「ノウブリ」と囁け!

おひさしぶりです(と記事をアップするたびに挨拶している・・たまにしか書かないから・・)

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川沿いに住む男の家のラジオから声がした。「もうすぐ洪水が来る。危険だから避難してください」
男は言った。「私は信心深い人間で日ごろから祈りを欠かさない。神はきっと助けてくださる」

やがて川は水かさを増し、町は水没した。
ボートが男の家に近づき、乗っていた男が大声で叫んだ。「そこは危険だ。これに乗れ」
家の男は叫んだ「私のことは必ず神が助けてくださる」

水かさはいよいよ増え、男は屋根の上に逃れた。
ヘリコプターが上空から舞い降り、スピーカーで呼びかけた。「あがって来い」
男は拒否して「神が助けてくださるから、助けは無用だ」

やがて男は死んだ。

男は、自分を裏切った神に恨みに抱きながら天国の門に足を踏み入れた。
男に神は言った。
「私は、ラジオの男とボートの男とヘリコプターの男をおまえに使わして私の言葉を伝えた。
 なのに今なぜお前はここにいるのだ?」
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜


ドラマ「ザ・ホワイトハウス」の中の挿話をうろ覚えで紹介します。

アメリカ大統領のスタッフたちの日常を描くドラマ。
(ほんとにこういうのが「日常」なのか?というツッコミは省略)
この回は、死刑囚に恩赦を与えるべきかを逡巡する大統領の姿がクライマックスになるエピソードです。

凶悪犯なのは明白ながら、貧困な生い立ちをもち、その貧困ゆえに充分な弁護を得られずに死刑判決をうけた男への恩赦を求めるスタッフ。そしてそれに反対するスタッフ・・。

自らは死刑制度に疑問を持つ大統領は、さまざまな信仰や信条をもつスタッフたちの意見を聞き、ローマ法王にまで相談します(このへんのスケールはでかいねぇ)が、結局、三権分立を犯してまで恩赦を強行する確信が得られず、釈然としないまま虚しく執行時刻を迎えます。

執行のその時刻、大統領は自室に、幼い頃から親しんだ神父を招き、苦しい胸のうちを吐露します。
「多くの人の意見を聞き、神に必死に「知恵を授けてください」と祈ったのに、自分にはいい知恵が浮かばなかった。神様は私の声を聞いてくださらない」と・・・。

そう不満を述べる大統領に、神父は「お前を見ていると【川沿いに住む男】という話を思い出す」と、上記の話を紹介して、やがて諭します。
「お前のスタッフたちやローマ法王を通じて、神はお前に言葉を伝えているのだ」。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜


 身の回りの人々の言葉の中に、大事な「神の言葉」があるのを、
 聞き逃さないように生きていきたい・・・。
心からそう思います・・。

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