ヴェローナ・ロマネスク 2
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サン・ジョバンニ・イン・ヴァッレ教会、続きです。 おばあさんに明かりをつけてもらって、クリプタに潜入! 地味ですが、とても美しいクリプタです。全体に白い色彩が、実に優美で、柱頭からヴォルトにつながるアーチには、特に惚れ惚れとしました。 明らかに後代のフレスコ画があるし、このリブ部分が色違いというのも、もしかしたら後代の装飾かとも思ったりもするのですが、漆喰の白と、円柱とおそろいの、ピンクと土の色の混ざった淡い色の組み合わせが、びっくりするくらいに印象的でした。 ただ、この淡い色は、このあたりで多用される凝灰岩みたいなんですよね。埋まっているときにはやわらかくて扱いやすくて、一度切り出して空気に触れると堅くなるという性質の石だったと思います。だから、こういう湾曲の加工もやりやすかったはず。とすると、中世のオリジナル装飾かな〜。 柱頭は、地味にこんなタイプ。 とってもきれいに修復されています。無装飾のキューブ型もありました。 このクリプタで最も重要とされているのが、祭壇として使われていたらしい石棺。 すごく細かい浅浮き彫りが、前面にも横の方にもびっしり。 この教会も、もともとは初期キリスト教時代の教会があったもので、クリプタ部分は、その当時の遺構となるようです。この石棺も初期キリスト教時代、4世紀のもの。下段に聖書のエピソード、上段には子供の姿や動物が寓話的に彫られているようです。人々の背景に彫られた柱頭の細かさは、なかなかのものです。初期キリスト教時代までは、それなりに技術も継承されたのですよねぇ。 ふたの部分には葬られた人のお姿、でしょうか。これは14世紀の作品のようです。 石棺も、長期間にわたって使いまわされていて、なんかエコっていうか、いかにも石の文化ですね。 向かいに、同じ時代の石棺がもうひとつあります。 こちらは大変すっきり、ローマ臭も強いデザインなので(特に、このなみなみモチーフ)、すっかりローマ時代のものと思っていました。人のフィギュアも、下手なんだけど、中世的なヘタウマな面白さはありません(つまり、わたし好みではないということです)。 どうですか、よいでしょう。朝一番で駆けつけた甲斐があります。 しつこく、もう一回続けちゃおうかな。 |
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2011/12/6(火) 午前 8:55 [ Witch House -ウィッチハウス- ]
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