★監督:フォン・シャオガン
★出演:チャン・ツィイー、ダニエル・ウー、グォ・ヨウ、ジョウ・シュン 他
ストーリー
ストーリー:実の兄を殺して王位を奪い、甥にあたる皇太子ウールアン(ダニエル・ウー)をも抹殺しようとしていた新皇帝リー(グォ・ヨウ)。皇帝を殺された王妃ワン(チャン・ツィイー)は、密かに想いを寄せていた義理の息子である皇太子を守るため、リーとの結婚に同意する。憎き男に抱かれながら、復しゅうを胸に秘めたワンは……。(シネマトゥデイより)
感想
アジアの宝石チャン・ツィイー主演の「愛」と「欲望」に満ちた復讐劇の映画。
時代は古代中国の五代十国時代の宮廷。こんな時代あったのかな?とか考えてしまいますが豪華絢爛な衣装、映像の美しさに観客は見入ってしまうのではないでしょうか。
実の兄を殺して王位を奪い、甥にあたる皇太子ウールアンをも抹殺しようとしていた新皇帝リー。
暴君であったけど最後まで王妃ワンを愛し続けた姿には心打たれるものがあった。
皇太子の許嫁チンニーも先の皇帝亡き後、婚約の破棄を命じられるが皇太子ウールアンを一途に想い続けた姿にも心打たれるものがあった。
王妃ワンと皇太子ウールアンはお互い愛していたのだろう。
ウールアンは先帝とワンが結婚した時、ワンへの想いを断ち切る為、呉越の地に隠遁し、歌と踊りの世界にのめり込むが、父の死去の知らせを聞き宮廷の戻り父の仇討ちをするが、ラストで王妃を「ワン」と呼ぶシーンでどうしても諦めきれなかったと分かるし、王妃ワンも皇帝リーがウールアンを暗殺しようと企てるも、裏でウールアンを守る姿から読み取れるしウールアンが亡くなった時の行動でもウールアンへの想いが分かる。
主演のチャン・ツィイーは実にこの王妃ワンを演じきっていたと思う。「SAYURI」の時のワンシーンに町の若者を目で殺す(惚れさせる)シーンがあるが、この映画でも実に色んな「顔」を持っていた。
また、ダニエル・ウーも劇中「最高の演技は自分の顔を面に変えること」と言ってるが、彼の場合は面を付ける事により自分の「顔(心情)」を知られる事がなく演技ができたのだと思う。
ラストには賛否両論あるが自分はあれで良かったと思う。
いつの時代にも争いはあるのだから犯人が誰だか分かったところでどうしようもないと思うのだが。
Roots的おすすめ度
★★★
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