ピアニスト☆保坂修平のブログ

6月17日、浅草じゃのめにて、リーダーライブ!

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Never let me go

数あるジャズ・バラードの中で、特別に光り輝くこの曲。
 
10年前ジャズを聴き始めてすぐ夢中になったビル・エヴァンスのソロ・アルバム「アローン」の中で、際立って長い一つのトラックがあった。14分に及ぶ長大な演奏。それがNever let me goだった。
 
エヴァンスのこの曲の演奏は不思議だ。
テーマを弾いてソロをとり、テーマに戻る。でも演奏をやめず、また新しいソロへと続けてしまう。
それを何度も繰り返す。こんなことは今までなかったはずだ。
エヴァンスの演奏って、いつもきっちりとした構成美を備えていて、それが彼の魅力なだけに、この曲の演奏は特異だ。あたかも何かに取りつかれて、演奏を辞めることができない、悪魔に魂を売ったために死ぬまでヴァイオリンを弾き続けたとある伝説の演奏家のように、あるいはジャンキーのように、繰り返し繰り返し新しいコーラスへ進んでいくエヴァンスの姿は、狂気をはらんでいた。
 
とにかくその演奏と、独特な荒っぽさに僕は夢中になった。
その後、キース・ジャレットのトリオの演奏や、古いナット・キング・コールの歌唱、シャーリー・ホーンの歌唱も素晴らしいと思ったが、ファースト・インプレッションの力は強い。僕の心はいつもエヴァンスへと戻っていく。
 
最近、友人の歌手の鹿島くんがこの曲をやろうと言ってくれて、しばらく忘れていたこの曲に再び心を向けたんだ。そういうわけで、今夜は、この歌詞を訳してみた。
 
******
 
私を離さないで
そしてもっともっと愛してほしい
もし別れてしまえば、人生は感覚をなくしてしまう
あなたがいなくなったら、私はどうなってしまうの?
あなたがいなくなったら、私の世界は消えてしまう
私を離さないで
あなたが行ってしまえば、私はすべてを失うから
一日は永遠に終わらない無限地獄
あなたがいなくなれば絶対にそうなるの
 
初めてあなたが私に触れた瞬間
世界はひっくり返ったの
恋の炎で、橋という橋は燃え落ちたの
私のこと離さないよね?
私のこと傷つけないよね?
離さないで
私のことを絶対に

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最近またナット・キングコールのクリスマスのCDを聴いていました。なんだか落ち着く歌声なんですよね。

「Never let me go」まだ聴いたことのない曲ですが、素敵な詞ですね。胸がキュンとしました☆ 削除

2011/11/29(火) 午後 11:43 [ Manna ]

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