2009Jユースカップ FC東京U18−三菱養和
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昨日、Jユース・サントリーカップ2回戦 東京U18x三菱養和SC が深川グランドで行われました。 2回戦とはいえ、関東1部1位の東京と2位の養和の東京王者を賭けた意地と意地のぶつかり合い。 非常に見応えのある面白い試合でした。 ホームラストゲーム、優勝候補同士ということもあって、会場には800人超の観衆がつめかけました。 またその中には、トップチームの城福監督、奥原コーチ、有馬コーチの姿もありました。 対する三菱養和は、いつもながら下部組織連合軍が大所帯で応援に来場して声援を送っていました。 注目はトップ昇格が決まっている3.DF阿部巧(3年)、6.平出涼(3年)、10.FW重松健太郎(3年)と、18.MF山崎直之(3年)のU-18日本代表組と目下大会得点王の14.FW三田尚央(3年)、U-17日本代表の17.DF廣木雄磨(2年)。 <FC東京> <三菱養和SC>※間違ってたらすみません −−−−−10重松−−9山口−−−− −−−−−−−−木村−−−−−−−− −11梅内−−−−−−−-14尚央−− −−田中−−−−−−−−−−田鍋−− −−−−18山崎−−8年森−−−−− −−−−−玉城−−− 加藤−−−−−− 3阿部−−26松藤−−6平出−−4廣木 −−−−−−−中垣内−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−− −早川−−櫻岡−−−−中村−大野− −−−−−−−-1崔-−−−−−−− −−−−−−−−原田−−−−−−−− 互いに力が拮抗した前半前半。FC東京のフォアチェックは、とにかく速い。その中心にはやはり年森。 養和自慢の中盤、加藤、玉城、中垣内のパスワークを厳しく寸断。 相手のパスコースを消して、中央もきっちりとブロックを作る。 養和の攻撃の起点となる長身木村に簡単にボールを入れさせない。 松藤の冴え渡る再三のインターセプトと、阿部巧の的確なフォロー。 2列目からの飛び出しには身体を張り、クロスを簡単に入れさせない。 ただし、守備の破綻はないものの、攻撃が上手く機能していない。 クリアボールが味方に繋がらず、ボールをつついて奪い合うような 激しい展開が長く続いた。 養和の木村がボールを簡単に落とすプレーが増え、これを短いパスを繋ぎながら スピードを緩めずに人数を掛けてくる分厚い攻めにラインが下がる東京。 次第にバタバタした展開に。しかしシュートは崔がガッチリキャッチ。 前半15分。 守備のミスから養和9木村のヘディングの落としを、26田鍋が拾ってプッシュ。 一瞬の隙を突かれて失点。0−1、養和にリードを許す。 キャプテンマークを巻いた年森が落ち着けとばかりに声を出して士気を高める。 びっくりしたのは、東京の選手達の声がすごく出るようになっていたこと。 崔と年森を筆頭に、梅内や重松もさかんに周りに声を出していました。 重松がボールを持つと、激しくスライディングが入る。 深川は相変わらず芝が良くないようで大きく芝がめくり上がる。 重松がハイボールに競ると背中へは容赦なく強烈なタックル。 背番号10は背中から相手に乗っかられてはうずくまり、何度も立ち上がった。 互いに切り替えが速く、攻守が激しく入れ替わる。 養和の人数を掛けるイケイケサッカーと、鋭いカウンターから執拗に裏を狙う東京。 中央は養和が支配。サイドは東京が押し気味か。 だんだん押し込まれてきて、両SBが下がってくるが、人数を掛けてこれを凌ぐ。 前半43分。 梅内からのクロスが相手DFのミスでから、こぼれ球に重松が反応。 重松は体勢が崩れながらも一旦浮かせて、そのまま素早くボレーシュート。 オフサイドライン気味にも見えたが、得点が認められる。 CK際まで後ろ向きに走ってチームメイトを呼び込んで輪を作る東京イレブン。 前半終了間際に同点に追いつき、1−1でハーフタイム。 後半5分。 パスカットした松藤からのフィードを梅内が受けて、逆サイドの重松へパス。 これを重松が受ける。右サイドにはドフリーの三田、しかし重松はパスを出さない。 それを見て相手DFが2人掛かりで潰しに来たところを足裏のフェイントで交わし、 さらにシュート体制からブロックに追いすがるDFをタイミングをずらして置き去りにして ポストにヒットしながらゴールへ収まるような痺れるようなシュート。 