間だけ、「僧侶」は「神職」になるのだそうです。

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御幣を振り、また文を読みという所作を何度か繰り返したのち、
数分で咒師は立ち上がり、右に伸びるように歩いて、
登廊の方へさっと去っていきます。
この時、そこで待っているほかの錬行衆に対し、御祓いをしているそうです。
この後童子によって綱の結界が張られ、「大中臣祓」は終了します。

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東大寺修二会・・・『錬行衆参籠宿所入り』

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東大寺『修二会』は、2月20日の「別火(べっか)入り」から始まっています。
(大導師と今年の新入二人は、15日に別火入りしたそうです。)
錬行衆は、2月中「戒壇院」内の「別火坊」にて本行のための準備をし、
2月最終日(今年のような閏年には29日)に二月堂下の「参籠宿所」へ入ります。
その参籠宿所入りを見てきました。




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修二会が始まると、火打石で付けられた火が用意され、
期間中はこれのみを使用して世間と火を別にすることから、
「別火」と呼ばれています。
20日からは「試別火(ころべっか)」と呼ばれますが、
26日(閏年は27日)からは「総別火(そうべっか)」と呼ばれ、
決められた時以外の私語禁止や座る場所の限定など、
修行の内容はいっそう厳しいものになっていきます。


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午前中にまとめられた錬行衆たちの荷物は、
『香燻』と言って一度お香で燻されたあと、参籠宿所へと運ばれていきます。
その後15時過ぎ、錬行衆たちは列を作って参籠宿所へと向かいます。






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「列の前を横切ったり、行く手に乗り出したりしないように。」
行列が通る前に東大寺の方から注意を受けました。
15時15分くらいだったでしょうか。
戒壇院北側の戒壇を錬行衆が降りてきました。





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列が進む間、この通りの車も通行止めになります。
奥山ドライブウェイの入り口があるので、案外交通量が多いのですね。
錬行衆の中に東大寺幼稚園の園長先生がいらっしゃるようで、
園児達の熱い声援、黄色い歓声を受けてらっしゃいました。





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大仏殿前を通過する列。
お堂や石仏などに、手を合わせたり礼をしたり、
きちんと挨拶をして通っていかれます。






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二月堂への裏参道をずっと登っていかれます。
思っていたよりも列が速かったので、付いて行って写真を撮るのは、
思いのほかたいへんな作業でした。




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参籠宿所前では、過去に参籠を経験している方たち、
「娑婆古練(しゃばこれん)」の出迎えを受けます。
これから14日間の『修二会』本行が始まります。






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