サン・レオ3
|
サンタ・マリア・アッスンタ教会、続き。内部に入ります。 うわ〜。観光客が多くざわざわしていますが、それでも「うわ〜」、です。感動する本堂です。 なんというか、空気がプレロマネスク、まさに。 なんといったらいいのか、たぶんわたしの好きな中世ってこういう感じ。今、一方でアップしているブルゴーニュのロマネスクに比べると、本当にぜんぜんプリミティブで、芸術的には、ふんっ!みたいなレベルだったりするんですが、こういうロマネスク、って言うか、さらに進んでプレロマネスクって、すごく時間とか、その時々のぬくもりって言うか、そういうものを、より感じるんですよ。 こういう、明らかに過去の寄せ集めの柱頭を、無理やりはめ込んだ、つくりなんかが、どうにも好ましいわけです。たとえ、芸術的には、たいしたものじゃなくても。 フランスが嫌い、とか思われてしまっては困るのですが、というのは、まだほとんど実際に見ていないですから。でも、わたしが本当に好きなのは、たぶんロマネスク以前、ロンゴバルドとかの初期キリスト教美術なんだと思います。こういう場所に来ると、つくづく自分の好みを見せ付けられる気持ちになります。北部イタリアのロマネスクがすき、というのも、要は、ロマネスク以前の初期キリスト教美術とのつながりを感じるところが好きなんだと思います。 チボリオというエレメント、どうしても好きになれないということは、以前にも書いていると思うのですが、やっぱり好きになれないアイテム。でも、初期キリスト教美術界では、結構重要なアイテムではあるのですよね。 ここでも、相当に古いものですよ。装飾的にはとてもシンプルですが、彫られた碑文は相当に古いものなんです。 わたしは、後ろに見える、後陣の石積みのほうに気持ちが惹かれちゃうんですけどね。 この教会、クリプタもあります。かなり期待してもぐったのですが、とても修復されてしまっていて、ちょっと往年の雰囲気が失われていました。きれいですけれど、ちょっと残念。 |