東京 2−1 養和。エースの個人技での逆転劇。 前半耐えてきた養和だが、厳しくマークして来たはずの重松にやられたことで こちらにもハッキリ解るくらいに養和のDFが意気消沈してしまう。 ここで倉さんの指示により山口を下がり目にして重松の1トップに。 4−2−3−1の布陣にしたことで、相手の3ボランチの底を押さえるのが狙い。 後半13分。 尚央が右サイドをドリブルで全速力で駈け上がる。速い速い。 この日もスピードある突破から相手を何度も縦に切り裂いた。 ペナへ入った瞬間に養和DFたまらずファール。これがPKに。 PKを蹴るのは、エース重松。 冷静にゴールの右上へ強めのシュートを放つ。 これで3−1と相手を突き放す。 大宮が一気に3枚替えの奇策に出る。 田中輝、登場。 ここから養和は高さからスピードへと攻撃の手段を変えてきた。 かなりサイドが押し込まれ、東京もロングボールが増える。 平出がファールで倒されるが、東京も時間稼ぎが目立つ。 と、あからさまに削られた重松が相手選手をにらみつけて立ち上がる。 そのまま詰め寄りそうになるところを、すかさず「健太郎!!」と駆け寄ってくる尚央、山崎、年森。 そして「ケンタロウ、落ち着け!」と叫ぶ瞬発力のある観客達。 これは当初は倉又監督の役目だったが、いつしか皆が身につけた技である。 重松が審判へ二言三言話しかけるとすかさず倉又さんから「ケンタロウ!」の声。 ここまで来ると、もはや歌舞伎の屋号の掛け声みたいに聞こえてくるから不思議だ。(笑) 「ヨッ、待ってました!!」 (とか言ってみたりして) 倉又さん退場されてはたまらないとばかりに 81分。重松に替えて、→24.前岡信吾。(FW) 83分。山崎に替えて、、→13.武藤嘉紀。(CBの前へ) 85分。巧が蹴ったCKから、梅内がキレイなヘッドを決めて4−1。 89分。山口に替えて 、→15.佐々木陽次。(左SH) あとは、ひたすらゴール前でボールを跳ね返します。 試合終了!意外なほどの大差でベスト8へと進出を決めました!! ラストは恒例となった角田のシャーで終了。 この日、重松はハットトリック。特に2点目のプレーは圧巻の一言です。 試合後にフリーの尚央は見えていたと言い、わざとパスを出さなかった事を明かしてました。 これだけレベルの高いチーム同士の試合でありながら、重松の存在感は凄かった。 その存在感はひたすら個で頑張るというたぐいのものではなくて、あくまでもチームプレーを ベースにしているところが素晴らしい。山口と尚央と梅内と4人で互いを生かしあうようなプレーが多く 見られたことが何より良かったです。 個人的には”松藤”の守備での活躍も素晴らしかったと思います。 この日の松藤の読みのDFは、目を見張るものがありました。 味方が1対1で抜かれそうになると、瞬時にマーカーを切り替えてフォローへ回ったり マーカーの相手の出方によって瞬時に対応を切り替えていくプレー判断の良さには、 思わず唸ってしまうものがたくさんありました。 最初のプレーが切り替えされた時でも、判断力の速さで完璧に押さえてましたね。 170cmながら、瞬時にコースに先にポジションを取り、ヘディングでも圧勝。 また、相変わらず冷静な守備が光る廣木、スピードとパワーで圧倒する阿部巧などなど 見所満載の楽しい試合となりました。 やっぱりこの大会は、選手が伸びていく様を見られたり、新たな発見があったりで楽しいです。 また、好敵手である養和のお陰で、とてもハイレベルな試合となりました。 時にこういう素晴らしい試合を見られるから、ユース観戦はやめられません。 この試合の裏で、ヴェルディが横河武蔵野を下し、街クラブチームが第2戦で姿を消した。 終わってみれば、出そろったベスト8の全てが、予選グループを1位通過したチームで締めた。 大竹や椋原のように、もっともっと良い経験をして貰いたいと思います。 次の試合は12/20(日)準々決勝。相手は名古屋ユース。 準決勝12/23(祝・水)、決勝12/27(日)へと目が離せない。 ![]() にほんブログ村 サッカーブログ FC東京へ(文字をクリック) FC東京 4 - 1 三菱養和 (12月13日(日)11:01KICK OFF/800人)
得点者:15'田鍋 陵太(養和)、43'重松 健太郎(F東京)、50'重松 健太郎(F東京)、58'重松 健太郎(F東京)、85'梅内 和磨(F東京)、 |


